三鷹特別直後

 

2019年11月9日 三鷹特別 芝1400m 東京競馬場

1着:ブレイブメジャー 牡3 (川田将雅)
2着:カルリーノ 牡3 (C.スミヨン)
3着:ホウオウスクラム 牡4 (武藤雅)

レースタイム:1:21.4(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
 
道中は大逃げとまでは行かずも後続を引き離し気味に逃げるホウオウスクラムを見る様にして単独2番手の追走となったブレイブメジャー。前の勢いが衰えず5馬身以上の差を付けられて直線コースへ。この手の競馬は仕掛けどころが難しく取りこぼす事も多いが、しっかりと脚を使って伸び続け、ゴール前でカルリーノが詰め寄って来るとまだもうひと伸びし単独先頭へ立ったところがゴールとなった。これはなかなか出来ない勝ち方で着差以上に価値のある勝利。
 

ブレイブメジャー

 
ブレイブメジャー(シーイズトウショウ2016)

ブレイブメジャー(シーイズトウショウ2016)

牡馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:シーイズトウショウ
母父:サクラバクシンオー
所属:萩原清厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクホースクラブ

通算成績:6戦3勝(3-2-0-1)
主な戦績:三鷹特別など
via google imghp
 
母シーイズトウショウは言わずと知れた名スプリンター。そこにダイワメジャーを配合したのだから、マイル以下での活躍を期待しない訳には行かない短距離戦線のスター候補とも言える1頭だ。実際、母の産駒は中央で6勝をあげたトウショウピスト(父ヨハネスブルグ)、2勝をあげたトウショウジャイロ(父ダイワメジャー)と分かりやすい様に短距離志向の血統構成で実績をあげている。さて、本馬はその代表産駒となれるのだろうか。
 

血統構成

 
ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida
シーイズトウショウ サクラバクシンオー サクラユタカオー テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ ノーザンテースト
クリアアンバー
ジェーントウショウ トウショウフリート トウショウペガサス
リバーストウショウ
コーニストウショウ ダンディルート
ローズトウショウ


 

兄弟馬

 
トウショウピスト(シーイズトウショウ2012)

トウショウピスト(シーイズトウショウ2012)

牡馬

父馬:ヨハネスブルグ
母馬:シーイズトウショウ
母父:サクラバクシンオー
所属:土田稔厩舎(美浦)
生産:トウショウ牧場
馬主:トウショウ産業

通算成績:49戦6勝(6-3-3-37)
主な戦績:オーロカップなど
via google imghp
 

近親馬

 
シスタートウショウ(コーニストウショウ1988)

シスタートウショウ(コーニストウショウ1988)

牝馬

父馬:トウショウボーイ
母馬:コーニストウショウ
母父:ダンディルート
所属:鶴留明雄厩舎(栗東)
生産:トウショウ牧場
馬主:トウショウ産業

通算成績:12戦4勝 (4-2-0-6)
主な戦績:桜花賞など
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
牝系はウオッカ、シスタートウショウをゆうするファミリーでその中でもついで活躍したシスタートウショウの産駒。兄弟には半兄にトウショウピストがいるものの他兄弟はほぼ結果だしていない。当馬にはそれ以上の期待ができ、これまでの兄弟の父を考えるともう少し上の種牡馬を配合してもよさそうな血統だろう。
 

前評判

 
全兄がある程度結果を残している事もあり、3500万円募集でも安心して出資出来るレベルの価格帯募集だったブレイブメジャー。芝がダメでもダートでも潰しが効くという意味ではまだまだ活躍の場は残されており、デビュー前から計算が立つ産駒というのもなかなかいない。その中でやはりダイワメジャーという種牡馬は2歳から早め始動も可能であり、古馬になっても持続的に成長が見込める優秀な父親だろう。
 

馬名の意味

 

勇敢な+父名の一部

 
母名より連想してネーミング。

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