大物の片鱗を見せる走り

 

2018年2月10日 3歳未勝利 芝1800m 京都競馬場

1着:パンコミード 牡3 (浜中俊)
2着:レッドヴェイロン 牡3 (M.デムーロ)
3着:ガナドゥール 牡3 (R.ムーア)

レースタイム:1:49.0(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.7
 
動画を見てお分かりの通り、フットワーク含めて馬体の雄大さが群を抜いている。520kgの馬格があるにも関わらず、レースぶりを見ると実にしなやかで重たさを一切感じない走り。如何にも大物の風格が備わった雰囲気で、成長次第では兄ラブリーデイ以上の器とさえ思わせる程だ。新馬では差し、未勝利では逃げて上がり最速を叩き出しており、今のところ注文が付かないレベルの完成度。角居調教師が好きそうな馬に仕上がっており、まだダービーは間に合う算段だろう。今後のローテーションに注目したい。
 

大外から追い込むも僅かに届かず

 

2018年1月28日 3歳新馬 芝1800m 東京競馬場

1着:フィエールマン 牡3 (石橋脩)
2着:サンライズシェル 牡3 (C.ルメール)
3着:パストゥレイユ 牝3 (江田照男)

レースタイム:1:51.3(良)
レース上がり3ハロン:34.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
レース中盤までは後方の馬群で鳴りを潜めていたパンコミード。直線に入ると馬群を縫う様にして徐々に進出、外に進路を確保するとそこから前に迫る勢いで差し込み坂上へ。最後は3頭をまとめてかわしきるかに見えたが、その前にゴール版へ到達し残念ながら4着に敗退する結果となってしまった。とは言え、迫力のある馬体と共に1番目立つ競馬をした同馬の未来は相当明るいものだろう。馬っぷりだけなら兄ラブリーデイの同時期よりも上と判断する。
 

兄に負けず劣らずの好馬体

 
トレセン内を悠々と闊歩するパンコミード

トレセン内を悠々と闊歩するパンコミード

via google imghp
 
ラブリーデイの全盛期は毎回見惚れる程の映える馬体で、如何にも走る馬の雰囲気を持っていたと言える。母ポップコーンジャズの仔出しが良いのもあるだろうが、今回のパンコミードもそれなりの風格を兼ね備えた1頭ではないだろうか。まだ若干、トモに甘さは感じる作りだがそれもレースを経験して行く事で消化されて行く筈。先ずは期待の良血馬が初戦でどんな走りをするのかとくと拝見しよう。レースは日曜の東京第5R。
 

パンコミード

 
パンコミード(ポップコーンジャズ2015)

パンコミード(ポップコーンジャズ2015)

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
所属:角居勝彦厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:2戦1勝(1-0-0-1)
主な戦績:3歳未勝利
via google imghp
 
全兄の走りは周知の事実、早いデビューから古馬になって更に覚醒する驚異的な成長曲線を見せた珍しい1頭だった。全く同じ活躍を期待するのは酷な話だが、角居厩舎に入厩している事からも金子オーナーの期待値は非常に高いものと推測する。とは言え、順調さに欠いての年明けデビューとなっている事からも先ずは無事に回って来てもらいたい。
 

血統背景

 
キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector Raise a Native
Raise You
Miesque Nureyev
Pasadoble
マンフィス ラストタイクーン トライマイベスト
Mill Princess
Pilot Bird Blakeney
The Dancer
ポップコーンジャズ ダンスインザダーク サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ダンシングキイ Nijinsky
Key Partner
グレイスルーマー トニービン カンパラ
Severn Bridge
ディスクジョッキー リアルシャダイ
シャダイチャッター


 

兄弟馬

 
ラブリーデイ

ラブリーデイ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ポップコーンジャズ
母父:ダンスインザダーク
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス

通算成績:33戦9勝(9-3-3-18)
主な戦績:宝塚記念、天皇賞秋など
via google imghp
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:2.5pt

 
近親には活躍馬は、全兄ラブリーデイしかいないが遡るとガーサント以降、社台のリーディングサイヤーを重ねてきている血統、母父がSSではなくダンスインザダークなのが少し残念だが兄弟が安定して走っているわけではないので血統背景からの強調材料はすくない。
 

前評判

 
放牧から帰って来たばかりでも坂路で馬なりのままそれなりの時計が出せるパンコミード。稽古の動きは水準以上で、トラックマンの追い切り評価でもA判定が出る程だ。とは言え、この血統ならそれくらい走って当然だろうし、後はそれがレースに直接反映してくれれば良いが…ラブリーデイ以外、尽く駄馬に出ている点が気になる所ではある。
 

馬名の意味

 

朝飯前(スペイン語)

 
金子オーナーよろしく、余り関連性などは無いその時の閃きに近いネーミング。とは言え、こんな単語の馬名でさえ走りさえすればそれなりに聞こえて来るのだから面白い。

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