アンタレスステークス直後
2019年4月13日 アンタレスステークス ダート1800m 阪神競馬場
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外枠という事もあったのだろうが、いつもよりゆったりめに出して行ったヒラボクラターシュ。本来なら2~3番手から早め抜け出しのタイプではあるが、中団から差す競馬にシフトチェンジの騎乗だったか。馬自体の行きっぷりもそこまでで、各馬が4コーナーで上がって行く時にも既に鞍上が追い通し。そこから伸びる訳もなく、ズルズルと後退して久々に大敗するシーンを目の当たりにした。今年4走目という使い込みも原因か、暫く休養を取るのも良いだろう。
プロフィール
母の兄には平安ステークスを勝ったヒラボクキングが、更に遡ると曾祖母があの名種牡馬ブライアンズタイムの妹というれっきとした名血の出自であるヒラボクラターシュ。ダートで頭角を現すのも頷ける1頭で、キンシャサノキセキと言えども母系の優れたスタミナから中距離がこなせるというのも納得。500kgを超える大型馬だが、器用な立ち回りで安定したパフォーマンスを出せるのが強みである。
血統背景
キンシャサノキセキ | フジキセキ | サンデーサイレンス | Halo |
Wishing Well | |||
ミルレーサー | Le Fabuleux | ||
Marston's Mill | |||
ケルトシャーン | Pleasant Colony | His Majesty | |
Sun Colony | |||
Featherhill | Lyphard | ||
Lady Berry | |||
ヒラボクウィン | ワイルドラッシュ | Wild Again | Icecapade |
Bushel-n-Peck | |||
Rose Park | Plugged Nickle | ||
Hardship | |||
エンキャンタドゥ | Rahy | Blushing Groom | |
Glorious Song | |||
Floramera | Seattle Slew | ||
Kelley's Day |
兄弟馬
特になし
近親馬
血統評価:1.0pt
ブライアンズタイムの半妹から伸びる一族、Graustark、Seattle Slew、Rahyと無駄なく重ねてからの母父ワイルドラッシュでキンシャサノキセキで〆。血統的には結局最後キンシャサノキセキなので短距離にでそうだが現状は中距離で戦っている。母の半兄もダート重賞馬で兄弟実績はないが中央主戦場の兄弟がいないだけで注目の血統かもしれない。
前評判
ダートの新馬戦を完勝している辺り、戦前からしっかりと動けていたのだろう。とにかく常に前目の位置で安定した走りを見せる馬主孝行な1頭だ。クラス云々ではなく、相手に合わせて走れるタイプでそうそう大崩する事もない。逆を言えば、勝ち味に遅い部分はある。距離適性も広く、ある程度のレンジである程度のパフォーマンスを出せる事が強みでもあり弱みにも転じる。
馬名の意味
冠名+努力(フランス語)
ヒラボクという冠名がインパクトがあるのである意味でどんな単語もまとめれるネーミング。
2着:グリム 牡4 (浜中俊)
3着:ロンドンタウン 牡6 (吉田隼人)
レースタイム:1:50.8(稍重)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.2