馬体診断
金子真人氏の秘蔵っ子的存在のパスティス。馬体は見ての通り垢抜けた印象で、ハーツクライ産駒にしてはボリューム感のある馬体となっている。しかし、所々を見るとまだ未完成のパーツが多くやはり本格化は3歳以降というイメージだろう。まだ幾分背が足りずここから更に大きくなって来そう。
血統背景
ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
アイリッシュダンス | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ビューパーダンス | Lyphard | ||
My Bupers | |||
ハヤランダ | ランド | Acatenango | Surumu |
Aggravate | |||
Laurea | Sharpman | ||
Licata | |||
Haya Samma | Pivotal | Polar Falcon | |
Fearless Revival | |||
Singing Lark | Pampabird | ||
Terre de Feu |
兄弟馬
初仔
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
血統背景としては、日本実績馬がファミリーにいないし母も現役実績があるわけでもないし血統構成もPivotalにランドなので強調材料はまったくない。
前評判
『同じハーツクライ産駒のシュヴァルグランとよく似ている』とは牧場関係者のコメントで、管理予定の須貝尚介調教師は『体高が低めだが、これからどんどん良くなって来そう。背が伸びてくれば良良いね』との談。やはり血統的には遅咲きタイプだろう。それでも上手く行けば日本ダービーに間に合うかもしれない。
馬名の意味
マルセイユ生まれのリキュール
金子真人オーナーのネーミングのルールがよく分からないが、シャケトラと言いお酒の名前もチラホラ目にする。単に本人がお酒好きなのだろうか。
編集部の評価
馬体は良いとおもうが惹かれるポイントがなさすぎる。全く検討しないで見送る。(大川)
本馬は直感で指名。かなりリスクの高い1頭だが、立ち姿と顔つきが好印象だった。金子真人氏が何の勝算も無くセールで1億弱も出さないだろう。初仔とは言え、母ハヤランダも凱旋門賞に出走した馬。いきなりの爆発を期待して決意のチョイスだ。(田中)
父馬:ハーツクライ
母馬:ハヤランダ
母父:ランド
所属:須貝尚介厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:金子真人ホールディングス