近江特別直前

 
京都コースで番手から鮮やかに抜け出した新馬戦でのブラヴァス

京都コースで番手から鮮やかに抜け出した新馬戦でのブラヴァス

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前走の北野特別では後方からレースを進め、直線何とか追い込むものの行った行ったの競馬で前を捉えられなかったブラヴァス。そもそもが決め手のあるタイプではなく、スローペースからのヨーイドン勝負には滅法弱い。恐らく札幌での末脚のイメージが強くなって後ろからでも届くと武豊騎手は計算していたのであろう。基本的に33秒台は使えないと思っていた方が良く、そういう意味では福永祐一騎手の様な前々で競馬をするタイプの方が手は合っているのではないだろうか。
 

3歳上1勝クラス直後

 

2019年8月31日 3歳上1勝クラス 芝2000m 札幌競馬場

1着:ブラヴァス 牡3 (武豊)
2着:アリスブルー 牝3 (丹内祐次)
3着:ワセダインブルー 牡4 (C.ルメール)

レースタイム:2:03.6(稍重)
レース上がり3ハロン:37.5
勝ち馬上がり3ハロン:36.8
 
道中はインの後方追走でジッと脚を溜めたブラヴァス。16頭の多頭数でなかなか外に出せないまま4コーナーの勝負どころへ入って行くと、腹を括ってそのまま内を上がって行った。絶好の手応えで直線僅かに開いたスペースに飛び込むと、そこからほぼ馬なりに近い状態で後続を置き去りにする走り。格の違いを見せ付ける様な内容で久々の実戦もしっかりと勝ち上がって見せた。ここから大きな仕事をしそうな予感だ。
 

3歳上1勝クラス直前

 
復帰戦も武豊騎手とのコンビで臨むブラヴァス

復帰戦も武豊騎手とのコンビで臨むブラヴァス

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これまでの4戦で上がり最速が34秒8。展開や馬場条件などもあるが、恐らく33秒台のキレ味はそうそう拝む事が出来ないであろうブラヴァス。走りを見ても長く良い脚を使うタイプで、どちらかと言えば、軽い馬場よりもタフで重たい力の要る馬場の方が合っている様に思える。そういう意味でも札幌の洋芝はうってつけの条件であり、ここであっさりと完勝すれば秋の活躍も大いに期待出来るだろう。
 

若駒ステークス直前

 
心身ともに成長著しいブラヴァス

心身ともに成長著しいブラヴァス

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ようやく馬が少しずつ成長して来た様子のブラヴァス。新馬戦の頃と比べて大人になって来ており、それが稽古の動きにも表れている。厩舎にとってもマカヒキで制した縁起の良い若駒ステークス、ここを勝って弥生賞→皐月賞と進めれば非常に勢いが付くというもの。ヴェロックスやサトノウィザードなど、やはり有力馬が顔を揃えた1戦だが、決して引けは取らないだろう。武豊騎手と共にクラシックへ堂々と駒を進めたい。
 

エリカ賞直後 

 

2018年12月08日 エリカ賞 芝2000m 阪神競馬場

1着:エールヴォア 牝2 (浜中俊)
2着:ブラヴァス 牡2 (武豊)
3着:タガノディアマンテ 牡2 (秋山真一郎)

レースタイム:2:01.4(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
 
発馬で待たされた影響か、上手くタイミングが合わず遅れてしまったブラヴァス。少頭数で流れも落ち着き、後方からの競馬でレース展開は確実に不向きの競馬。それでも、直線では外から懸命に追い込み、逃げるエールヴォアに迫る勢いで2着に入線とまずまずの内容だったと言える。新馬以来の鞍上となる武豊騎手も『今日は出遅れてしまったけど、素質はありますね』と改めて高い評価をしていた。2勝目も近いだろう。
 

エリカ賞直前

 
この手の血統馬は急に馬が変わる様な覚醒を見せる時がある。何より、2戦目で勝ち上がれたというのが一番大きいポイントだったろう。年内で500万クラスを使えるだけでも十分なだけに、とにかく1戦1戦を自らの血肉に変えてクラシック戦線に乗って行って欲しいところだ。鞍上はデビュー戦で騎乗した武豊騎手に手綱を戻す。約半年ぶりに跨ってどうコメントするかもレース後に楽しみな見所だ。
 

2歳未勝利直後

 

2018年10月20日 2歳未勝利 芝2000m 京都競馬場

1着:ブラヴァス 牡2 (岩田康誠)
2着:バラックパリンカ 牡2 (松山弘平)
3着:マイネルリャードフ 牡2 (国分恭介)

レースタイム:2:02.3(良)
レース上がり3ハロン:38.1
勝ち馬上がり3ハロン:37.7
 
2歳戦にしては珍しい前半1000m=60秒フラットの平均ペースを番手でしっかり逃げ馬をマークしながら追走したブラヴァス。4コーナーでも圧をかけながら上がって行くと、自ら競り落として直線コースへ。普通なら脚が上がっても良いものの、ブラヴァスは更に後続を突き放してあっさりと1着でゴールして見せた。やはり良血馬の素質は受け継いでおり、今後はクラスが上がって対等に戦えるかどうか。いずれにせよ、1勝をあげる事が大切な折返しの未勝利できっちりと勝利する事自体は評価したい。
 

2歳未勝利直前

 
必勝態勢で2戦目に挑むブラヴァス

必勝態勢で2戦目に挑むブラヴァス

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前走の敗戦は全く悲観無し。勝ったカテドラルがその後、野路菊ステークスを楽勝。2着トーセンカンビーナ、4着ダノンチェイサーも折り返しの未勝利戦を圧勝しておりあの時の上位陣は全てクラシック戦線に乗って来る逸材と判断して良い。その中で、まだぎこちなさを残しつつも3着入線だったブラヴァス。ひと夏を成長期間に充て戻って来ているのだから、当時よりパフォーマンスも上がって来るだろう。そうなればほぼ勝利は手にしていると言っても過言ではない。単勝も1倍台を想定。
 

2歳新馬直後

 

2018年07月08日 2歳新馬 芝2000m 中京競馬場

1着:カテドラル 牡2 (福永祐一)
2着:トーセンカンビーナ 牡2 (M.デムーロ)
3着:ブラヴァス 牡2 (武豊)

レースタイム:2:06.1(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
レース自体はスローペースの中、無難に4番手前後を追走と及第点の運びをしたブラヴァス。そこから直線外目に出してジリジリと伸び、カテドラル、トーセンカンビーナに続く3着入線とまずまずの初戦と言った所だろう。とは言え、武豊騎手も『まだ全然体が出来てなくて走りがぎこちない。それでこれだけ走るんだから先々期待出来ますね』と冷静にコメントしていた。ヴィルシーナも古馬になってからGⅠを勝利した様に、まだ見限るには早計過ぎる。馬体がパンとして来ればやはりこれも重賞クラスか。
 

2歳新馬直前

 
日本を代表する血統馬のブラヴァス

日本を代表する血統馬のブラヴァス

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調教自体の動きは余り目立って来ないが、一族が大体そんな感じで実戦に行くとガラリ一変するタイプ。ブラヴァスも恐らくそうだろう、レースで想像を超えるパフォーマンスを発揮すればライバルと目されるダノンチェイサーとトーセンカンビーナを撃破する事も可能か。いずれにせよ、佐々木主浩オーナーの馬に武豊騎手が乗る事こそ最大のトピック。これだけ色んな意味で注目を集める新馬は無いだろう。日曜の中京5レースを刮目して見よ。
 

ブラヴァス

 
ブラヴァス(ヴィルシーナ2016)

ブラヴァス(ヴィルシーナ2016)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ヴィルシーナ
母父:ディープインパクト
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:5戦2勝(2-1-1-1)
主な戦績:3歳上1勝クラスなど
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牝馬クラシック3冠全てで2着、その後ヴィクトリアマイルを連覇したヴィルシーナの初年度産駒ブラヴァス。馬体は輝く程の見栄えで美しく、そして品の良さまで備わっている文句の付けようが無いレベルの1頭だ。何より、その後に祖母ハルーワスウィートがシュヴァルグラン、ヴィブロスと立て続けにGⅠ馬を輩出している事からも一族の繁栄力が証明されている。初年度とは言え、ほぼマストで走って来るだろう。馬体重は春の段階で474kg。
 

血統背景

 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Raise You
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンフィス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
ヴィルシーナ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ハルーワスウィート Machiavellian Mr.Prospector
Coup de Folie
ハルーワソング Nureyev
Morn of Song


 

兄弟馬

 
初仔
 

近親馬

 
シュヴァルグラン(ハルーワスウィート2012)

シュヴァルグラン(ハルーワスウィート2012)

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:31戦7勝(7-7-7-10)
主な戦績:ジャパンカップなど
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ヴィブロス(ハルーワスウィート2013)

ヴィブロス(ハルーワスウィート2013)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:16戦4勝(4-5-0-7)
主な戦績:秋華賞、ドバイターフなど
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血統評価:1.0pt

 
Glorious Song、Devil's Bag、Saint Balladoを輩出したBallade一族の本線であるGlorious Songは、グランドオペラ、Rahy、シングスピール、ダノンシャンティの母シャンソネットを出しており現役時代も繁殖時代も大成功している世界的名牝。Balladeにヘイロー、Blushing Groom 、Nureyev 、Machiavellian、ディープインパクトと全く無駄のない超良血重ねのヴィルシーナが繁殖で結果をださないわけがない。そこにキングカメハメハとくれば期待しかもてない。初仔なので兄弟実績なくても期待しかない。繁殖として、宿敵ジェンティルドンナ超えを目指す。
 

前評判

 
良血馬だけに最初から見る目のハードルが上がっているものだが、それを軽々とクリアして尚周囲の人間に納得させるだけの存在感を醸し出すブラヴァス。少しだけ気の強い所がある様だが、それすらも競走馬として必要不可欠なファクターだろう。一族をまとめて管理する友道康夫師が預かるのだから何も心配は不要。後はデビューの時期を待つだけ。
 

馬名の意味

 

素晴らしい(ポルトガル語)

 
佐々木主浩オーナー拘りの“ヴ”が付く馬名のネーミング。

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