岩田騎手に手綱は戻り確勝級の1戦

 
東スポ杯2歳S以来の勝ちを飾りたいブレスジャーニー

東スポ杯2歳S以来の勝ちを飾りたいブレスジャーニー

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何と言ってもあのスワーヴリチャードを差し切っているブレスジャーニー。当時は楽々と重賞2連勝を達成し一躍クラシック候補にまでの名乗りを上げた。しかし不運の故障に見舞われ長期休養を余儀なくされ、復帰後は勝ち星から遠ざかっている。が、レース内容自体は徐々に全盛期のキレを取り戻して来ており、満を持してオープンクラスの丹頂ステークスで勝利を貪欲に狙いに来た印象だ。コルコバードやルミナスウォリアーなどのライバルが揃ってはいるものの、実績なら断然同馬。岩田騎手のエスコートで久々に美酒に酔いしれたい。
 

上がり最速で完全復調も4着

 

2018年07月15日 函館記念 芝2000m 函館競馬場

1着:エアアンセム 牡7 (藤岡佑介)
2着:サクラアンプルール 牡7 (田辺裕信)
3着:エテルナミノル 牝5 (四位洋文)

レースタイム:1:59.8(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.7
 
スタートは出たブレスジャーニーだったが、行き脚が付かず道中はほぼ最後方から。鞍上の柴田善臣騎手も馬の力を信じて腹を決めた追走の雰囲気だった。4コーナーで外から徐々に押し上げて行くと、直線では最速の上がりを繰り出しゴール前で強襲。粘り込みを図るエテルナミノルをハナ差捉えられず4着に敗れてしまった。レース後に、『右回りはどうしても傾く』といった内容のコメントが見られるだけに重賞2勝をあげている左回りで完全復活の勝利をあげてもらいたい。とは言え、走りはまさに過去の輝きを取り戻しつつある。
 

往年のコンビで重賞3勝目を

 
最終追い切りでは抜群の動きを披露

最終追い切りでは抜群の動きを披露

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いよいよブレスジャーニーが表舞台に戻る時が来た。2歳時にはスワーヴリチャードをあっさりと差し切る程のパフォーマンスを見せた素質馬だ。その後の骨折休養で長期戦線離脱を余儀なくされたが、ようやくココに来て復調の気配を漂わせている。重賞2勝を共に手にした名騎手柴田善臣を鞍上に迎え、函館記念で3つ目のタイトル獲得に挑む。同レースは巴賞で敗戦した馬の巻き返しが目立つ1戦、前走はあえて叩き台のイメージで使って来た同馬が最もそれに該当しそうな1頭だろう。
 

ブレスジャーニー

 
ブレスジャーニー(エルフィンパーク2014)

ブレスジャーニー(エルフィンパーク2014)

牡馬

父馬:バトルプラン
母馬:エルフィンパーク
母父:タニノギムレット
所属:本間忍厩舎(美浦)
生産:競優牧場
馬主:島川隆哉

通算成績:10戦3勝(3-0-2-5)
主な戦績:サウジアラビアロイヤルカップ、東京スポーツ杯2歳ステークスなど
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兄弟に確たる活躍馬はいないが、元を辿れば曾祖母はダイナカール。つまりエアグルーヴなどと遠い親戚関係にあたり、当初は母の産駒もノーザンファームで生産されていた。血統的な下地だけで考えればブレスジャーニー級の馬を輩出しても何らおかしくはないのだが、父バトルプランの実績を含めてデビュー前はそこまで期待のかけ様が無かったと言えるだろう。それでもこの馬に目を付けてセールで引き取った島川隆哉氏の馬の見る目が凄いという事か。
 

血統背景

 
バトルプラン エンパイアメーカー Unbridled Fappiano
Gana Facil
Toussaud El Gran Senor
Image of Reality
Flanders Seeking the Gold Mr.Prospector
Con Game
Starlet Storm Storm Bird
Cinegita
エルフィンパーク タニノギムレット ブライアンズタイム Roberto
Kelley's Day
タニノクリスタル クリスタルパレス
タニノシーバード
エルフィンフェザー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー


 

兄弟馬 

 
特になし
 

近親馬

 
エアグルーヴ(ダイナカール1993)

エアグルーヴ(ダイナカール1993)

牝馬

父馬:トニービン
母馬:ダイナカール
母父:ノーザンテースト
所属:伊藤雄二厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:ラッキーフィールド

通算成績:19戦9勝(9-5-3-2)
主な戦績:オークス、天皇賞秋など
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オレハマッテルゼ(カーリーエンジェル2000)

オレハマッテルゼ(カーリーエンジェル2000)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:カーリーエンジェル
母父:ジャッジアンジェルーチ
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:小田切有一

通算成績:38戦9勝(9-8-5-16)
主な戦績:高松宮記念など
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血統評価:1.0pt

 
父も母父もB級以下の配合で兄弟も全く走っていないがダイナカール一族のファミリー力が覚醒した印象。血統背景からの強調材料としてはファミリーのみだろう。
 

前評判

 
2015年のサマーセールにおいて270万円の取引額で落札されているブレスジャーニー。さすがに誰も注目していなかったのだろう。しかし、“トーセン”でお馴染みの島川隆哉氏がその素質を見抜いて購入している。東京スポーツ杯2歳ステークスを勝った時点ではクラシックの最有力候補だっただけに、中小規模の馬主にとって同馬の活躍は非常に夢のある話。とは言え、オーナー自体は億超えも厭わない大馬主ではあるが。
 

馬名の意味

 

旅を祝福する

 
“トーセン”の冠名を廃止していた時のネーミング。どちらかと言えばこのシリーズの方が走りそうな馬名ばかりだったので継続してほしかったが。

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