叩いて動きも良化、いざ必勝

 
新馬戦は少々モタつき加減のレースだったポルトラーノ。上手く立ち回られたウレキサイトに出し抜けを食らった形だが、最も強い競馬をしていたのは確か。レース慣れも見込め、更に広くなる東京コースなら本来の力を最大限発揮出来るだろう。逆にここで取りこぼす様なら、クラシック戦線への切符はまたもお預けとなる。鞍上はC.オドノヒュー、負けられない1戦だ。
 

エンジンの性能は超一流

 

2018年09月23日 2歳新馬 芝2000m 中山競馬場

1着:ウレキサイト 牡2 (北村友一)
2着:ポルトラーノ 牡2 (C.ルメール)
3着:フィデリオグリーン 牡2 (藤田菜七子)

レースタイム:2:03.7(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
 
スタート良し、先行集団の一角でレースを進めたポルトラーノ。道中の行きっぷりは良く、走りは大跳びで雄大なフットワーク。馬体も見映えがしてまさに良血馬のそれといった風格の1頭だ。直線コースではフラフラしつつも存在感のある伸び、最後は勝ったウレキサイトにグンと迫る勢いでレース慣れしてくれればかなりの能力を発揮してくれるのではないだろうか。オルフェーヴルに替わってまさに大物感が増した印象だ、勝ち上がりも近い。これは来年春にクラシック戦線の主役を担っていそう。
 

大物の可能性がある一族

 
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母ポルトフィーノ産駒4頭の内、デビューした2頭は故障などで戦線離脱したものの一応の結果を残している。さすがのダイナカール一族であり、オルフェーヴルの爆発力を伴えばもしかするととんでもない化物の可能性もある。それ以上にメリットなのはこの配合で丈夫さを補える点。少なくとも、他馬より持っている潜在能力は高い筈で普通に走って来ても結果は出してくれるだろう。鞍上はC.ルメール騎手がスタンバイ。
 

ポルトラーノ

 
ポルトラーノ(ポルトフィーノ2016)

ポルトラーノ(ポルトフィーノ2016)

牡馬

父馬:オルフェーヴル
母馬:ポルトフィーノ
母父:クロフネ
所属:萩原清厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:1戦0勝(0-1-0-0)
主な戦績:特になし
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まだ全体的なひ弱さは否めないが、逆を言えばスラッとした体型で中長距離向きのバランス感。馬格がもう少しあって然るべきだが、成長力のある血統だけに急激な曲線を描く場合もある。何より母ポルトフィーノはダイナカール一族繁栄の筆頭候補だ。母父クロフネの繁殖力も大したもので、大体何を付けてもそれなりの産駒は出て来るだろう。後はオルフェーヴルの爆発力がどこまで影響して来るかだ。馬体重は春の段階で476kg。
 

血統背景

 
オルフェーヴル ステイゴールド サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ゴールデンサッシュ ディクタス
ダイナサッシュ
オリエンタルアート メジロマックイーン メジロティターン
メジロオーロラ
エレクトロアート ノーザンテースト
グランマスティーヴンス
ポルトフィーノ クロフネ フレンチデピュティ Deputy Minister
Mitterand
ブルーアヴェニュー Classic Go Go
Eliza Blue
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Seven Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー


 

兄弟馬

 
ポルトドートウィユ(ポルトフィーノ2012)

ポルトドートウィユ(ポルトフィーノ2012)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ポルトフィーノ
母父:クロフネ
所属:高野友和(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:12戦2勝(2-4-1-5)
主な戦績:シクラメン賞など
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近親馬

 
ルーラーシップ(エアグルーヴ2007)

ルーラーシップ(エアグルーヴ2007)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:エアグルーヴ
母父:トニービン
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:20戦8勝(8-2-4-6)
主な戦績:クイーンエリザベスカップなど
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ドゥラメンテ(アドマイヤグルーヴ2012)

ドゥラメンテ(アドマイヤグルーヴ2012)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:アドマイヤグルーヴ
母父:サンデーサイレンス
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:9戦5勝(5-4-0-0)
主な戦績:皐月賞、ダービーなど
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血統評価:1.0pt

 
ダイナカール一族の本線エアグルーヴファミリーの中でも母父がSS系でない分、SS系の種牡馬が配合しやすい母でディープインパクト産駒において素質の片鱗は見せている産駒ばかりだが順調面にやや問題がありスムーズに結果を出せていない現状において父オルフェーヴルにかわる事でこの点を補えれば良いが安定感は落ちると考えるので当たればかなり期待出来る血統だがという感じだろう。
 

前評判

 
稽古では行きっぷりが良過ぎ、走る気が旺盛なのは良し悪しの部分。意欲的か扱いづらくなるかのいずれかだが、こればかりは実戦に行ってみないと分からない。それ以上にポルトフィーノ産駒はどうしても脚元との戦いを避けて通れず、そこさえクリア出来れば大成しそうな素質馬ばかりとも言える。その点、タフさと頑丈さはピカイチのオルフェーヴルを配合した事である程度の見込みは立ちそうな予感。
 

馬名の意味

 

大航海時代に使われていた西洋の航海図

 
ポルト◯◯というシリーズで統一されているが、実の所全ての馬名の意味は全く別の言葉。たまたまの響きで選んでいるだけであり、それにしてもセンスは抜群。

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