チャレンジカップ直後
2019年11月30日 チャレンジカップ 芝2000m 阪神競馬場
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最内枠からのスタートとなったブレステイキングは相変わらず行き脚の付かない前半。それでもR.ムーアがしっかり気合を入れながら折り合いを付け、前に遅れない形で道中を進めて行ったレース運び。4コーナーで徐々に加速を付けつつ進出する機会を窺い、直線コースでは迷わず最内を突いてGOサイン。トリオンフが開けたインのスペースへ一気に入って行きゴール前は上位に食い込む内容の3着となった。久々の重賞挑戦を考えると十分過ぎる走りだっただろう。
チャレンジカップ直前
ブレステイキングが遂に重賞制覇目前、前走のレインボーステークスは単勝1.8倍の支持に応える走りで4勝目を飾りオープン入りを飾った。デビュー前の評判からすれば時間が掛かった印象は否めないものの、まだ10戦とキャリアは浅い。若い時に使い込んでいない分、まだまだ馬も若く伸びシロがあると言って良いだろう。前走の1勝がキッカケに馬も一気の上昇ムードだ。鞍上はR.ムーア騎手。
セントライト記念直後
2018年09月17日 セントライト記念 芝2200m 中山競馬場
1着:ジェネラーレウーノ 牡3 (田辺裕信)
2着:レイエンダ 牡3 (C.ルメール)
3着:グレイル 牡3 (岩田康誠)
レースタイム:2:12.1(良)
レース上がり3ハロン:36.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
2着:レイエンダ 牡3 (C.ルメール)
3着:グレイル 牡3 (岩田康誠)
レースタイム:2:12.1(良)
レース上がり3ハロン:36.5
勝ち馬上がり3ハロン:35.2
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スタートも良く、道中は先行集団のインを追走して絶好の展開となったブレステイキング。ペースが上がった4コーナーでやや遅れを取るも、直線では巻き返し3番手まで上がる意地の走り。ゴールにそのまま飛び込むかと思われたが、最後の最後で外からグレイルに差し切られ4着に終わってしまった。菊花賞への出走権を獲得目前で痛恨のハナ差、プリンシパルステークス時と言い同馬はどうもクラシックに見放されている様な気がしてならない。
3歳上500万下直後
オンザロックス、ヨシヒコの2頭が後続を引き離し気味に逃げる展開の中、圧倒的人気を受けたブレステイキングは中団に構えて追走。4コーナーにかけて徐々に進出して行くと、早めに前を射程圏に入れつつ直線コースへ。抜群の手応えであっという間に先行勢を競り落とすと、そのまま単独で抜け出し楽々と後続を突き放すまさに完勝の内容だった。鞍上のデムーロ騎手もレース後に『これからもっと良くなる』とコメントしており、秋の菊花賞に向けて仕切り直しのスタートを切った。
プリンシパルステークス直後
2018年05月05日 プリンシパルステークス 芝2000m 東京競馬場
1着:コズミックフォース 牡3 (C.ルメール)
2着:ブレステイキング 牡3 (石橋脩)
3着:イェッツト 牡3 (蛯名正義)
レースタイム:1:58.2(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
2着:ブレステイキング 牡3 (石橋脩)
3着:イェッツト 牡3 (蛯名正義)
レースタイム:1:58.2(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
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外枠からスタートで立ち遅れたブレステイキング。芝2000m戦はすぐにカーブがある事から、致命的な立ち回りとなった道中。ジッと動かず最後の直線に賭け、大外に持ち出すと1頭だけ別次元の伸びを見せ前に肉薄する走りを披露した。最後は先に抜け出したコズミックフォースにハナ差及ばず日本ダービー出走の権利を逃してしまったが、総合的には1番強い内容だったのではないだろうか。同条件で500万クラスなら古馬を交えても先ず勝ち負け。
2歳新馬直前
堀調教師の期待の表れか。新馬戦の追い切りに、今週ジャパンカップへ出走するサトノクラウン他との3頭併せで最終調整を行ったブレステイキング。先輩に負けじと機敏な動きで併走する姿はまさに大物感抜群といったところだ。鞍上は天才R.ムーア騎手がスタンバイ。アルビオリクスという同じディープインパクト産駒の有力馬対決が見ものとなるが、ここを楽に制する事が出来れば同馬の未来に明るい兆しが見えて来るだろう。
ブレステイキング
全体的に馬体がコンパクトに詰まった走るディープインパクト産駒独特のシルエット。やや線が細い気もするが、仕上がり早の血統では無いので本格化はまだ先の方だろう。全兄ヘリファルテもデビューは遅くなったがいきなり未勝利戦でとんでもないパフォーマンスを見せて快勝。この配合は間違いなく当たり例となる筈。脚元の弱ささえ払拭出来ればクラシックで大仕事が出来る器だ。馬体重は不明。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
シユーマ | Medicean | Machiavellian | Mr.Prospector |
Coup de Folie | |||
Mystic Goddess | Storm Bird | ||
Rose Goddess | |||
Sichilla | デインヒル | Danzig | |
Razyana | |||
Slipstream Queen | Conquistador Cielo | ||
Country Queen |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
ファミリーはEU圏のマイルで実績馬が多く母もGⅠ馬、初仔の全兄もデビューこそ遅れたものの現在4戦3勝と一定水準はクリアしているので血統背景としては、明るい。ただし兄1頭だけでの判断はまだまだ不安ではある。
前評判
『全身がバネかと思うくらいにしなやかさが凄いですね。騎乗者がいつも驚く程の乗り味。兄にもつきまとった脚元の不安さえ出なければ大成すると思います』との事。管理予定の堀宣行調教師もかなり楽しみにしているそうだ。兄以上の活躍が期待される。
馬名の意味
あっと言わせるような
俗語か何かだろうが、もう少しお堅い意味があるのかと思わされた。良い意味であっと驚かせて欲しい。
2着:トリオンフ セ5 (岩田康誠)
3着:ブレステイキング 牡4 (R.ムーア)
レースタイム:1:59.1(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.8