信濃川特別直後

 

2019年8月3日 信濃川特別  芝2000m 新潟競馬場

1着:アドマイヤアゼリ 牡5 (戸崎圭太)
2着:サーレンブラント 牡5 (三浦皇成)
3着:パラダイスリーフ 牡3 (石橋脩)

レースタイム:1:58.7(良)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
 
発馬不良でかなりのビハインドを背負ったパラダイスリーフ。そこから持って行かれる様な形で2番手まで押し上げて行くも、逃げ馬が60秒を切るペースでレースを引っ張った事から考えても前半でやや脚を使ってしまったのが痛かった。そこから直線早々に先頭へ立つも、やはり外からアドマイヤアゼリやサーレンブラントに前へ出られ、最後まで抵抗はするも3着に敗れてしまった。スタートさえスムーズならあっさりと勝ち切れていたのではないだろうか。
 

信濃川特別直前

 
帰厩後、しっかりと乗り込まれたパラダイスリーフ

帰厩後、しっかりと乗り込まれたパラダイスリーフ

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全兄ゼーヴィントよりも大物の相が出ていると言っても過言ではないパラダイスリーフ。新馬、新緑賞と格段に走りの質を上げて連勝中であり、成長曲線はかなりのカーブを描いている。間に合わそうと思えば日本ダービーへの挑戦も考えられたのだろうが、陣営は秋以降の活躍を胸に秘め一旦放牧へ。天栄でもきっちりと乗り込まれた上でリフレッシュして来たのだから、また更に良い内容を見せてくれるのではないだろうか。鞍上は石橋脩騎手。
 

新緑賞直後

 

2019年4月20日 新緑賞 芝2300m 東京競馬場

1着:パラダイスリーフ 牡3 (川田将雅)
2着:エデリー 牡3 (C.ルメール)
3着:ツクバソヴァール 牡3 (大野拓弥)

レースタイム:2:19.3(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.9
 
最内枠からスタートでタイミングが合わず大きく立ち遅れたパラダイスリーフ。新馬戦とは違って最後方待機を余儀なくされるも、鞍上も慌てず最後の直線勝負に賭けた。4コーナーを回って一列前にいたエデリーを目標にして追い出すと、そこからフラフラしつつも脚色は確かで前との差がグングン詰まって行く。最後はゴール前で更にグッと加速してそのエデリーを捉えて1着入線を果たした。気が付けば3着以下には6馬身差を付ける内容で、まだ子供ながら素質の高さは疑いようが無い。さすが、重賞2勝馬の全弟である。
 

新緑賞直前

 
前走の新馬戦でも途中で馬がレースをやめそうになった事から、『まともに走れば相当能力は高い』と石橋騎手もコメントしていたのが記憶に新しい。ズル賢い所があるのか、単にレースというものを認識していなかったのかはわからないが、直線の脚からしてポテンシャルは確か。少々ズブい面もあるため、今回の2300mという距離延長はプラスに働くと考えて良いだろう。鞍上に川田将雅騎手を迎え、2戦2勝で無謀ながらもクラシック戦線に乗って行きたい。
 

3歳新馬直後

 

2019年2月23日 3歳新馬 芝1800m 中山競馬場

1着:パラダイスリーフ 牡3 (石橋脩)
2着:ブライティアセルバ 牝3 (戸崎圭太)
3着:ブラックエンジェル 牝3 (田辺裕信)

レースタイム:2:03.4(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:36.1
 
スタートから積極的に前へ取り付く姿勢を見せるパラダイスリーフ。闘争心を掻き立てる為にあえて馬群に入れて行ったそうだが、逆効果で手応えが悪くなりズルズル後退。そこから追っつけてようやく流れに乗るも、最後までガチッとハマる事なく遊びながら走って先行抜け出しの勝利を飾った。馬自身がまだまだ若く気性も幼い中でこの内容はやはり一流の血統馬だからこそだろう。兄同様、本当に良くなるのは古馬になってからでそこまではじっくりと見守りたい。
 

プロフィール

 
パラダイスリーフ(シルキーラグーン2016)

パラダイスリーフ(シルキーラグーン2016)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルキーラグーン
母父:ブライアンズタイム
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:3戦2勝(2-0-1-0)
主な戦績:新緑賞など
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母シルキーラグーン自体は芝の短距離を中心に活躍、繁殖に上がってからはデビュー済みの馬に関しては全て勝ち上がりを見せる優秀な繁殖力の持ち主である。その中でも大当たりしたディープインパクト産駒のゼーヴィントが実績をあげる配合で、当然ながらパラダイスリーフはそれ以上の評価を受ける事になる。ディープインパクト×ブライアンズタイムの同配合で皐月賞馬となったディーマジェスティ含め、この掛け合わせは一種のトレンドに近い。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
シルキーラグーン ブライアンズタイム Roberto Hail to Reason
Bramalea
Kelley's Day Graustark
Golden Trail
シーヴィーナス Dayjur Danzig
Gold Beauty
アサーティブプリンセス Assert
Pacific Princess


 

兄弟馬

 
ゼーヴィント(シルキーラグーン2013)

ゼーヴィント(シルキーラグーン2013)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:シルキーラグーン
母父:ブライアンズタイム
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:13戦4勝 (4-3-1-5)
主な戦績:七夕賞、ラジオNIKKEI賞など
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近親馬

 
ビワハヤヒデ(パシフィカス1990)

ビワハヤヒデ(パシフィカス1990)

牡馬

父馬:シャルード
母馬:パシフィカス
母父:Northern Dancer
所属:浜田光正厩舎(栗東)
生産:早田牧場新冠支場
馬主:ビワ

通算成績:16戦10勝(10-5-0-1)
主な戦績:菊花賞、天皇賞春、宝塚記念など
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ナリタブライアン(パシフィカス1994)

ナリタブライアン(パシフィカス1994)

牡馬

父馬:ブライアンズタイム
母馬:パシフィカス
母父:Northern Dancer
所属:大久保正厩舎(栗東)
生産:早田牧場新冠支場
馬主:山路秀則

通算成績:21戦12勝(12-3-1-5)
主な戦績:牡馬3冠、有馬記念、朝日杯3歳ステークスなど
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血統評価:2.6pt

 
日本で大成功したパシフィカス、キャットクイルと姉妹のアサーティブプリンセスからのびる牝系。ただこのファミリー自体はそこまでまだ結果をだしていないが全兄ゼーヴィントが重賞を制しているし他兄弟も何頭か活躍しているので安定感もあり期待していい母だろう。
 

前評判

 
ゼーヴィントが5000万円募集に対して、パラダイスリーフは7000万円募集。当然、兄の活躍を受けての評価額もあるのだろうがそれと同等クラスの期待値がかかっているという事は間違いない。母シルキーラグーンの繁殖能力は地味に高く、ディープインパクトが配合されている以上、フィジカルがまともならまずもって上のクラスまで駆け上がって行くだろう。
 

馬名の意味

 

グレートバリアリーフのダイビングスポット

 
母名より連想してのネーミング。

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