函館記念直前

 
ひと叩きされて好調気配を示すポポカテペトル

ひと叩きされて好調気配を示すポポカテペトル

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明らかに体調が上向いて来ているポポカテペトル。機敏なタイプではなく、性格的にも初戦からより2、3走目でパフォーマンスを全開にして行く本馬。前走の目黒記念では道中折り合いを欠いた事も含め、完全にたたき台としての要素が強かっただろう。今回は函館競馬場に舞台を移し、瞬発力勝負ではやや分が悪い事からも競馬はしやすくなる筈。重賞の1つや2つは取っておかなければいけない素材だけに、ここで一気にその素質を開花させたい。
 

目黒記念直前

 
全兄にマウントロブソン、近親にクロフネというまさに金子ブランドの結晶の様なポポカテペトル。デビュー当初はモタモタした競馬で勝ちを逃していたが、ようやく馬がしっかりして来て昨年当初あたりからグングン良くなって来た印象。日本海ステークスで圧勝した後、しっかりと休養を取って馬の成長期間に充てていた。この判断が正しければ、復帰初戦となる今回からいきなりジャイアントキリングを見せてくれる可能性は十分にあるだろう。
 

日本海ステークス直後

 

2018年08月18日 日本海ステークス 芝2200m 新潟競馬場

1着:ポポカテペトル 牡4 (M.デムーロ)
2着:ケイティクレバー 牡3 (小林徹弥)
3着:ルックトゥワイス 牡5 (戸崎圭太)

レースタイム:2:14.0(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
 
少頭数ながら出足が鈍くいつもより後方からの競馬となったポポカテペトル。向正面で手応えが良過ぎたのか早くも逃げ馬ケイティクレバーに並びかける進出を見せた。そこから終始マークを続け、直線入り口では単独先頭に立つ走り。そこからも軽く追われるだけで後続を引き離し、最後はM.デムーロが手綱を緩める内容で完勝。レース後に『掴まっていただけ』と同馬の強さを象徴するコメントを残していた。秋には重賞タイトルが見えて来ている。
 

目黒記念直後

 

2018年05月27日 目黒記念 芝2500m 東京競馬場

1着:ウインテンダネス 牡5 (内田博幸)
2着:ノーブルマーズ 牡5 (高倉稜)
3着:パフォーマプロミス 牡6 (M.デムーロ)

レースタイム:2:29.7(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
 
ダービー同様に不利とされる東京2500mの大外枠。ポポカテペトルも同様にスタートから外々を回らせるコースロスの多い立ち回りとなった。それでも積極的に早めの進出、直線入り口では先頭に立つ勢いで後続を待ち受ける競馬を見せる。半ばまで耐えうるも、最後は間から割って伸びたウインテンダネスに差し切られ瞬発力勝負で負けた印象だ。それでも昇級初戦のGⅡでこの内容は十分誇って良いレベルと言える。1600万クラスに戻った今回は負けられない戦いとなる。
 

ポポカテペトル

 
ポポカペテトル(ミスパスカリ2014)

ポポカペテトル(ミスパスカリ2014)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスパスカリ
母父:Mr.Greeley
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:16戦5勝(5-1-1-9)
主な戦績:菊花賞3着、日本海ステークスなど
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全兄マウントロブソンがスプリングステークスを勝った事で更に注目度が集まったポポカテペトル。その兄同様、芦毛にしては綺麗な立ち姿でシャープに馬体を見せる。馬体重は取材当時で470kg前後と十分。もう一回り大きくなれば言う事はないが、血統的にレースを重ねながら身が入って行くタイプなので現状でも及第点だろう。それよりも、顔の雰囲気が男前で好印象だ。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
ミスパスカリ Mr.Greeley Gone West Mr.Prospector
Secrettame
Long Legend Reviewer
Lianga
ブルーアヴェニュー Classic Go Go Pago Pago
Classic Perfection
Eliza Blue Icecapade
コレラ


 

兄弟馬

 
マウントロブソン(ミスパスカリ2013)

マウントロブソン(ミスパスカリ2013)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ミスパスカリ
母父:Mr.Greeley
所属:堀宣行厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:13戦5勝(5-2-0-6)
主な戦績:スプリングステークスなど
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近親馬

 
クロフネ(ブルーアヴェニュー1998)

クロフネ(ブルーアヴェニュー1998)

牡馬

父馬:フレンチデピュティ
母馬:ブルーアヴェニュー
母父:Classic Go Go
所属:松田国英厩舎(栗東)
生産:Nicholas M.Lotz(米)
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:10戦6勝(6-1-2-1)
主な戦績:NHKマイルカップ、ジャパンカップダートなど
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血統評価:1.8pt

 
クロフネの半弟だが兄マウントロブソンは、の当たり馬だし、当馬は同じく父ディープインパクトの牡馬で上2頭が2勝以上という事でやや信用不足だが期待出来る内容ではないだろうか。
 

前評判

 
牧場関係者は、『ここまでイメージ通りの調整で進められています。調教では集中して走ってくれますし、オンとオフのスイッチが上手く切り替えられるので言うことありませんね。優等生です。勿論、兄以上の活躍を期待しています』と文句のない評価で、期待の大きさが伺える。血統的にも仕上がりは早く、秋頃にはデビュー出来る見通しとの事。
 

馬名の意味

 

メキシコ富士(標高5426m)

 
兄同様、海外の山シリーズ。高くそびえ立つ山々の様な雄大な成績を残して欲しいという意味でのネーミングか。見上げるべき頂点は海外のGⅠ凱旋門賞。そこに進めるべく見事な活躍を期待したい。

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