梅田師『相当な能力を持っている』

 
性格が臆病で、周りの動きに敏感な事から今は追い込み脚質に徹しているマイネルフラップ。梅田師もそこは加味しながらも、同馬の能力を高く買っている。これまでマイルしか経験が無いものの、距離も大丈夫との判断で毎日杯に駒を進めて来た。この先には皐月賞はおろか、日本ダービーまでのローテーションを見据えての番組選びなのだろう。今回はある程度人気をする立場になるが、後方から大外一気の脚に期待したい。
 

吉田隼人『腹を括った』

 

2019年01月06日 シンザン記念 芝1600m 京都競馬場

1着:ヴァルディゼール 牡3 (北村友一)
2着:マイネルフラップ 牡3 (吉田隼人)
3着:ミッキーブリランテ 牡3 (坂井瑠星)

レースタイム:1:35.7(良)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
 
最内から想定内の立ち遅れでスタートを切ったマイネルフラップ。吉田隼人騎手が押しも進む気配を見せず、この時点で『決め手勝負に賭けようと思った』とレース後にコメントしている。そのままじっくり脚を溜め勝負所でスパート、4コーナーで大きく外へ振られるロスがありながら直線コースへ。そこから目の覚める様な末脚を繰り出し、先に抜け出したヴァルディゼールを猛追。最後はクビ差届かなかったが、直線でもヨレるなどまだまともに走っていない中での2着は評価して良いだろう。
 

マイネルフラップ

 
マイネルフラップ(マイネエレーナ2016)

マイネルフラップ(マイネエレーナ2016)

牡馬

父馬:ヴィクトワールピサ
母馬:マイネエレーナ
母父:ロージズインメイ
所属:梅田智之厩舎(栗東)
生産:ビッグレッドファーム
馬主:サラブレッドクラブ・ラフィアン

通算成績:7戦2勝(2-1-0-4)
主な戦績:シンザン記念2着など
via google imghp
 
サラブレッドクラブ・ラフィアンで1700万円の募集額だったマイネルフラップ。6月の早期デビューから2歳暮れまでで6戦と、クラブ馬らしい使い詰めの臨戦過程。それでもへこたれる事なく、むしろ使う毎にどんどん良化して来る辺りはマイネル馬の強豪に成り得る素材と言って良いだろう。不器用ながら終いの脚は一級品、ハマれば重賞クラスでも勝ち負けの1頭で今後はマイル以下での台頭に期待がかかる。
 

血統背景

 
ヴィクトワールピサ ネオユニヴァース サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ポインテッドパス Kris
Silken Way
ホワイトウォーターアフェア Machiavellian Mr.Prospector
Coup de Folie
Much Too Risky Bustino
Short Rations
マイネエレーナ ロージズインメイ Devil His Due Devil's Bag
Plenty O'Toole
Tell a Secret Speak John
Secret Retreat
ゲイリーピクシー Rahy Blushing Groom
Glorious Song
ファイブフランス ノーザンテースト
セーヌスポート


 

兄弟馬

 
初仔
 

近親馬

 
ノーブルグラス(ファイブフランス1991)

ノーブルグラス(ファイブフランス1991)

牝馬

父馬:ミルジョージ
母馬:ファイブフランス
母父:ノーザンテースト
所属:上原博之厩舎(美浦)
生産:村下牧場
馬主:芳賀満男

通算成績:30戦7勝(7-4-6-13)
主な戦績:札幌スプリントステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
祖母はノーブルグラスの半妹にしてラーイ産駒、そこにロージズインメイの母は交流重賞3着馬、そこにヴィクトワールピサなので血統構成としては強調材料としては弱い。逆にいうと下兄弟がどうでるかもなんとも言えないだろう。
 

前評判

 
とにかく使って行って適正が見えたらそこを中心にガンガン使って行くというイメージのマイネル軍団。しかし、本馬に関してはデビューから一貫してマイルで走らせている辺り、何かしらの意図を強く感じる。結果、人気薄ながら千両賞を鬼脚で制覇し、続くシンザン記念も上がり最速で2着。2016年産駒のマイネル馬で一番の躍進を果たしているのはさすがのひと言。大きい所でも仕事をやってのけそうなタイプか。
 

馬名の意味

 

冠名+羽ばたく

 
確かに、大外から飛んで来る姿は命名通りの走りと言える。

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