音無厩舎の隠し玉的存在
出走する新馬戦のメンバーが豪華過ぎてなのか、いまいち取り上げられないブリッツアウェイ。しかし、血統は超一流で厩舎はクラシックの常連である音無秀孝厩舎。レースがレースならグリグリの本命レベルの1頭であり、今回は松若騎手が鞍上となるが、当初の予定ではM.デムーロ騎手(騎乗停止中)だったのだから陣営の期待値は相当高い。サトノルークス、サラミス、ゴータイミングと名だたる強敵は揃っているものの、これらをまとめて負かせるだけの下地は揃っているのではないだろうか。
ブリッツアウェイ
母スウィフトテンパーはアメリカのGⅠ馬、半兄にスマートストライク産駒のスウィフトレイドがいるも本命の産駒はこのディープインパクトが付けられたブリッツアウェイだろう。間にステイゴールド産駒の姉もいるが、いずれも勝ち上がっており母の繁殖成績も悪くはない。ここにこの配合でどこまで能力の高い馬が出て来るか、吉田照哉氏の名義でオーナーズ所有馬となるがロゴタイプ以来のクラシック馬誕生なるか。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘア | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
スウィフトテンパー | Giant's Causeway | Storm Cat | Storm Bird |
Terlingua | |||
Mariah's Storm | Rahy | ||
イメンス | |||
Glasgow's Gold | Seeking the Gold | Mr.Prospector | |
Con Game | |||
Gorgeous | Slew o' Gold | ||
Kamar |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
一族としては、米G1馬Gorgeousにシーキングザゴールド、ジャイアンツコーズウェイと無駄なく重ねて母もG1馬。持ち込みの兄は4勝しているが日本種牡馬でどうかは今からの判断というタイミングで十分期待していい血統構成と言える。
前評判
管理予定である音無秀孝調教師は、『本当に見映えのする良い馬ですね。ディープの牝馬ですが、馬格があって体幹の強さが素晴らしい。期待して良いと思います』と絶賛のコメントを残している。既に栗東入りしており、順調に行けば9月中に初戦を迎える事が出来そう。
馬名の意味
チェスなどで手を速く指すこと
見た目もそうだが名前からして牡馬っぽい厳ついネーミングだ。
父馬:ディープインパクト
母馬:スウィフトテンパー
母父:Giant's Causeway
所属:音無秀孝厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:吉田照哉
通算成績:0戦0勝(0-0-0-0)
主な戦績:特になし