3歳未勝利直後
2019年7月21日 3歳未勝利 ダート1700m 函館競馬場
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最内枠から好位を取りに行ったベルクワイアだが、他に行く馬がおらず結果ハナを切る形となった。そのままマイペースでレースを運べたのが大きく、直線コースでも余力たっぷりの脚色で後続を引き離す。最後まで危なげない走りを見せ昨年末以来となるレースでもしっかりと結果を出して見せた。近親にはダートでの活躍馬がズラリと並ぶ一族。今後はダートでの活躍も大いに注目が集まるだろう。
2歳未勝利直前
トーセンギムレット、ミディオーサに立て続けの僅差2着と惜敗を喫したベルクワイア。2戦目で時計を1秒以上詰めている事から、自身のパフォーマンスもしっかりと上げて来ているのは好印象だ。特に相手が悪かった未勝利戦は度外視して、今回の1戦でしっかりと勝ち星を拾い昇級戦に進みたい所。仮にここでまた負ける様なら、また仕切り直しの期間も含めてクラシック戦線に黄色信号が点るだろう。
ミディオーサには完敗も良い走り
2018年08月04日 2歳未勝利 芝1600m 新潟競馬場
1着:ミディオーサ 牝2 (M.デムーロ)
2着:ベルクワイア 牝2 (C.ルメール)
3着:グラナタス 牝2 (福永祐一)
レースタイム:1:35.1(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
2着:ベルクワイア 牝2 (C.ルメール)
3着:グラナタス 牝2 (福永祐一)
レースタイム:1:35.1(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
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レース自体、文句の付けようが無い走りだったベルクワイア。1つ不運だったのはミディオーサの内で併走しなかなか進路を見つけられなかった事くらいか。最後の直線で内をすくう形となり、そのスペースへ向かう際に手間取った事でミディオーサから遅れを取ってしまった。とは言え、グラナタス以下との力差は決定的なものがあり次こそ1勝目を飾る事が出来る筈。血統的にダートの走りも見てみたい気がするが、暫くは芝路線へ向かう事になるだろう。
新馬は内からすくわれて2着
2018年06月17日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場
1着:トーセンギムレット 牡2 (岩部純次)
2着:ベルクワイア 牝2 (C.ルメール)
3着:プッシーウィロー 牝2 (木幡育也)
レースタイム:1:36.5(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
2着:ベルクワイア 牝2 (C.ルメール)
3着:プッシーウィロー 牝2 (木幡育也)
レースタイム:1:36.5(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
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外枠から好スタートを切ったベルクワイア。行こうと思えば行けたが、内の馬にハナを譲って終始単独2番手からレースを進める。とは言え、ほぼ併走した形で実質の逃げた形になり先頭のまま直線コースへ。手応えも良く単独で抜け出しそのまま押し切るに見えたが、最後は内から伸びたトーセンギムレットとの叩き合いとなりクビ差競り負けて2着に敗退した。目標にされた分の負けと言え、競馬になれた今回の未勝利戦は更に良くなって来るだろう。強敵はミディオーサ1頭。
ベルクワイア
見るからに筋骨隆々のボディビルダーの様な馬体。実際、パワフルな動きとスピード感十分の動きは短距離で早くから結果を残しそうな雰囲気だ。スカーレットインク一族の末裔、芝・ダート問わず安定した走りが見込めそうで且つ脚元も丈夫だろう。しっかりと負荷も掛けられ、実戦に出れば出る程良くなって行くタイプか。馬体重は春の段階で514kg。
血統背景
ロードカナロア | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
レディブラッサム | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
サラトガデュー | Cormorant | ||
Super Luna | |||
スカーレットベル | エリシオ | Fairy King | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
Helice | Slewpy | ||
Hirondelle | |||
スカーレットレディ | サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
スカーレットローズ | ノーザンテースト | ||
スカーレットインク |
兄弟馬
近親馬
血統評価:2.2pt
スカーレットインク一族で母父SSとして繁殖牝馬として成功した祖母スカーレットレディ。ソルタリーキングまでの産駒はよかったがその後パッとせず、その前半産駒で5勝あげている母スカーレットベルだが繁殖としては母父エリシオになってしまうので一流ファミリー出身のある程度走った馬の産駒としては期待は薄い。むしろ走らなかった母父キンカメ産駒たちのほうが可能性を感じる。それでもダノンリバティは出しているので安定感はないもののファミリー力を感じる。父がキンカメからロードカナロアに強化されるのもプラスで期待したい。
前評判
3月末に既に入厩。情報では今週末の6月17日デビュー予定との事。ここまで何の誤差も無く調整が進んでおり、やはり体調面での不満は皆無に等しい。ややパワータイプとの話だが、徐々に素軽さを見せて来ており芝が全く駄目という事は無いだろう。いずれはダートへシフトチェンジして行く可能性もあるが、先ずはクラシック路線に乗せるべく牝馬の扱いには定評のある国枝栄厩舎がまた新たな怪物を送り出す。
馬名の意味
ハンドベル演奏グループ
勝利の鐘の音を響かせて欲しいとの想いでネーミング。
2着:ノーブルテラ 牝3 (横山武史)
3着:ダイヤーズブルーム 牝3 (藤岡康太)
レースタイム:1:46.6(良)
レース上がり3ハロン:38.9
勝ち馬上がり3ハロン:38.9