マイラーズカップ2018の結果

 

マイラーズカップ2018の動画

 

レース回顧

 
スタートから各馬行く気を見せての先頭争いが激化。ベルキャニオンが先ず先手を取るも道中でロジクライが奪い返す展開となった。マイラーズカップでは珍しく前が流れるペースとなり後続勢にもチャンスが残されたレースの1戦、4コーナーでは持ったままの手応えでモズアスコットが先頭へ。直線に入っていち早く抜け出すもエアスピネルが外からジワジワと迫る中、更に大外を一気に伸びたサングレーザーが2頭をまとめて差し切ってレコードタイムで快勝。昨年のスワンステークス以来となる重賞2勝目を飾り、安田記念に向けて最有力候補の1頭として参戦する事となる。モズアスコットはいつもより早めの競馬で新境地を開拓、3着エアスピネルは約半年ぶりの休み明けが影響したのだろう。悲観する内容では無い。
 

勝ち馬サングレーザー

 
サングレーザー

サングレーザー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マンティスハント
母父:Deputy Minister
所属:浅見秀一厩舎(栗東)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:13戦6勝 (6-1-4-2)
主な戦績:スワンステークス、マイラーズカップなど
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展開が向いたとは言え、上がり33秒2でレコードタイム決着をあっさり差し切る競馬は予想外だった。1400mがベストと思われていた中でもこの走りは十分に安田記念でも勝ち負けを期待出来る好内容だろう。ハマった時の末脚は確実に現役でもトップクラス、後は次の本番に今回の反動を持ち込まない厩舎の調整力が問われる事となる。ペルシアンナイトと共にG1レーシングの新世代エースとして今後の活躍が非常に楽しみである。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎サングレーザー
◯エアスピネル
△モズアスコット
ロジクライ
×ヤングマンパワー
ブラックムーン
ダッシングブレイズ
グァンチャーレ
カデナ
ベルキャニオン
ガリバルディ
 

馬連:想定5点:◯勝利、三連単:想定54点:◯勝利

 
本命対抗は、サングレーザー、エアスピネルの裏表ならどっちでも良かっただろう。単穴は不要で、連下は単勝10倍未満、紐はベルキャニオンとガリバルディまでおさえた単勝200倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:108.3 ※想定RR:108.6

 
                                     
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 5 サングレーザー 57.0 福永 113.8 1:31.3R × 6.8
2 9 モズアスコット 56.0 Cルメ 111.0 1.1/4 × 3.5
3 4 エアスピネル 56.0 武豊 113.2 1/2 2.9
4 2 ガリバルディ 56.0 和田 106.2 3 152.6
5 3 ベルキャニオン 56.0 藤岡佑 107.5 クビ × 113.0
6 14 グァンチャーレ 56.0 古川 106.5 3/4 27.8
7 8 ロジクライ 56.0 川田 105.5 クビ 4.4
8 7 ダッシングブレイズ 56.0 浜中 105.6 1.1/4 × × × 24.4
9 10ブラックムーン 56.0 秋山 105.0 1/2 14.2
10 6 ムーンクレスト 56.0 松田 103.1 1.1/4 318.9
11 11 [地]ピークトラム 56.0 小牧 101.7 アタマ 572.3
12 1 ヤングマンパワー 56.0 岩田 106.4 3/4 × × × 13.9
13 12 テイエムイナズマ 56.0 四位 100.0 3 279.7
14 13 カデナ 56.0 106.3 アタマ 83.7


 

危険な人気馬結果 モズアスコット→2着(2人気)

 
外枠から積極的に先行、いつもより前目のポジショニングで勝ちに行く競馬から2着入線と一応の結果を残したモズアスコット。想像以上に力を付けており、1戦1戦競馬が上手くなって来ているのは好材料だろう。これなら安田記念でも十分勝ち負け出来るレベルにあると判断、今回はこちらの想定が甘過ぎたと反省。
 

穴馬予想結果 ベルキャニオン→5着(10人気)

 
スタートから逃げを主張し前残りの競馬を進めたベルキャニオン。狙いは良かったが、各馬もそれに便乗する形で結果的にペースが速くなってしまったのが誤算だった。それでも最後の直線はグイッと加速して伸びており、もっと前が楽な展開だったなら上位争いに加われていただろう。展開の読み違いとなった1戦。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ④⑧-⑤⑨⑩⑭ 不的中
単勝 5 680円 枠連 4-6 1,010円
複勝 5 160円 ワイド 5-9 410円
9 130円 4-5 280円
4 120円 4-9 230円
馬連 5-9 1,270円 馬単 5→9 2,840円
三連複 4-5-9 860円 三連単 5→9→4 7,060円


 

編集部の回顧

 
◎エアスピネルは休養明けの影響からか3着。勝ったサングレーザーはレコード快勝。あまりの鮮やかな勝ちっぷりすぎて次走が心配だが、中距離路線に新星が誕生。(伴)
 
休み明けと斤量で△までしか評価できなかったサングレーザーの圧勝。◎エアスピネルは3着確保も、2着馬は捕えられず、勝ち馬にはあっさり交わされてしまった。順調さを欠いた前哨戦とはいえ、4歳馬に完敗で悲願のGⅠ初制覇に暗雲が。また、期待した◯ロジクライも展開厳しく掲示板にも載れなかった。(結城)
 
ひと言で言ってしまえば、ここでも4歳馬が強さを見せたということ。5歳世代がだらしなく、6歳世代が衰えを見せてきているだけに、余計に4歳世代が目立つようになってきている。それほど速く流れているとは見えなかったが3ハロン通過が33秒9とハイペースの競馬で、勝ったサングレーザーには流れが向いた面もあるが、1頭だけ57キロを背負ってのものだけに価値がある競馬内容だったと言える。戦績的にも安田記念の有力候補になった。後はホープフルステークス以来となる関東圏への輸送と初コースとなる東京競馬場への対応がポイントになる。2着モズアスコットは速い流れを追いかけてのもので、ラップ面を考えると強い競馬をしている。500万勝ち以来のマイル戦だったが今回の内容であれば安田記念でも展開と立ち回り次第で勝ち負けを争えそう。3着エアスピネルは中間一頓挫あったし、叩き良化タイプでもあるので内容的には悪く無かった。ただ、良くも悪くも勝ちきれない善戦タイプ。安田記念では上積みを期待されて人気になりそうだが、去年以上のパフォーマンスとなるとどうなんだろう?という疑問もあり、危険な人気馬で嫌ってみたくなる。本命にしたヤングマンパワーは持ち味を活かせない中途半端な位置取りにもなってしまったし、かといってハイペースだっただけに行って粘れたとも思えずノーチャンスだった。狙い過ぎでした。(浜野)
 
モズアスコット、うまく乗られましたね。距離の壁を懸念して印を下げてしまいました。エアスピネルは休み明けの分でしょうか?ロジクライは重賞ではまだ出る幕ナシみたいですね。(清水)
 

マイラーズカップ2018の予想

 

◎エアスピネル

 
エアスピネル

エアスピネル

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:エアメサイア
母父:サンデーサイレンス
所属:笹田和秀厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:15戦4勝(4-3-3-5)
主な戦績:マイルチャンピオンシップ2着など
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昨秋のマイルチャンピオンシップでは惜しくもペルシアンナイトの2着に敗れたエアスピネル。今年こそ悲願のタイトル獲得に向け、1戦1戦着実に消化して行きたい所だ。休み明けとなる今回だが、前年のレースぶりを見ても京都マイルは相性抜群。後は休み明けがどうかという点に尽きるが、気が勝っているタイプだけに恐らく問題無いだろう。
 

◯ロジクライ

 
ロジクライ

ロジクライ

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ドリームモーメント
母父:Machiavellian
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:久米田正明

通算成績:9戦4勝(4-1-1-3)
主な戦績:シンザン記念など
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シンザン記念勝利後、約2年の休養を経て骨折から復帰したロジクライ。再起に時間は掛からず、3~4戦目を連勝。特に前走の六甲ステークスは3番手から楽々と抜け出し後続を完封、タイムも水準以上で文句なしの復活を遂げたと言って良いだろう。ここでもいきなり十分勝負になるメンバー構成と見て対抗に推しておきたい。
 

▲サングレーザー

 
サングレーザー

サングレーザー

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:マンティスハント
母父:Deputy Minister
所属:浅見秀一厩舎(栗東)
生産:追分ファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:12戦5勝 (5-1-4-2)
主な戦績:スワンステークスなど
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マイルチャンピオンシップ、阪神カップ3着と強豪相手に地力を示して来たサングレーザー。明け4歳で今年は自身が主役となってマイル戦線を席巻したい。先ずはそのマイルチャンピオンシップで敗れたエアスピネルを下し、次走の安田記念に向けて意気揚々と駒を進めたい所だ。開幕週のキレ勝負ならお任せ、良馬場でレースを迎えたい。
 

▲モズアスコット

 
モズアスコット

モズアスコット

牡馬

父馬:フランケル
母馬:India
母父:ヘネシー
所属:矢作芳人厩舎(栗東)
生産:Summer Wind Farm(米)
馬主:キャピタルシステム

通算成績:8戦4勝(4-1-0-3)
主な戦績:渡月橋ステークスなど
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破竹の4連勝でオープン入り、その後の重賞では2戦苦杯をなめさせられているモズアスコット。しかし、前走の阪急杯は展開に泣いた1戦でほぼ勝ちに等しい内容だった。1400mより1600mの方が楽に追走出来る分向いている様にも思えるが、強豪相手にそこがどう出るか。ルメール騎手だけに無様な競馬はしないだろう。
 

▲ブラックムーン

 
ブラックムーン

ブラックムーン

牡馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:ロイヤルアタック
母父:ジェネラス
所属:西浦勝一厩舎(栗東)
生産:タバタファーム
馬主:Him Rock Racing

通算成績:24戦8勝(8-3-4-9)
主な戦績:京都金杯など
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京都金杯では目の覚めるような末脚で快勝、初の重賞勝利を飾ったブラックムーン。調子自体は今1番良い波に乗っている1頭と言える。が、脚質的に展開頼みになる部分は否めず、特に今回開幕週のキレいな馬場で先行勢に有利な点から考えても凡走まで考えておかなくてはならないだろう。乗り替わりの秋山騎手の手綱さばきに注目だ。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:108.6

 
実績と実力からもエアスピネル、サングレーザーは信用していいだろう。一発ある馬もいるのでマルチ軸でフォーメーションが理想だろう。
 
                                          
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 ヤングマンパワー 牡6 56.0 岩田 106.5 × × × 23.8
2 ガリバルディ 牡7 56.0 和田 105.1 99.9
3 ベルキャニオン 牡7 56.0 藤岡佑 108.0 × 196.1
4 エアスピネル 牡5 56.0 武豊 113.2 2.0
5 サングレーザー 牡4 57.0 福永 110.3 × 4.7
6 ムーンクレスト 牡6 56.0 松田 103.1 336.8
7 ダッシングブレイズ 牡6 56.0 浜中 106.7 × × × 35.1
8 ロジクライ 牡5 56.0 川田 103.0 5.6
9 モズアスコット 牡4 56.0 Cルメ 108.5 × 4.2
10 ブラックムーン 牡6 56.0 秋山 107.0 16.0
11 [地]ピークトラム 牡7 56.0 小牧 101.6 973.1
12 テイエムイナズマ 牡8 56.0 四位 101.4 460.9
13 カデナ 牡4 56.0 108.7 51.4
14 グァンチャーレ 牡6 56.0 古川 105.4 18.7


 

危険な人気馬 モズアスコット(想定2人気)

 
阪神カップ、阪急杯より確実にメンバーが強化された印象のマイラーズカップ。それまでが善戦で終わっていたモズアスコット、ここで勝ち切る走りを見せられるかと言われればやや疑問符も残る。久々のマイルで逆に息切れなどしてしまえば一気に馬券圏外へ飛んで行くシーンも想定しておきたい。
 

穴馬予想 ベルキャニオン(想定11人気)

 
前走の東京新聞杯は絶好の手応えで直線に向き見せ場を作ったベルキャニオン。最後は地力の差で敗退してしまったが、番手から抜け出す競馬が出来れば案外このマイラーズカップの方が勝負になるのではないだろうか。唯でさえ差し馬ばかりが上位人気、穴を開けるなら先行するディープインパクト産駒だ。
 

編集部の見解

 
このメンバーならエアスピネルから。安田記念へ向けて負けられない。(伴)
 
本命エアスピネル。中山記念を使えなかった分割引は必要だが、京都実績含めここでは力が一枚上。対抗にロジクライを狙う。骨折による長期休養から3戦でOP復帰。順調さと先行して速い上がりが使える強みを開幕週で活かせば。単穴にモズアスコットとブラックムーン。前者はこれで重賞3走目となり、前走阪急杯では開幕週で逃げ粘る勝ち馬をクビ差まで追い詰めた。後者も前走開幕週の京都金杯を一気に捲り上げ重賞初制覇。戦法にも幅が出た印象。(結城)
 
安田記念を見据えてという点では、賞金加算をしたい4歳馬の本気度が高くなるわけだが、4歳馬の〇サングレーザーは斤量面で、▲モズアスコットは距離の面で付け入る隙が無い訳では無い。それであれば狙って面白いのが◎ヤングマンパワー。去年、先行して3着したように走れる舞台。栗東滞在もいいし、喉なりも良くなったとのことで粘りも増す。〇サングレーザーはマイルチャンピオンシップ3着からも条件は合う。安田記念出走のためにも賞金加算したい。賞金加算したいのはモズアスコットも同様で▲。5歳の有力馬であるエアスピネルとロジクライが△。(浜野)
 
ここはエアスピネルで間違いないでしょう。実績が物語っていると思います。注目はロジクライ。どこまでエアスピネルに迫れるか。(清水)

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