『追えば追うほど伸びるイメージ』

 
高橋義忠厩舎の公式サイトによれば、調教ではやればやるだけ伸びて行きそうな馬との事。それだけ体長も良く反応が俊敏なのだろう。ロードカナロア産駒だが、中距離前後に適正が見出され初戦は1800m戦をチョイス。母レディバラード自体がどちらかと言えば、2000m前後で活躍していたので問題ない。戦前のオッズを見る限りは上位人気3頭から離されているが、血統的にも秘めたる実力は双璧だろう。圧勝のシーンも一考か。
 

ベイコート

 
ベイコート(レディバラード2016)

ベイコート(レディバラード2016)

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:レディバラード
母父:Unbridled
所属:高橋義忠厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム
馬主:中村祐子

通算成績:0戦0勝(0-0-0-0)
主な戦績:特になし
via google imghp
 
画像自体は入厩後に稽古が進んでいる状態のものだけに、通常の牧場時と比べればやや物足りない印象。しかし、余計な部分が削り落とされた馬体ですぐにでも走れそうな臨戦態勢を物語っている。サイトによれば馬体重が500kg近い大型馬で牝馬にしては馬格に恵まれた。その分、短距離の忙しい競馬よりはマイル以上のゆったりと運べる距離に適正がありそう。ケイアイファームの秘蔵っ子とでも呼ぶべき存在で、この馬の活躍は決して見逃せない。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
レディバラード Unbridled Fappiano Mr.Prospector
Killaloe
Gana Facil Le Fabuleux
Charedi
Angelic Song Halo Hail to Reason
Cosmah
Ballade Herbager
Miss Swapsco


 

兄弟馬

 
ロードアリエス(レディバラード2005)

ロードアリエス(レディバラード2005)

牡馬

父馬:シンボリクリスエス
母馬:レディバラード
母父:Unbridled
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム
馬主:ロードホースクラブ

通算成績:29戦3勝(3-6-4-16)
主な戦績:京都新聞杯2着など
via google imghp
 
ダノンバラード(レディバラード2008)

ダノンバラード(レディバラード2008)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:レディバラード
母父:Unbridled
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ケイアイファーム
馬主:ダノックス

通算成績:26戦5勝(5-3-7-11)
主な戦績:宝塚記念2着、AJCCなど
via google imghp
 

近親馬

 
Devil's Bag(Ballade1981)

Devil's Bag(Ballade1981)

牡馬

父馬:Halo
母馬:Ballade
母父:Herbager
所属:Woodford C.Stephens厩舎(米)
生産:Edward P.Taylor
馬主:Hickory Tree Stable

通算成績:9戦8勝 (8-0-0-1)
主な戦績:シャンペンステークス、ローレルフューチュリティなど
via google imghp
 
Singspiel(Glorious Song1992)

Singspiel(Glorious Song1992)

牡馬

父馬:In the Wings
母馬:Glorious Song
母父:Halo
所属:Sir Michael Ronald Stoute厩舎(英)
生産:Sheikh Mohammed Bin Rashid Al Maktoum
馬主:Sheikh Mohammed Al Maktoum

通算成績:20戦9勝 (9-8-0-3)
主な勝鞍:ジャパンカップ、コロネーションカップ、ドバイワールドカップなど
via google imghp
 
Sligo Bay(Angelic Song1998)

Sligo Bay(Angelic Song1998)

牡馬

父馬:Sadler's Wells
母馬:Angelic Song
母父:Halo
所属:C Beau Greely厩舎(米)
生産:Orpendale(愛)
馬主:Columbine Stable

通算成績:17戦4勝(4-6-2-5)
主な戦績:ハリウッドターフカップなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
Ballade一族の中でも良血な母だが産駒は重賞馬はいるものの未勝利馬や1勝馬がほとんどでパッとしない。一族は優秀だけに物足りない印象が強い。
 

前評判

 
『牝馬にしては大きくて体高もあるしいずれは走って来ると思います。じっくりと進めて行きたいですね』とは高橋義忠調教師のコメント。とは言え7月デビューに漕ぎ着けたという事は、余程調教で動いたのだろう。初戦から走れる体つきでデビュー戦に臨む。
 

馬名の意味

 

港の王宮

 
中村祐子氏は比較的シンプルな馬名を好む馬主のイメージ。活躍している代表馬ではタイムトリップなど。

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