京王杯2歳ステークス直後

 

2019年11月2日 京王杯2歳ステークス 芝1400m 東京競馬場

1着:タイセイビジョン 牡2 (C.ルメール)
2着:ビアンフェ 牡2 (藤岡佑介)
3着:ヴァルナ 牡2 (C.スミヨン)

レースタイム:1:20.8(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
 
内からアポロニケが前に出て行くも、それを制してビアンフェが堂々とハナを切る展開。とは言え、距離に不安のあるアポロニケもそれ以上は競りかけずペースは早々に落ち着いて前残り有利な1戦となった。余裕たっぷりの手応えで直線コースを迎えると、おいでおいでの姿勢で後続を待ちながら追い出しを図るビアンフェ。この時点でほぼ勝利は目に見えたが、それ以上の脚を披露したタイセイビジョンの強襲にやられてしまった格好だ。が、現時点ではこれが精一杯の走りだけに悔いは無いだろう。
 

京王杯2歳ステークス直前

 
休み明けも動きは更にパワーアップした印象のビアンフェ

休み明けも動きは更にパワーアップした印象のビアンフェ

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前走の函館2歳ステークスは見た目以上に強い内容だったビアンフェ。スムーズに逃げられた訳ではなく、スタートで後手に回るも強引にハナを奪ってそのままスピードで押し切る形となった。それでいて最後は流してゴールする余裕を見せていただけに、ポテンシャルはまだ奥がありそう。今回の休養で馬も逞しくなり一段とスプリント仕様になっている様子。1400mの距離が課題となるも、2歳の現状なら同世代と比べても能力が全体的に上位の存在だ。ここは前走通りのパフォーマンスさえ発揮できれば好勝負必至だろう。
 

函館2歳ステークス直後

 

2019年7月21日 函館2歳S 芝1200m  函館競馬場

1着:ビアンフェ 牡2 (藤岡佑介)
2着:タイセイビジョン 牡2 (C.ルメール)
3着:プリンスリターン 牡2 (原田和真)

レースタイム:1:09.2(良)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
 
正直、ビアンフェがここまでの馬だとは思ってなかった人の方が多かったのではないだろうか。発馬で遅れるもやや無理めに前の位置を取りに行くと、その勢い余って入りの3ハロンが33秒5というハイペース。普通の馬なら4コーナーでズルズルと下がる所を、本馬はまだ余裕たっぷりの脚色で直線コースへ。まだそこからしっかりと伸び続け、2着タイセイビジョン以下に土をつける圧勝劇となった。父キズナからいきなり重賞ウィナーが現れた。
 

函館2歳ステークス直前

 
函館1200mでこそ輝く血筋のビアンフェ

函館1200mでこそ輝く血筋のビアンフェ

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姉ブランボヌールは函館2歳ステークス覇者、3歳時にはキーンランドカップを制するなど洋芝で高いパフォーマンスを発揮した。遡れば遠い親戚にあたるアロハドリームやメイプルシロップなども、夏場の競馬で良績を残したファミリーだけに、7月8月の北海道シリーズというのはまさに打って付けの舞台とも言えるのだ。それに抽選対象となったにも関わらず、お膳立てされたかの様に本番へ駒を進めている辺りが引き寄せられているとしか思えない。これは好走のフラグと見た。
 

ビアンフェ

 
ビアンフェ(ブランボヌール2017)

ビアンフェ(ブランボヌール2017)

牡馬

父馬:キズナ
母馬:ルシュクル
母父:ブランボヌール
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズ
馬主:前田幸貴

通算成績:3戦2勝 (3-1-0-0)
主な戦績:函館2歳ステークスなど
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ノースヒルズお抱えの血統馬、アジアンミーティアから成る良質な母系のラインにサクラバクシンオーを掛け合わせ、そこへキズナの締めはある意味爆発力を期待できる配合ではある。とは言え、これまでにも素質の高い馬を出す割には、その後の活躍が芳しくない一族。成長力という点でやや疑問符が残り訳だ。キズナ自体も古馬になってから重賞1勝に終わっているだけに、余り高望みはしない方が吉だろう。
 

血統構成

 
キズナ ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
キャットクイル Storm Cat Storm Bird
Terlingua
Pacific Princess Damascus
Fiji
ルシュクル サクラバクシンオー サクラユタカオー テスコボーイ
アンジェリカ
サクラハゴロモ ノーザンテースト
クリアアンバー
アジアンミーティア Unbridled Fappiano
Gana Facil
Trolley Song Caro
Lucky Spell


 

兄弟馬

 
ブランボヌール(ルシュクル2013)

ブランボヌール(ルシュクル2013)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ルシュクル
母父:サクラバクシンオー
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズ
馬主:前田葉子

通算成績:12戦3勝 (3-0-2-7)
主な戦績:函館2歳ステークス、キーンランドカップなど
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近親馬

 
Unbridled's Song(Trolley So...

Unbridled's Song(Trolley Song1993)

牡馬

父馬:Unbridled
母馬:Trolley Song
母父:Caro
所属:James T.Ryerson厩舎(米)
生産:Paraneck Stable(米)
馬主:Paraneck Stable

通算成績:12戦5勝 (5-4-0-3)
主な戦績:ブリーダーズカップジュベナイル、フロリダダービーなど
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ダコール(アジアンミーティア2008)

ダコール(アジアンミーティア2008)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:アジアンミーティア
母父:Unbridled
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:ノースヒルズ
馬主:ノースヒルズ

通算成績:48戦7勝 (7-12-8-21)
主な戦績:新潟大賞典など
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血統評価:2.4pt

 
祖母はUnbridled's Songの全妹で母も重賞入線馬で当馬の兄弟はデビューした4頭中3頭が重賞入線している安定感。当馬兄弟より父がキズナと未知数だが少なくとも当馬が走ってもキズナの評価はすえおいたほうがいいだろう。兄弟は引き続き注目だろう。
 

前評判

 
新馬戦で1番人気の2着、折返しの未勝利戦ではタイムを約1秒縮めてハナ差の勝利をもぎ取る勝利の運を持ち合わせた1頭。上のクラスで勝ち上がって行くにはこういった流れに乗って行かなければならず、そういう意味では血統自体がそういう星の下に生まれている。キズナ産駒は好調な滑り出しを切っているが、そこから2勝馬が何頭出て来るかに注目したい。
 

馬名の意味

 

上出来、かっこいい(フランス語)

 
母、姉から連想してフランス語でネーミング。

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