フェアリーステークス2019の結果

 

フェアリーステークス2019の動画

 

レース回顧

 
サンタンデール、プリミエラムールが積極的にハナへ仕掛けに行くもペース自体は落ち着いてややゆったりめの流れに。抑えきれない1番人気アクアミラビリスが持って行かれる様にして先団へと進み、馬群もギュッと凝縮した形で直線コースへ。明らかに前残りの展開ではあったが、内の後方を追走しロス無く立ち回ったフィリアプーラが大外へ持ち出しそこから一気の追い込みで前をまとめて差し切る勝利。2着ホウオウカトリーヌと、外目の馬場が伸びる状態だったのだろう。3着には先行勢で抜け出たグレイスアンが入線している。タイムは1分36秒0と平凡でややレベルの低い1戦か。
 

勝ち馬フィリアプーラ

 
フィリアプーラ

フィリアプーラ

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:プリンセスカメリア
母父:サンデーサイレンス
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:3戦2勝(2-0-1-0)
主な戦績:フェアリーステークスなど
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前走の未勝利戦と同じく、大外から一気の差しで連勝を決めたフィリアプーラ。とにかくその確かな末脚は牝馬の中でも上位の存在で、まだ馬体も小柄で本格化は先だろうがそれでもクラシックを意識させるだけのパフォーマンスだった。思えば、朝日杯フューチュリティステークスを制したアルフレードの下で中山マイルの適性は特に高いのだろう。シンボリクリスエスからハービンジャーへと、種牡馬としては上位互換されているだけに兄よりも高みを目指せる1頭だ。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎アクアミラビリス
◯フィリアプーラ
△エフティイーリス
ホウオウカトリーヌ
グレイスアン
×アゴベイ
アマーティ
チビラーサン
レーヴドカナロア
 

馬連:想定7点:〇勝利、三連単:想定56点:〇勝利

 
本命は負けたもののアクアミラビリス、対抗はフィリアプーラ1択だっただろう。単穴不要で、連下は単勝10倍未満で紐は単勝30倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:99.3 ※想定RR:97.8

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 坂入 田中 今中 単勝オッズ
1 1 フィリアプーラ 54.0 丸山 106.0 1:36.0 7.6
2 8 ホウオウカトリーヌ 54.0 大野 103.0 アタマ × × 8.9
3 13 グレイスアン 54.0 戸崎 100.0 1/2 × × × 9.0
4 3 エフティイーリス 54.0 蛯名 97.0 3/4 × × 7.4
5 11 アクアミラビリス 54.0 Mデム 99.0 アタマ 2.2
6 5 サンタンデール 54.0 木幡巧 97.0 アタマ 211.6
7 14 レディードリー 54.0 柴田善 97.0 ハナ 48.4
8 12 チビラーサン 54.0 田辺 97.0 アタマ × × 21.6
9 4 スカイシアター 54.0 横山武 97.0 ハナ 72.5
10 2 アゴベイ 54.0 北村宏 97.0 1/2 × 11.5
11 9 プリミエラムール 54.0 武藤 94.0 1.1/4 × 81.4
12 10 セントセシリア 54.0 中谷 94.0 クビ 346.7
13 6 レーヴドカナロア 54.0 Fブロ 91.0 1.1/4 × 25.0
14 7 ウィンターリリー 54.0 菱田 91.0 ハナ 72.0
15 15 メイプルガーデン 54.0 丸田 90.0 3 160.7
16 16 アマーティ 54.0 三浦 90.0 大差 5.1


 

危険な人気馬結果 レーヴドカナロア→13着(9人気)

 
結果として、最終的には人気が見直され9番人気まで落ちたレーヴドカナロア。その評価どおりと言っては何だが、全くレースでも見せ場無く13着と大敗を喫している。血統馬だけにいずれは巻き返して来るだろうが、クラシック戦線では用無しと言って良いだろう。
 

穴馬予想結果 アゴベイ→10着(6人気)

 
取り立てて強調材料の無いレースだったアゴベイ。騎手が騎手だけに、積極的な競馬ではなく後方待機から流れ込むだけの物足りない1戦だった。乗り方次第ではもっと上に来れるだけの能力はある筈で、着差が着差だけに非常にもったいない展開と言える。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑪⑯-①②③⑥⑧ 不的中
単勝 1 760円 枠連 1-4 1,470円
複勝 1 230円 ワイド 1-8 1,000円
8 270円 1-13 1,360円
13 290円 8-13 1,510円
馬連 1-8 2,890円 馬単 1→8 5,410円
三連複 1-8-13 9,490円 三連単 1→8→13 54,740円


 

編集部の回顧

 
対抗フィリアプーラは、好スタートから無理せず進めて4コーナーで外に出し直線一気。立ち回りが上手かったが地力もあっての結果だろう。2着ホウオウカトリーヌも血統で軽視しすぎたので馬券的にはとっておきたかったレース。本命アクアミラビリスは見直しできるだろうから次に期待。上位人気馬で決まったのでアマーティは残念。とはいえレベルは低かっただろう。(大川)
 
フィリアプーラがうまいレース運びをしたレースだった。内枠を生かしロスなく立ちまわって、直線では外に出し一気に差し切り勝ち。今の中山は直線やや外めが伸びるので、2着のホウオウカトリーヌも直線外めから差してきての競馬だったので両馬ともうまく立ちまわった。ただし勝ちタイムが、1:36.0はややレースレベル的に低いイメージだった気がする。(坂入)
 
○フィリアプーラがイメージ通りの差し脚で追い込み快勝、個人的には納得の走りだった。◎アマーティに関してはこの後に心不全で亡くなったとの事、心よりご冥福をお祈りしたい。▲アクアミラビリスに関しては、2戦目でテンションも上がり行きたがる素振りが前回よりも更にキツくなっていた。最後止まったのはその分だろう。一度ガス抜きをしてまた立て直しを期待したい。ホウオウカトリーヌについては距離が持つとは思っておらず唯一の誤算だった。(田中)
 
有力馬のほとんどが除外になってレースレベルはかなり落ちたが、先行馬が崩れる中で3着に粘ったグレイスアンは強い印象を残した。2着のホウオウカトリーヌは距離延長が不安だったがやはり中山は合っているようだ。距離はマイルまでだろうが、中山で走るなら今後も紐に入れたい一頭。勝ったフィリアプーラは騎手が直線入る前に外に出して直線一気。レース前に想定していた通りというような乗り方だった。最下位でレース後に心不全で亡くなったアマーティは残念でならない。苦しみながらもゴールまで懸命に走ったアマーティに敬意を表したい。(今中)
 

フェアリーステークス2019の予想

 

◎アクアミラビリス

 
アクアミラビリス

アクアミラビリス

牝馬

父馬:ヴィクトワールピサ
母馬:アクアリング
母父:Anabaa
所属:吉村圭司厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦の走りがとにかく規格外だったアクアミラビリス。番手から一切追う所が無く、大物感たっぷりのパフォーマンスで一躍クラシックの有力候補に躍り出た。半姉がクイーンズリングで血統的な下地も十分、引き続きM.デムーロ騎手が騎乗で陣営の勝負気配も抜群だ。唯一の不安材料と言えば、タイムを相当縮めて来なければいけない点か。とは言え、初戦の内容からすればそこも通過点だろう。
 

○アマーティ

 
アマーティ

アマーティ

牝馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:アマファソン
母父:フレンチデピュティ
所属:武井亮厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:2戦1勝(1-0-1-0)
主な戦績:2歳新馬
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新馬戦快勝後、サウジアラビアロイヤルカップで牡馬相手に3着と善戦したアマーティ。ポテンシャルは重賞でも十分戦える事を証明し、牝馬限定戦に戻って更に上昇気配を感じる1頭だ。大外枠がどうかだが、レースセンスは高く器用に立ち回れるイメージ。三浦騎手が上手く乗りこなせればタイトル獲得も見えて来るだろう。
 

▲フィリアプーラ

 
フィリアプーラ

フィリアプーラ

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:プリンセスカメリア
母父:サンデーサイレンス
所属:菊沢隆徳厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:2戦1勝(1-0-1-0)
主な戦績:2歳未勝利
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折り返しの未勝利戦をとてつもない末脚で一気差しを決めたフィリアプーラ。勝ちタイムも馬場を考えれば非常に優秀で、何より中山マイルを経験しているというアドバンテージが大きい。2戦共に上がり最速を叩き出している事からも、後方待機策が濃厚か。展開次第という他力本願な部分は否めないが、ハマったらまとめて面倒を見れるだけの存在だ。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:97.8

 
前走のパフォーマンスから考えると騎手含めてもアクアミラビリスが中心だろう。実績としてはアマーティだがレーヴドカナロアの見直しやフィリアプーラあたりが上位だろう。中心馬から手広く流す事を推奨する。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 坂入 田中 今中 予想オッズ
1 フィリアプーラ 54.0 丸山 103.0 8.0
2 アゴベイ 54.0 北村宏 97.0 × 36.9
3 エフティイーリス 54.0 蛯名 91.0 × × 22.5
4 スカイシアター 54.0 横山武 90.0 75.4
5 サンタンデール 54.0 木幡巧 90.0 372.0
6 レーヴドカナロア 54.0 Fブロ 94.0 × 3.5
7 ウィンターリリー 54.0 菱田 90.0 103.7
8 ホウオウカトリーヌ 54.0 大野 94.0 × × 12.6
9 プリミエラムール 54.0 武藤 94.0 × 136.5
10 セントセシリア 54.0 中谷 90.0 276.6
11 アクアミラビリス 54.0 Mデム 106.0 2.2
12 チビラーサン 54.0 田辺 97.0 × × 28.6
13 グレイスアン 54.0 戸崎 91.0 × × × 15.8
14 レディードリー 54.0 柴田善 90.0 126.2
15 メイプルガーデン 54.0 丸田 90.0 263.1
16 アマーティ 54.0 三浦 97.0 5.1


 

危険な人気馬 レーヴドカナロア(想定2番人気)

 
血統的な面から人気を集めているものの、実際の能力は疑問符がつくレーヴドカナロア。前走のフェアリーステークスも距離不足と出遅れが敗因とされているが、それでもあそこまで負ける必要はない。今回も変にオッズを吸う様ならあっさり消しても良いタイプの1頭だろう。
 

穴馬予想 アゴベイ(想定9番人気)

 
新馬戦を快勝、2戦目のつわぶき賞2着と今の所成績としてはここでも人気して良い筈のアゴベイ。父ハーツクライだけに距離延長はむしろ歓迎材料で、内容などを見て軽く見られている様ならここは積極的に狙って行きたい。内枠で経済コースを回れば上位進出もあり得る。
 

編集部の見解

 
新馬、抜け出しの瞬間のパフォーマンスとそのあとの余力とタイムを考えるとアクアミラビリスを本命に。対抗はフィリアプーラ。前走タイムや展開こそだがそれでも鬼脚で全力で追わなかったとの事なのでここでも上位か。あとは、相手にアマーティ、チビラーサン、アゴベイを上位と見、手広くながす。(大川)
 
有力馬の除外の影響で一気に混戦ムードとなり難解な一戦。本命はアクアミラビリス。キャリア1戦だが、新馬戦の前走は時計こそ平凡だったがメンバー最速の上がりで勝利、2番手から押し切る競馬ができるのは中山に変わっても軸は不動か。半姉のクイーンズリングはデビューから3連勝してクラシックに向かった。この馬もそれぐらいのポテンシャルはある。対抗はアマーティ。軽度の骨折で3ヶ月半ぶりとなるが仕上がりはまずまず。前走重賞で3着の実績がありこのメンバーならば上位候補。以下、アゴベイ、レーヴドカナロアなどが続く。(坂入)
 
混戦模様だがここは実績重視で重賞3着のアマーティを本命に推す。故障明けも動きを見る限り問題無さそう。未勝利戦の勝ちっぷりが見事だったフィリアプーラを対抗に。上がり、タイム共に相当なパフォーマンスで一気に重賞獲りも十分。単穴にアクアミラビリス、1戦だけの走りでは全幅の信用は置けまい。とは言え、ポテンシャルはNo.1だろう。あっさりまで。(田中)
 
◎アクアミラビリス、キャリア1戦とまだ未知数な馬だが、新馬戦を持ったままで勝利し、素質の高さを見せてくれた。右回りに不安も無さそうで、普通に走れれば勝ち負けになるだろう。○アマーティ、怪我明けで不安材料はあるが、実力は今回のメンバーでは上位。中山は向いてそうなので、怪我の影響が無ければ馬券内は固いか。(今中)

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