スローペースに泣き2着まで

 

2019年1月12日 3歳新馬 芝1600m 中山競馬場

1着:ザダル 牡3 (石橋脩)
2着:パロネラ 牝3 (C.ルメール)
3着:ニシノカツナリ 牡3 (武藤雅)

レースタイム:1:37.4(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
 
抜群のスタートを切るもハナは主張せず、逃げるザダルの後ろをインでピタリと追走するパロネラ。前半3Fが37秒台の超スローペースに見舞われ、上がり勝負となった1戦だ。そのまま隊列は大きく変わらず直線コースに入ると、脚を温存したザダルが逃げ粘って坂の頂上へ。内から切れ込んだパロネラも懸命に伸びてはいるが、僅かのリードを守りきったザダルに勝利を渡してしまった。クラシックを目指すにはさすがにここで勝ち切って欲しかったが、そこは勝負の世界である。
 

よりマイル適性が上がっている筈

 
絶好調のロードカナロア産駒でも、今世代で注目度は特に高かったであろうパロネラ。姉のプリモシーンが既に結果を出しており、更に期待値が上がって来ている1頭だ。出資したオーナーたちもそのデビューを今か今かと待ちわびていた筈。現に稽古では古馬に楽々と先着するなど絶好の動きを披露、鞍上にルメール騎手を配した事からもいきなりの勝ち負けだろう。桜花賞参戦へまだ諦めは捨て切れない。
 

パロネラ

 
パロネラ(モシーン2016)

パロネラ(モシーン2016)

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:モシーン
母父:Fastnet Rock
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:1戦0勝(0-1-0-0)
主な戦績:特になし
via google imghp
 
フェアリーステークス、関屋記念と重賞2勝をあげているプリモシーンの半妹パロネラ。こちらはロードカナロアに変わり、よりスピード力が増した配合となっている。父系の影響か、馬体も牡馬顔負けのしっかりとした作りとなっており如何にも短距離適性が上がっているなという印象。母父Fastnet Rockの実績はそのプリモシーンしかおらず、父としてはメラグラーナなどを輩出している事からマイル以下に適正があるのは間違いないだろう。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
モシーン Fastnet Rock デインヒル Danzig
Razyana
Piccadilly Circus ロイヤルアカデミーII
Gatana
Sumehra ストラヴィンスキー Nureyev
Fire the Groom
Miss Priority Kaapstad
Benediction


 

兄弟馬

 
プリモシーン(モシーン2015)

プリモシーン(モシーン2015)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:モシーン
母父:Fastnet Rock
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:8戦3勝(3-1-0-4)
主な戦績:関屋記念、フェアリーステークスなど
via google imghp
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
母はオーストラリアのG1馬で半姉2頭は未勝利と複数重賞馬という両極端な結果。父がロードカナロアにかわって血統内にSS系が一切ないのはマイナスポイントだがこれで結果がでれば繁殖としての選択肢が逆に多いことになるので期待したい。
 

前評判

 
プリモシーンも管理する木村哲也調教師によると、『牝馬らしからぬトモにロードカナロアの良さがうかがえますね。ここに来てグングン成長して、もしかしたら凄い馬になるかもしれません。秋頃のデビューを予定していますが今から楽しみですね』とその姉以上に期待値が高そう。マイル以下でかなりの活躍が見込まれる1頭である。
 

馬名の意味

 

人名より

 
母プリモシーンがオーストラリアの馬という事から鑑みて、母国のパロネラパーク創設者ホゼ・パロネラ氏からだろう。

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