9日早朝に安楽死処分

 
まさか、といったニュースで寝耳に水だったが、本日の朝にブルトガングが腰萎(腰フラ)が原因で予後不良と診断されたとの事。競走馬になってから腰フラになるという事例が余り見かけないのだが、突発性によるものだろうか。いずれにせよ、一口375万円という高額募集馬である。出資された方はクラシックを狙える素材だっただけに、やり切れない想いでいっぱいだろう。そうでなくとも、多くの競馬ファンもショックを隠しきれないでいる様子だ。ブルトガングのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
 

2歳新馬直後

 

2019年6月22日 2歳新馬 芝1800m 東京競馬場

1着:ブルトガング 牡2 (C.ルメール)
2着:シェクロエ 牝2 (丸山元気)
3着:コスモタイシ 牡2 (柴田大知)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
スタートでゲートに音に驚いたブルトガング。そこから馬群の内目を追走で苦労しレースに参加出来ない始末。圧倒的1番人気を裏切るかに見えたが、直線で外に出すと一気にトップギアに入りグングン加速。あっという間に先頭のシェクロエをノーステッキでかわしあっさりと4馬身突き放してゴールする離れ業を披露して見せた。まだレースを分かっておらず、まともに走ったのは最後だけ。距離も長くて問題なさそうで、クラシックも視野に入る1戦だっただろう。
 

2歳新馬直前

 
やはり能力は相当に高い。追い切りに騎乗したC.ルメール騎手もその動きには納得の様子だった。しかし、姉とは違い2000m以上に適正がある様で、確かに動きを見ても姉のような俊敏性は無く、逆に長く良い脚を使えそうなタイプとなっている。芦毛が出ている事からも母系の遺伝が強く出ているとすると、やはりジリジリと脚を伸ばす競馬になるのではないだろうか。全国のPOGファンがその走りに視線を集める事となる。
 

ブルトガング

 
ブルトガング(タピッツフライ2017)

ブルトガング(タピッツフライ2017)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:タピッツフライ
母父:Tapit
所属:手塚貴久厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
全姉は桜花賞を圧勝したグランアレグリアで、自身はサンデーレーシングから一口375万円で募集されている超が付く程の期待馬であるブルトガング。各方面からの声も絶賛の嵐で、POGでも恐らく上位人気する事は間違い無さそう。距離自体は姉同様に短めの所が良さそうなイメージだが、折り合い次第では2000mまでなら許容範囲となるだろう。今回は馬体が芦毛に出ており、母方の影響が強く出ている事からまた上とは違ったタイプの走りが見られるのではないだろうか。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
タピッツフライ Tapit Pulpit A.P.Indy
Preach
Tap Your Heels Unbridled
Rupy Slippers
Flying Marlin Marlin Sword Dance
Syrian Summer
Morning Dove ortunate Prospect
Pink Dove


 

兄弟馬

 
グランアレグリア(タピッツフライ2016)

グランアレグリア(タピッツフライ2016)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:タピッツフライ
母父:Tapit
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦3勝(3-0-1-1)
主な戦績:桜花賞など
via google imghp
 

近親馬

 
ベッラレイア(マリスターⅡ2004)

ベッラレイア(マリスターⅡ2004)

牝馬

父馬:ナリタトップロード
母馬:マリスターⅡ
母父:Baldski
所属:平田修厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:17戦3勝(3-3-3-8)
主な戦績:フローラステークスなど
via google imghp
 

血統評価:2.0pt

 
母は米G1馬で全姉も歴代上位のG1馬でTapit×ディープインパクトとなれば超良血といえるので当馬への期待も必然的に高い。彼の活躍次第では以下の兄弟が超人気になるので彼への注目度はかなり高い。
 

前評判

 
育成時代から常に高評価、どこの不安もなく動きも絶好で早くからPOGでも注目度が高かった同馬。既に6月デビューの目安も出ており、グランアレグリアと同じく早期使い出しは濃厚だろう。その姉より気性面でも落ち着いており、ある程度は距離の融通面も出て来る見立てとの事。恐らく、新馬戦を勝てばその後は一旦放牧で馬の成長を促す算段だろうから、初戦は是が非でも勝っておきたいところ。
 

馬名の意味

 

中世ドイツの伝説に登場する英雄の剣

 
重厚且つ響きの通ったセンスの良いネーミング。

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