2歳新馬直前
全兄妹ではあるが、性別も違えば500㎏を超える大型馬の兄とは正反対の小柄な馬体のヒメノカリス。牝馬という事もあり気性が勝っているせいか、稽古での動きはシャープな動きを見せ日に日にその評価は上がって来ている。小さい体ながら軸のブレないしっかりとしたフットワークは間違いなく世代上位の能力を示しており、うまく行けば春のクラシック戦線にも送り出せる素材だろう。その為にも、先ずは初戦で勝ち星を拾わなければいけない。
ヒメノカリス
皐月賞、大阪杯を勝利したアルアインの全妹ヒメノカリス。その下ダノンマジェスティも3勝しており、デビュー前から走る事を宿命付けられた1頭と言える。馬体を見る限りではやはりマイル前後でこそという馬体をしており、特にスピード値が高いイメージの産駒になるだろう。とは言え、気性も素直で大人しく、折り合いが付くので3歳春までは距離の融通も効く筈。管理がそのアルアインと同じ池江泰寿厩舎となれば安心して見ていられる。馬体重は春の段階で416kg。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ドバイマジェスティ | Essence of Dubai | Pulpit | A.P.indy |
Preach | |||
Epitome | Summing | ||
Honest and True | |||
Great Majesty | Great Above | Minnesota Mac | |
Ta Wee | |||
Mistic Majesty | His Majesty | ||
Necaras Miss |
兄弟馬
近親馬
特になし
血統評価:4.7pt
母は12勝の米G1馬で競走実績どうよう日本でのデビュー産駒3頭とも3勝以上でG1馬もすでに出している超優秀は母といえる。今回は牝馬だが超良血なので注目の1頭である。
前評判
かなり小柄でコンパクトな馬体。牝馬だけに400kg中盤辺りまで増えてくれれば問題ないだろう。その分、仕上がりは早い印象を受け、動きもどんどん良くなって来ているとの事。肝心のカイバ食いに不安は無いとの事からも、いずれ大きくなって来るのではないだろうか。いずれにせよ、池江泰寿厩舎だけにしっかりと見極めて使い出しをしてくれる筈だ。後は期待してデビューを待つのみ。
馬名の意味
ドバイのブルジュ・ハリファのデザインの基になった砂漠の花
和名と一見思いがちだがしっかりと母名からの連想。
父馬:ディープインパクト
母馬:ドバイマジェスティ
母父:Essence of Dubai
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング
通算成績:0戦0勝(0-0-0-0)
主な戦績:特になし