圧巻の内容でクラシック最有力候補へ

 

2017年09月30日 2歳未勝利 芝1800m 阪神競馬場

1着:ヘンリーバローズ 牡2 (M.デムーロ)
2着:ショウナンマリブ 牡2 (池添謙一)
3着:プルンクザール 牡2 (浜中俊)

レースタイム:1:47.5(良)
レース上がり3ハロン:33.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
 
スタートから押し出される様にしてヘンリーバローズがハナに立つ展開。それでもスローペースには落とさず平均的な流れから直線コースへ。そこから後続が必至に追いすがるもヘンリーバローズの手綱は一切動かず。最後は2着ショウナンマリブに4馬身差を付ける完勝で力の違いをまざまざと見せ付けた形だ。上がりは33秒8、この内容でこの時期に1800mを47秒台半ばで走れる事が出来れば間違いなくGⅠクラスの能力は持ち合わせているだろう。新馬で負けたワグネリアンよりもポテンシャルは高いと判断する。
 

ここは調教代わりの楽勝ムード

 
クラシック戦線に向けて再始動するヘンリーバローズ

クラシック戦線に向けて再始動するヘンリーバローズ

via google imghp
 
新馬で敗れたワグネリアンがその後の野路菊ステークスで圧倒的な内容の連勝を飾り、更に評価が上がったヘンリーバローズ。あの敗戦は展開のアヤとも言え、先に前を潰しに行った同馬の方が実際には強かったという見方も出来る。その後、無理をさせず一旦休養に充てた角居調教師の選択も非常に好感が持て、満を持して出走する今回は余裕残しの仕上げでも完勝する事は間違いない。来年の皐月賞と日本ダービーには少なくとも名を連ねるであろう馬のポテンシャルをとくと拝見しようではないか。
 

豪快なフットワークはシルバーステートそっくり

 

2017年07月16日 2歳新馬 芝2000m 中京競馬場

1着:ワグネリアン 牡2 (福永祐一)
2着:ヘンリーバローズ 牡2 (川田将雅)
3着:スヴァルナ 牡2 (M.デムーロ)

レースタイム:2:04.7(良)
レース上がり3ハロン:32.8
勝ち馬上がり3ハロン:32.6
 
レースでは人気馬の宿命か、道中目標になるポジションで追走しつつ自ら仕掛けて流れを作る役目を果たしたヘンリーバローズ。結果、最後は徹底的にマークしていたワグネリアンに足元をすくわれた形だが、内容的には互角。むしろ、馬体面含めて今後の伸びシロを感じるのはヘンリーバローズの方だった。何より、直線で見せた大きなストライドは全兄シルバーステートと瓜二つの頼もしい走法だったのが良い兆候だろう。次走は間違いなく確勝級。
 

秘めたる素質は兄以上か!?

 

ヘンリーバローズについて角居勝彦調教師へのインタビュー動画

 
この動画を見れば関西No.1のトレーナー角居勝彦師が、来年のクラシックに向けてヘンリーバローズに大きな期待をかけているのが良く分かる。何しろ、あのシルバーステートの全弟で当歳時に1億以上もの高額取り引きされた馬。牧場関係者も『大物になるオーラが凄い』と褒めちぎっていた様に、もしかしたら兄以上の素材かもしれない。新馬戦からいきなり衝撃のパフォーマンスが見られるのだろうか。鞍上は川田将雅騎手。
 

馬体診断

 
ヘンリーバローズ(シルヴァースカヤ2015)

ヘンリーバローズ(シルヴァースカヤ2015)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:猪熊広次

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2歳未勝利
via google imghp
 
どっしりとした雰囲気で重厚な馬体。厚みと柔らかさが混在した如何にも走りそうな雰囲気のある立ち姿だ。産地でもその好馬体が際立っており、さすがにこれで走って来ない方がおかしいだろう。兄のシルバーステートも見栄えのするタイプだったが、弟はそれをも勝るかもしれない。馬体重は春の取材時点で既に510kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シルヴァースカヤ Silver Hawk Roberto Hail to Reason
Bramalea
Gris Vitesse Amerigo
Matchiche
Boubskaia Niniski Nijinsky
Virginia Hills
Frenetique Tyrant
Femina


 

兄弟馬

 
シルバーステート

シルバーステート

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルヴァースカヤ
母父:Silver Hawk
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:G1レーシング

通算成績:4戦3勝 (3-1-0-0)
主な戦績:オーストラリアトロフィーなど
via google imghp
 

近親馬

 
シックスセンス

シックスセンス

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:デインスカヤ
母父:デインヒル
所属:長浜博之厩舎(栗東)
生産:追分ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:14戦2勝 (2-5-2-5)
主な戦績:京都記念など
via google imghp
 

血統評価:1.8pt

 
海外の兄に愛ダービー2着のセヴィルがおり、超素質馬シルバーステートにも注目があつまるその弟。母の姉もクラシッククラスを出しており比較的少数精鋭のファミリー、セヴィルの全妹で当馬の姉ヴィルジニアもなにげにチューリップ賞4着があり当たりハズレはイーブンと言えるかもしれない。十分魅力的な血統である。
 

前評判

 
『こっちに来た当初からそれは物凄い馬になるんじゃないかって位にオーラが出てましたね。調教でも遊びながら1ハロン15秒を軽々とこなしてます。トモの動きが半端ではないので、後ろ脚の踏ん張りが他の馬と全く違うんですよね。普通に走って来れば結果は間違いなく付いて来ると思いますよ。もちろんクラシック戦線に乗ってもらわければいけない馬』との事。これだけベタ褒めされていながら一切走らなければそれこそ嘘だろう。
 

馬名の意味

 

人名+冠名

 
バローズお得意の外国人名シリーズとでも言うべきか。正直、この手の名前は余りしっくり来ない。馬の評価に対して勿体無い印象だ。

関連記事

関連タグ

著者