2019年 インディチャンプ

 

2019年11月17日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑤インディチャンプ 牡4 57 (池添謙一) 3番人気
2着=⑭ダノンプレミアム 牡4 57 (川田将雅) 1番人気
3着=⑦ペルシアンナイト 牡5 57 (O.マーフィー) 6番人気

タイム=1:33.0(良)
レース上がり3ハロン=34.2
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=3,200円
3連単=16,580円
 

レース回顧

 
内からグァンチャーレがハナを窺うも、マイスタイルがそれを制してレースの主導権を握った前半の流れ。ペース自体は早々に落ち着いて外からダノンプレミアムが早めに押し上げる形で先行策を取る位置取利。そのインベタにダノンキングリーが構え、ちょうど間の馬群内でインディチャンプがジッと我慢をしながら4コーナーへ入って行った。やはりダノンプレミアムが直線入り口で動いて行くと、それを見る様にして他馬も進出を開始。先に抜け出したダノンプレミアムに馬なりでインディチャンプが並んで行くと、後はGOサインを受けて一瞬の脚で突き放しゴールへ一目散に駆け抜けた。3着にペルシアンナイトが猛追し入線、ダノンキングリーは最内を突くものの伸び切れず5着に敗戦を喫している。インディチャンプはこれで春秋のマイルGⅠ連覇を達成。
 

2018年 ステルヴィオ

 

2018年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=①ステルヴィオ 牡3 56 (W.ビュイック) 5番人気
2着=②ペルシアンナイト 牡4 57 (M.デムーロ) 3番人気
3着=③アルアイン 牡4 57 (川田将雅) 4番人気

タイム=1:33.3(良)
レース上がり3ハロン=34.5
勝ち馬上がり3ハロン=34.1

3連複=5,480円
3連単=29,790円
 

レース回顧

 
どの馬も積極的に前には行かずペースはスロー、途中でたまらずアエロリットが外から先頭へ立ちにかかるも馬群は一団を形成。塊のまま直線入り口に入ると番手からアルアインが抜け出しにかかり、後続を振り切って押し切る態勢へ。しかし、内からスルスルとステルヴィオ&ペルシアンナイトが叩き合いながらあっさりとかわしそのまま馬体を並べてゴールイン。僅かに外のステルヴィオが優勢の1着、嬉しいGⅠ初勝利を飾った。上位人気のモズアスコット、アエロリットは見せ場なく大敗。昨年に引き続き、3歳馬による戴冠となった。
 

2017年 ペルシアンナイト

 

2017年11月19日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑱ペルシアンナイト 牡3 56 (M.デムーロ) 4番人気
2着=⑪エアスピネル 牡4 57 (R.ムーア) 2番人気
3着=④サングレーザー 牡3 56 (福永祐一) 7番人気

タイム=1:33.8(稍重)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=9,300円
3連単=55,890円
 

レース回顧

 
マルターズアポジーが果敢に逃げるも前がやり合う形で速い流れに。中団で理想的な位置取りから抜け出したエアスピネルの圧勝かに思われたが、馬群を割って伸びて来たのが最後方から一気に追い込んだペルシアンナイト。最後はハナ差かわして執念のタイトル制覇となった。デムーロ騎手は年間GⅠ最多勝記録に並ぶ6勝目。
 

2016年 ミッキーアイル

 

2016年11月20日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑯ミッキーアイル 牡5 57 (浜中俊) 3番人気
2着=⑧イスラボニータ 牡5 57 (C.ルメール) 2番人気
3着=⑮ネオリアリズム 牡4 57 (R.ルメール) 7番人気

タイム=1:33.1(良)
レース上がり3ハロン=35.6
勝ち馬上がり3ハロン=35.0

3連複=8,360円
3連単=40,290円
 

レース回顧

 
ミッキーアイルが平均ペースで逃げ、番手にネオリアリズムが付ける展開。そこから少し離れて馬群が形成された隊列で直線コースへ。前2頭が叩き合いながら伸び続け、後続はその差を詰められずラスト100m。ようやく迫って来た集団に前が斜行して勢いを削ぐ形に、外からイスラボニータが迫るもミッキーアイルが逃げ切り勝ちを飾る。しかし、何とも後味の悪い内容となった。
 

2015年 モーリス

 

2015年11月22日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑯モーリス 牡4 57 (R.ムーア) 4番人気
2着=⑩フィエロ 牡6 57 (C.デムーロ) 2番人気
3着=⑤イスラボニータ 牡4 57 (C.ルメール) 1番人気

タイム=1:33.0(良)
レース上がり3ハロン=33.8
勝ち馬上がり3ハロン=33.1

3連複=2,000円
3連単=12,000円
 

レース回顧

 
桜花賞馬レッツゴードンキが快調に逃げる展開。直線に入って一斉にスパートをかける中、春の短距離王モーリスが外から堂々と抜け出しマイル春秋制覇を成し遂げた。この勢いのまま暮れの香港マイルも制し、アジアチャンピオンとしてその名を世界中に知らしめる事となる。2着には2年連続惜敗のフィエロ、3着には1番人気の皐月賞馬イスラボニータが入線し順当な結果となった。
 

2014年 ダノンシャーク

 

2014年11月23日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑫ダノンシャーク 牡6 57 (岩田康誠) 8番人気
2着=⑧フィエロ 牡5 57 (福永祐一) 3番人気
3着=③グランデッツァ 牡5 57 (秋山真一郎) 9番人気

タイム=1:31.5(良)
レース上がり3ハロン=34.8
勝ち馬上がり3ハロン=34.1

3連複=25,760円
3連単=193,290円
 

レース回顧

 
快速馬ミッキーアイルが引っ張る高速ペース。直線に入りそのミッキーアイルが脱落すると、上がり馬のフィエロが上手く馬群を縫って先に抜け出す理想的な競馬を見せる。しかし、更にその後ろから前年1番人気のダノンシャークがインから割って猛追し、ゴール前は壮絶なデッドヒート。首の上げ下げによる判定の末、軍配はダノンシャークにハナ差で上がった。3着には先行して粘ったグランデッツァが入線し、3連単は20万円弱の配当となった。
 

2013年 トーセンラー

 

2013年11月17日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑤トーセンラー 牡5 57 (武豊) 2番人気
2着=④ダイワマッジョーレ 牡4 57 (蛯名正義) 3番人気
3着=⑬ダノンシャーク 牡5 57 (福永祐一) 1番人気

タイム=1:32.4(良)
レース上がり3ハロン=34.1
勝ち馬上がり3ハロン=33.3

3連複=2,090円
3連単=12,450円
 

レース回顧

 
直線大外から京都巧者のトーセンラーが一気の追い込みでGⅠ初制覇を飾った。鞍上の武豊騎手は前年からの連覇達成と共に、この勝利でGⅠ通算100勝目のメモリアル。2着には内目を器用に立ち回ったダイワマッジョーレ、3着には先行して脚を伸ばした1番人気のダノンシャークが入線し、上位3位人気の馬で決着するという平穏無事な配当となった。
 

2012年 サダムパテック

 

2012年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=①サダムパテック 牡4 57 (武豊) 4番人気
2着=⑦グランプリボス 牡4 57 (内田博幸) 1番人気
3着=⑰ドナウブルー 牝4 55 (C.スミヨン) 5番人気

タイム=1:32.9(稍重)
レース上がり3ハロン=34.7
勝ち馬上がり3ハロン=34.1

3連複=9,230円
3連単=58,050円
 

レース回顧

 
素質馬のサダムパテックが名手武豊の巧みな騎乗捌きで直線抜け出し、2着グランプリボスの追撃をクビ差振り切ってGⅠ初勝利を飾った。武豊騎手も怪我の低迷後、久々のGⅠタイトル奪取となった。3着には牝馬のドナウブルーが入るも、全体的に上位人気馬同士での決着となり配当は5万円台に落ち着いた。
 

2011年 エイシンアポロン

 

2011年11月20日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑤エイシンアポロン 牡4 57 (池添謙一) 5番人気
2着=①フィフスペトル 牡5 57 (横山典弘) 11番人気
3着=⑬サプレザ 牡5 55 (C.ルメール) 4番人気

タイム=1:33.9(稍重)
レース上がり3ハロン=35.3
勝ち馬上がり3ハロン=34.9

3連複=38,920円
3連単=279,410円
 

レース回顧

 
最後の直線で鋭く抜け出したのは池添騎手騎乗のエイシンアポロン。内から先に先頭へ躍り出たフィフスペトルを一完歩ごとに追い詰め、ラスト50mでクビ差かわしてのGⅠ初勝利となった。3着には後方から猛追した海外馬のサプレザが入線。2着のフィフスペトルが11番人気だった為、3連単は30万円弱の高配当が飛び出した。
 

2010年 エーシンフォワード

 

2010年11月21日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑬エーシンフォワード 牡5 57 (岩田康誠) 13番人気
2着=⑧ダノンヨーヨー 牡4 57 (C.スミヨン) 1番人気
3着=⑮ゴールスキー 牡3 56 (福永祐一) 6番人気

タイム=1:31.8(良)
レース上がり3ハロン=35.1
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

3連複=53,970円
3連単=473,970円
 

レース回顧

 
大混戦を制したのはインからスルスルと抜け出した13番人気のエーシンフォワード。最後は4頭横並びの激戦となったが、それ以外は外を回って来た馬という事からも、鞍上岩田騎手のファインプレーによる勝利と言えよう。2着には上がり馬のダノンヨーヨー、3着には3歳馬ゴールスキーが入線し3連単は50万円に届く大万馬券となった。
 

2009年 カンパニー

 

2009年11月22日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=④カンパニー 牡8 57 (横山典弘) 1番人気
2着=⑬マイネルファルケ 牡4 57 (和田竜二) 14番人気
3着=⑮サプレザ 牝4 55 (O.ペリエ) 2番人気

タイム=1:33.2(良)
レース上がり3ハロン=34.5
勝ち馬上がり3ハロン=33.5

3連複=20,730円
3連単=106,680円
 

レース回顧

 
前走で天皇賞秋を制したカンパニーがここも圧巻の競馬でGⅠを連勝。8歳の引退前にして最高な形で有終の美を飾った。逃げ粘るマイネルファルケを内目からグングン差を詰め、ラストは差し切ってから流す余裕のレース運びで完勝した。3着には海外から参戦したサプレザが入線。マイネルファルケが14番人気だった為、3連単は10万円を超えた。
 

2008年 ブルーメンブラット

 

2008年11月23日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑦ブルーメンブラット 牝5 55 (吉田豊) 4番人気
2着=⑰スーパーホーネット 牡5 57 (藤岡佑介) 1番人気
3着=②ファイングレイン 牡5 57 (幸英明) 10番人気

タイム=1:32.6(良)
レース上がり3ハロン=34.7
勝ち馬上がり3ハロン=33.9

3連複=11,700円
3連単=53,980円
 

レース回顧

 
道中はインの中団を進んだブルーメンブラットが、直線で上手く馬群を捌いて抜け出し大外から伸びて来たスーパーホーネットの追撃を振り切ってGⅠ初タイトルをもぎ取った。逆に2着のスーパーホーネットは大外枠が響いて距離ロスした分の敗退。3着には1番枠からソツなく回って来たファイングレインが入線し、京都外回りの内外の差で明暗が分かれたレースとなった。
 

2007年 ダイワメジャー 

 

2007年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑧ダイワメジャー 牡6 57 (安藤勝己) 1番人気
2着=⑦スーパーホーネット 牡4 57 (藤岡佑介) 4番人気
3着=⑪スズカフェニックス 牡5 57 (武豊) 5番人気

タイム=1:32.7(良)
レース上がり3ハロン=34.7
勝ち馬上がり3ハロン=34.5

3連複=5,000円
3連単=24,050円
 

レース回顧

 
ダイワメジャーが盤石の競馬で連覇達成。いつも通りの番手から、後続の追い出しを待って抜け出す王者の競馬で短距離王の座を揺るぎないものとした。2着のスーパーホーネットはよく伸びたが相手が悪過ぎたたか。3着には最後方から鋭く猛追したスズカフェニックスが入線。配当は全体的に堅めとなった。
 

2006年 ダイワメジャー

 

2006年11月19日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑩ダイワメジャー 牡5 57 (安藤勝己) 1番人気
2着=⑦ダンスインザムード 牝5 55 (武豊) 3番人気
3着=⑯シンボリグラン 牡4 57 (柴山雄一) 8番人気

タイム=1:32.7(良)
レース上がり3ハロン=35.2
勝ち馬上がり3ハロン=35.1

3連複=5,440円
3連単=15,350円
 
ダイワメジャーが直線に入って早め先頭に立つと、後続の追い込みをきっちりと完封しGⅠ制覇。もはや、マイルにおいてダイワメジャーを差しきれる馬は存在しないと思われる様な勝ちっぷりが印象的だ。2着のダンスインザムードも幾度と惜敗したか分からないが相手が悪く運の尽き。3着にはシンボリグランが入線した。
 

2005年 ハットトリック

 

2005年11月20日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑤ハットトリック 牡4 57 (O.ペリエ) 3番人気
2着=⑫ダイワメジャー 牡4 57 (C.ルメール) 4番人気
3着=①ラインクラフト 牝3 54 (福永祐一) 2番人気

タイム=1:32.1(良)
レース上がり3ハロン=35.0
勝ち馬上がり3ハロン=33.3

3連複=7,960円
3連単=63,020円
 

レース回顧

 
ローエングリンが逃げ、番手にダイワメジャーがピタリと付ける展開。以下は馬群がかなり縦長となって追走する。直線に入ってダイワメジャーがダンスインザムードと並んで先頭へ、そのダンスインザムードを競り落として単独となるも外からラインクラフト、更に大外からはハットトリックが鬼脚を炸裂させてゴール入線。内外離れて分かりづらかったが、判定の結果ハットトリックがハナ差差し切ってGⅠ勝利を飾った。
 

2004年 デュランダル

 

2004年11月21日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑦デュランダル 牡5 57 (池添謙一) 1番人気
2着=⑮ダンスインザムード 牝3 54 (C.ルメール) 4番人気
3着=⑧テレグノシス 牡5 57 (横山典弘) 5番人気

タイム=1:33.0(良)
レース上がり3ハロン=34.6
勝ち馬上がり3ハロン=33.7

3連複=3,330円
3連単=13,280円
 

レース回顧

 
快速ギャラントアローが率先してハナへ、それでもマイルの距離ではさすがに飛ばさず平均ペースで馬群も固まったまま追走。一団で直線コースへ入ると、外からダンスインザムードが勢い良く前をかわしにかかるが、更に大外から強烈な追い込みでまとめてデュランダルが差し切り最後は逆に2馬身差を付ける内容で同レースの連覇を達成。3着にはテレグノシスが入線した。
 

2003年 デュランダル

 

2003年11月23日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑪デュランダル 牡4 57 (池添謙一) 5番人気
2着=⑱ファインモーション 牝4 55 (武豊) 2番人気
3着=③ギャラントアロー 牡3 56 (幸英明) 10番人気

タイム=1:33.3(良)
レース上がり3ハロン=35.7
勝ち馬上がり3ハロン=33.5

馬単=6,920円
3連複=34,480円
 

レース回顧

 
ギャラントアローが果敢に先頭へ立つも抑えめのペースで後方に馬群が形成される。18頭立ての多頭数となったが直線入り口で外回りコースの為、全頭横に広がって最後のストレートへ。以前ギャラントアローが粘り腰を発揮しあわや勝ち切るかに思われたが、大外から一気にデュランダルが鮮やかな差し切り勝ちで前走のスプリンターズステークスに続いて短距離GⅠ連覇を達成した。2着にファインモーションが入線。
 

2002年 トウカイポイント

 

2002年11月17日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑩トウカイポイント セ6 57 (蛯名正義) 11番人気
2着=⑥エイシンプレストン 牡5 57 (福永祐一) 3番人気
3着=①リキアイタイカン 牡4 57 (武幸四郎) 15番人気

タイム=1:32.8(良)
レース上がり3ハロン=35.0
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

馬単=36,370円
3連複=379,390円
 

レース回顧

 
全馬が一団となって最後の直線勝負。馬群の間を割って抜けて来た11番人気トウカイポイントが、外から迫るエイシンプレストン、内から延びるリキアイタイカンの追撃を抑えて波乱の決着を演出。1~12着までがわずか0秒5差以内にひしめき合う大混戦だった。1番人気アドマイヤコジーンは馬群に飲み込まれ7着に敗退。
 

2001年 ゼンノエルシド

 

2001年11月18日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑭ゼンノエルシド 牡4 57 (O.ペリエ) 4番人気
2着=⑨エイシンプレストン 牡4 57 (福永祐一) 2番人気
3着=⑧タイキトレジャー 牡5 57 (横山典弘) 10番人気

タイム=1:33.2(良)
レース上がり3ハロン=34.4
勝ち馬上がり3ハロン=34.2

馬連=2,610円
 

レース回顧

 
名手ペリエに導かれる様にして、番手から抜け出したゼンノエルシドがそのまま押し切る競馬でGⅠ制覇。後続からは馬群を抜けて追い込んだエイシンプレストンが迫るも、最後は4分の3馬身届かず悔しい敗戦となった。3着は4番手から粘り込んだ10番人気タイキトレジャーが入り、明らかに前残りの展開という事が見て取れるレース。実力通りの結果ではないだろう。
 

2000年 アグネスデジタル

 

2000年11月19日 マイルチャンピオンシップ 芝1600m 京都競馬場

1着=⑬アグネスデジタル 牡4 55 (的場均) 13番人気
2着=⑪ダイタクリーヴァ 牡4 55 (安藤勝己) 1番人気
3着=⑦メイショウオウドウ 牡6 57 (飯田祐史) 12番人気

タイム=1:32.6(良)
レース上がり3ハロン=35.7
勝ち馬上がり3ハロン=34.3

馬連=18,050円
 

レース回顧

 
直線鋭く抜け出した1番人気のダイタクリーヴァ。完全に勝ちパターンで残り100mを切った所に、外から驚異的な脚を繰り出した13番人気のアグネスデジタルが見事な差し切り勝ちでGⅠ初制覇を達成。3着に12番人気メイショウオウドウが入線し、波乱の決着となった。アグネスデジタルはこの後、芝と砂、海外のGⅠを制するマルチな活躍を見せる。
 

まとめ

 
以上、マイルチャンピオンシップの過去20年分レースまとめ。

予想以上にインでレースを進めた上位入線が目立つレース。外回りでコーナー時に膨れるとは言え、距離ロスがここまで大きいとは思いもしなかった。追い込み馬にとっては外枠に入った時点でかなりのマイナス要因を抱える事になりそうだ。

好走条件としてはある程度前につけられる脚と、直線で一気に馬群を縫って出られる瞬発的なキレ。後は、京都独特の坂の起伏を味方に出来る相性の良さなども加味して展望して行きたい。

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