福永『戦えるメドがたった』

 

2018年11月24日 京都2歳ステークス 芝2000m 京都競馬場

1着:クラージュゲリエ 牡2 (J.モレイラ)
2着:ブレイキングドーン 牡2 (福永祐一)
3着:ワールドプレミア 牡2 (武豊)

レースタイム:2:01.5(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
 
成長分とは言え、明らかに+18㎏は太い印象を受けたパドック。それでも、レースでは機敏な動きで4コーナーのペースアップにも対応。自ら前を潰しに行く競馬でクラージュゲリエとの叩き合いも見応え充分の内容だった。さすがに最後は休み明けの分で遅れを取ったが、来春のクラシックに向けてトップクラスとも互角に渡り合えるパフォーマンスを確認出来たのが何よりの収穫だっただろう。福永騎手も同じ手応えを感じている様だった。
 

ブレイキングドーン

 
ブレイキングドーン(アグネスサクラ2016)

ブレイキングドーン(アグネスサクラ2016)

牡馬

父馬:ヴィクトワールピサ
母馬:アグネスサクラ
母父:ホワイトマズル
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:高昭牧場
馬主:前田幸治

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:京都2歳ステークス2着など
via google imghp
 
新馬戦では8番人気にも関わらず、億を超える額の良血馬たち相手に完勝の競馬で勝利したブレイキングドーン。母系を辿れば遠い親戚にアグネスフライトやアグネスタキオンがいる血統で、“ヴィクトワールピサ×ホワイトマズル”という掛け合わせは如何にもクラシックを意識した中長距離仕様の作りだろう。本当に良くなるのは3歳秋以降の下地ではあるが、早くから活躍出来るポテンシャルは十分にある。
 

血統背景

 
ヴィクトワールピサ ネオユニヴァース サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ポインテッドパス Kris
Silken Way
ホワイトウォーターアフェア Machiavellian Mr.Prospector
Coup de Folie
Much Too Risky Bustino
Short Rations
アグネスサクラ ホワイトマズル ダンシングブレーヴ Lyphard
Navajo Princess
Fair of the Furze Ela-Mana-Mou
Autocratic
アグネスパサー エルコンドルパサー Kingmambo
サドラーズギャル
アグネスセレーネー トニービン
アグネスフローラ


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
アグネスフライト(アグネスフローラ1997)

アグネスフライト(アグネスフローラ1997)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:アグネスフローラ
母父:ロイヤルスキー
所属:長浜博之厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:渡辺孝男

通算成績:14戦4勝(4-2-0-8)
主な戦績:日本ダービーなど
via google imghp
 
アグネスタキオン(アグネスフローラ1998)

アグネスタキオン(アグネスフローラ1998)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:アグネスフローラ
母父:ロイヤルスキー
所属:長浜博之厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:渡辺孝男

通算成績:4戦4勝(4-0-0-0)
主な戦績:皐月賞など
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
アグネスフローラの一族で唯一の牝馬アグネスセラーネーから伸びる牝系、トニービン、エルコンドルパサーと高いレベルの種牡馬が重ねられた祖母アグネスパサーが牝馬を量産しているのでアグネスフローラ一族復活も期待できるブレイキングドーンの活躍だろう。母父ホワイトマズルはやや見劣るがとはいえ、SS系種牡馬をかけ放題ではあるのでその点は評価できそう。ホワイトマズルにヴィクトワールピサの同配合は事例がすくないが可能性を感じる1頭の登場だろう。
 

前評判

 
牧場時代からその心肺機能の高さには評判があった様だ。しかし、入厩後の動きはいまいちパッとせずデビュー戦でも10頭中8番人気。それでも、その評価を裏切る様なレースぶりで鮮やかに快勝。レース後に福永祐一騎手も『これは化けるかも』とコメントしていた様に大物の片鱗があった様である。特にこれといった課題も無く、後は馬がどんどん良くなって行くのを待つだけ。来春にはもしかするとかなりの有力馬になっているかもしれない。
 

馬名の意味

 

夜明け、新時代

 
その到来を予感させる程に期待の高さから来るネーミングか。

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