前走の2~3着が既に勝ち上がり

 
新馬戦で2着に負かしたドナウデルタが次の未勝利戦で、3着のイベリスが3走目で勝ち上がっており実際にレースレベルは高かった事を証明してくれている。どちらもいずれは重賞戦線に顔を出して来る良血馬であり、そう考えると初戦を快勝したブラックダンサーも同等の評価をしなくてはいけないだろう。とは言え、父ブラックタイドという血統が人気を集めないだけにまだ実力が割れていない今なら下剋上のチャンス。石川裕紀人騎手騎乗で上位人気馬たちを撃破して欲しい。
 

早め抜け出しから押し切る

 

2018年09月09日 2歳新馬 芝1400m 阪神競馬場

1着:ブラックダンサー 牝2 (M.デムーロ)
2着:ドナウデルタ 牝2 (福永祐一)
3着:イベリス 牝2 (武豊)

レースタイム:1:23.6(稍重)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
スタートから押して意識的に前目のポジションを取りに行ったブラックダンサー。鞍上のM.デムーロ騎手も良血馬相手に勝負を仕掛けに行ったのだろう。道中は先行集団のインでレースを進め、直線ではスムーズに進路を確保し追い出す完璧なエスコート。抜け出してからはドナウデルタ、イベリスの追撃を上手く振り切って鮮やかな快勝劇を見せた。ディープインパクトやロードカナロア産駒のエリートをブラックタイド産駒が破る痛快な1戦。
 

ブラックダンサー

 
ブラックダンサー(クーリドフレイズ2016)

ブラックダンサー(クーリドフレイズ2016)

牝馬

父馬:ブラックタイド
母馬:クーリドフレイズ
母父:Giant's Causeway
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:前迫義幸

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
via google imghp
 
ファミリーからさしたる活躍馬は出ていないが、祖母ゴレラが海外のGⅠ馬。そこにGiant's Causewayを付けた肌馬にブラックタイドの締め。この配合から素質ある産駒が出ても何ら不思議ではないだろう。ある意味、疑似“ディープインパクト×Giant's Causeway”という組み合わせでもある。ここから派生して行く一族としてブラックダンサーが主流のラインになり得る1頭かもしれない。
 
ブラックタイド サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘア Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
クーリドフレイズ Giant's Causeway Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Mariah's Storm Rahy
イメンス
ゴレラ Grape Tree Road Caerleon
One Way Street
Exciting Times Jeune Homme
Eloura


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
祖母ゴレラは海外G1馬でそこにジャイアンツコーズウェイという母は良血といえる。ファミリーに日本実績はないし兄弟も活躍していないので父ブラックタイドでも十分期待された配合だとはおもうが強調材料としてはない。
 

前評判

 
2016年のセレクトセールにて800万円からスタート。誰も競りかける事なく、前迫オーナーが購入した経緯もありそこまで大きな期待はされていなかっただろう。しかし高野友和厩舎に預託、動きも抜群で新馬戦では血統の評価で3番人気となったが逆を言えば、動きだけで上位に肉薄しているとも言える。そういう意味で実際のレースでは一番まともな競馬で勝ち上がっており、今後の伸びシロ含めて期待出来そうな産駒である。
 

馬名の意味

 

父名の一部+冠名

 
地味なワードの組み合わせだが、それなりに強そうな響きのネーミングとなった。

関連記事

関連タグ

著者