国枝師『ダート路線を進みます』
2019年3月2日 3歳新馬 ダート1800m 中山競馬場
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発馬が悪く立ち遅れたハートトゥハートだが、押して前へ進みポジションを取りに行った道中。すぐさま番手まで上がって行くと、いつでも先行集団を飲み込める態勢に。4コーナーで先に動いたチアフルローズを捉えると、後は直線で後続を突き放す一方。540kgオーバーの馬体とは思えぬ軽やかなフットワークで、如何にも能力が高そうな走り。騎手、陣営共にダートでの手応えを掴んでおり暫くは砂主体のローテーションで駒を進める予定との事。
ハートトゥハート
ひと目で他馬とは一回りも二回りも馬格の違いが分かる程の大型馬。それでいてフットワークは軽く、ハーツクライ産駒らしいスタミナ豊富な作りで成長力もありそうな1頭。母系からは古馬になって重賞を勝ち上がったスティッフェリオなどがおり、血統的には晩成の傾向があるファミリー。トモがパンとして来れば芝での走りも一度は見てみたいものである。
血統背景
ハーツクライ | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
アイリッシュダンス | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ビューパーダンス | Lyphard | ||
My Bupers | |||
ザミリア | Cape Cross | Green Desert | Danzig |
Foreign Courier | |||
Park Appeal | Ahonoora | ||
Balidaress | |||
Angelic Sounds | The Noble Player | The Minstrel | |
Noble Mark | |||
Twany Angel | Double Form | ||
Athy Angel |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.7pt
日本の兄弟はイマイチだが海外の姉にG1馬もいるし祖母の弟もG1馬なのである程度レベルの高いファミリー。半姉のG1馬は日本でスティッフェリオを出しているのでファミリーの日本適性も高そう。ケープクロス×ハーツクライ産駒である程度の期待はしてよさそうな血統背景ではある。
前評判
ダートで4勝を挙げた活躍馬ザマンダを半姉に持つが、これもひとえに500kgオーバーの牝馬。母系が色濃く出た一族なら、ダート路線で活躍するのも頷ける。ハーツクライ産駒に似たフットワークで、成長力もあるだろう。近親に重賞2勝のスティッフェリオなどがおり、勢いに乗ればグンと成長曲線を描く頼もしいファミリーである。
馬名の意味
腹蔵なく
父名から連想してのネーミングだろう。
2着:チアフルローズ 牝3 (勝浦正樹)
3着:ストロングヘヴン 牡3 (西村太一)
レースタイム:1:59.5(稍重)
レース上がり3ハロン:40.1
勝ち馬上がり3ハロン:40.0