不完全燃焼の前走は度外視
2018年12月15日 タンザナイトステークス 芝1200m 阪神競馬場
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タンザナイトステークスはスタートでやや立ち遅れた事と久々の1200m戦で前半取り残される形となったベルーガ。4コーナーで徐々に上がって行くも、直線入り口で進路が無くなる場面があった。何とかこじ開けて外に出すも、元々エンジンのかかりが遅いタイプでゴール前伸びるも時既に遅し。スムーズならもう少し際どかっただろう。そういう意味でも、初重賞制覇を成し遂げたファンタジーステークスと同舞台というのはかなりの前進が見込めそうな1戦だ。川田将雅騎手も同じミスは2度もしまい。
見せ場たっぷりの信越S3着
2018年10月14日 信越ステークス 芝1400m 新潟2歳ステークス
1着:スターオブペルシャ セ6 (杉原誠人)
2着:アイライン 牝5 (勝浦正樹)
3着:ベルーガ 牝3 (中井裕二)
レースタイム:1:20.7(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
2着:アイライン 牝5 (勝浦正樹)
3着:ベルーガ 牝3 (中井裕二)
レースタイム:1:20.7(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
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前走の信越Sは約1年ぶりの実戦となったベルーガ。スタートで出遅れた点は目をつむっても、それ以外のレース運びは全く問題無し。最後の直線も外からしっかりと最後まで脚を使っており、古馬の強豪たち相手に一歩も引けを取らないパフォーマンスはさすがの実力馬だ。休み明けで成長分があったとしても余裕残しの仕上げ、ひと叩きされた今回は更に鋭い走りが見られるのではないだろうか。鞍上は川田将雅騎手。
豪脚一閃で制したファンタジーステークス
2017年11月03日 ファンタジーステークス 芝1400m 京都競馬場
1着:ベルーガ 牝2 (C.デムーロ)
2着:コーディエライト 牝2 (和田竜二)
3着:アマルフィコースト 牝2 (浜中俊)
レースタイム:1:22.9(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
2着:コーディエライト 牝2 (和田竜二)
3着:アマルフィコースト 牝2 (浜中俊)
レースタイム:1:22.9(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
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前走のファンタジーステークスはまさに衝撃的なレースだった。新馬戦を楽勝しキャリア1戦で臨んだ重賞で、ほぼ最後方の位置からまとめて差し切ったポテンシャルは間違いなく同世代でもトップクラスの実力。桜花賞まで視野に入れたベルーガだったが、その直後に骨折と不運の2歳~3歳春のシーズンを送る事となった。今回の休み明けは単なる叩き台では無く、ベルーガ自身の今後を占う意味でも重要な試金石。強敵がズラリと揃ってはいるが、GⅠを狙って行く上ではクリアしなければいけないハードルだろう。
中内田調教師『距離は1400mがベスト』
馬なりでサッと流す程度の追い切りだったが、それでも動きは躍動感があり遠目から見ても調子の良さが手に取る様に分かった。管理する中内田調教師は、取材に対して『前の週に最終的な追い切りをを行っているので、今週は長めを軽く。メンバーは一気に強化されますが、次のレースにメドが立つ様な内容を残して欲しいですね。能力は高いものがあるし、今は1400mから短い距離がベストでしょう』と話している。新馬→ファンタジーステークスを制覇すれば出世街道まっしぐらだ。
J.モレイラ騎手『加速力が違う』
2017年08月27日 2歳新馬 芝1200m 札幌競馬場
1着:ベルーガ 牝2 (J.モレイラ)
2着:トリプルキセキ 牡2 (中野省吾)
3着:アスターソード 牡2 (三浦皇成)
レースタイム:1:11.6(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
2着:トリプルキセキ 牡2 (中野省吾)
3着:アスターソード 牡2 (三浦皇成)
レースタイム:1:11.6(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
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スタートでやや立ち遅れ気味の格好となるも、慌てず後方から追走し4コーナーで一気に進出したベルーガ。上手く外に進路を持ち出すと、そこから一気に加速し後続を突き放して圧巻の4馬身差Vを飾った。近親にスリープレスナイトがいる血統馬で父はキンシャサノキセキ。短距離界のスターに成り得る逸材がまた1頭現れた。騎乗した名手モレイラ騎手も、『加速力がまるで違うね、楽しみ』とレース後に絶賛していたそうだ。今後のローテーションに注目したい。
ベルーガ
冒頭の說明でもある様に、昨年のセレクトセールでは4860万円もの高額で落札されたベルーガ。購入者がR.アンダーソン氏という事でデビューまでベールに包まれていたが、結果として500kg強の馬格を誇る快速スプリンターの様な肉々しい馬体が魅力の1頭だ。その為、スピードのノリが他馬とは全く違う性能のエンジンを搭載。同じ2歳世代ならトップギアに入った時は完成度の違いが如実に出るだろう。
血統背景
キンシャサノキセキ | フジキセキ | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
ミルレーサー | Le Fabuleux | ||
Marston's Mill | |||
ケルトシャーン | Pleasant Colony | His Majesty | |
Sun Colony | |||
Featherhill | Lyphard | ||
Lady Berry | |||
アドマイヤライト | Kris S. | Roberto | Hail to Reason |
Bramalea | |||
Sharp Queen | Princequillo | ||
Bridgework | |||
ホワットケイティーディド | Nureyev | Northern Dancer | |
Special | |||
Katies | ノノアルコ | ||
Mortefontaine |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
ケイティーズ一族でアドマイヤムーンやヒシアマゾンなどがいるファミリーで血統背景の評価は高い。ただし母アドマイヤライトは未勝利馬の産駒も多く1発の可能性はあるのものの安定感はない。
前評判
既にデビュー前の調教で超抜の動きを見せており関係者からの評判は高かったベルーガ。優秀なファミリーに分類されるケイティーズ一族だけあって、単なるスピード馬だけではない奥深さも感じる1頭だ。キンシャサノキセキ自体、既に函館2歳ステークスを勝利したカシアスを輩出するなど早くから結果を出せる種牡馬。成長力も十分な配合だけに、今後どこまで伸びるかに期待がかかる。
馬名の意味
最高級キャビアの種類名
如何にも外国人オーナーが付けそうな馬名だが、シンプルで非常に聞こえは良い。走ってくれば大物感も出そうはネーミングだ。
2着:ナガラフラワー 牝6 (国分恭介)
3着:ビップライブリー 牡5 (高倉稜)
レースタイム:1:08.5(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.6