グリーンステークス直前

 
前走はさすがに特殊な東京の高速馬場にしてやられた印象のヘリファルテ。その前の早春ステークスがかなりの脚を使っていた事から、D.レーン騎手もそのイメージで乗っていたのだろう。後方でゆっくり構えていざ追い出すものの、前がいっさい止まらない流れでそのまま7着と人気を裏切ってしまった。そういう意味で今回の阪神替わりは魅力であり、藤岡佑介騎手も考えて乗るタイプなのでただ最後方追走という競馬はしない筈だ。
 

緑風ステークス直前

 
さすがに前走の早春ステークスは位置取りが後ろ過ぎた印象だった。抜け出して勝利したアイスバブルのポジションを考えると、むしろ最後方からよく追い上げたと言っても良いだろう。そういう意味でも現級で力が抜けている事は間違いなく、今回はD.レーン騎手を背に確勝のレース運びで臨む。デビュー前はクラシックを意識されていた程の逸材、そろそろ1600万クラスから卒業しておきたい。
 

早春ステークス直前

 
前走のノベンバーステークスは余りにも案外過ぎて呆気に取られたヘリファルテ。少なくとも力負けでは無く、何かしらの要因があって馬の走る気が無くなったとしか思えないレースだった。恐らく長期休養明けから立て続けにレースへ使った為のポカとしか考えようが無い。ここできっちり立て直して来るのが堀厩舎。次の狙いを定めてしっかりと馬を仕上げて来ている筈。ルメール騎手で万全の競馬を期待したい。
 

本栖湖特別直後

 

2018年10月06日 本栖湖特別 芝2400m 東京競馬場

1着:ヘリファルテ 牡4 (J.モレイラ)
2着:ブラックプラチナム 牡5 (C.ルメール)
3着:サンデームーティエ 牡4 (柴田大知)

レースタイム:2:27.7(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.2
 
1年ぶりの実戦復帰となったヘリファルテ。+18kgの馬体増もそのほとんどが成長分と見て良いだろう。レースでは道中後方から無理なく進め、前半1000m=64秒近い超スローペースを徐々にポジションを上げつつ直線コースへ。いざ追われるとグングン加速しあっという間に先頭へ、内から追い込んで来たブラックプラチナムの追撃をかわして休養前から続く連勝を3に伸ばした。サンデーレーシングでも募集された当時の目玉だった1頭、出世は遅れたがここから一気にトップクラスへ押し上がって来るだろう。ちなみに、全弟には今年のプリンシパルステークスで2着だったブレステイキングがいる。
 

ヘリファルテ

 
ヘリファルテ(シユーマ2014)

ヘリファルテ(シユーマ2014)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シユーマ
母父:Medicean
所属:堀宣行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:8戦4勝(4-1-0-3)
主な戦績:本栖湖特別など
via google imghp
 
見るからに軽快なフットワークで駆け出しそうな柔らかい馬体の作り。現在の馬体重は470kg前後で、後もう少し全体的に筋肉が付いて来て500kg辺りまで行けば完成形だろう。デビュー前時期でこの見た目なら全く以て文句の付けようが無い。単純に立ち姿を見ただけでも品があり、既に何勝もしている様な風格を漂わせている。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シユーマ Medicean Machiavellian Mr.Prospector
Coup de Folie
Mystic Goddess Storm Bird
Rose Goddess
Sichilla デインヒル Danzig
Razyana
Slipstream Queen Conquistador Cielo
Country Queen


 

兄弟馬

 
初仔
 

近親馬

 
Siyouni(海外GⅠ・1勝)
 

血統評価:1.0pt

 
初仔だが母と母兄がGⅠ馬という点は魅力。ただ兄弟がいないとなると現時点でPOG候補としてはそれほどおすすめできる内容ではない。
 

前評判

 
そもそもが、今年のサンデーレーシング募集馬の中でも最高額のムーヴザワールドに次ぐ、1億2000万円の高額馬。そのムーヴザワールドは既に姉のタッチングスピーチが重賞を勝つなど活躍しており高評価に繋がっているが、シユーマの初仔であるヘリファルテは本馬の作りや動きがその価格に反映されている事になる。つまり、実質的に言えば今年の最高評価に値するのはこの馬となるのである。当然ながら、各関係者のコメントも絶賛するものばかりであり、加えて管理する堀調教師が惚れ込んでいる事実が最も信憑性に高い情報である。
 

馬名の意味

 

隼(スペイン語)

 
スペイン語ではやぶさの意。隼が優雅に大空を飛ぶ様に、本馬にもレースで雄大な活躍をして欲しいという願いを込められての命名だろう。サンデーレーシングのネーミングセンスは基本的にいつも抜群である。これなら走ってもおかしくはない。

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