レパードステークス直後
2019年8月4日 レパードステークス ダート1800m 新潟競馬場
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スタートは一息も、鞍上も先行勢のゴチャツキ具合を見てすぐに控えて後方追走を選択。それが幸いし、ハイペースの中上手く脚を溜めて直線コースへ。大外から一気に加速すると、先に抜け出して粘っているデルマルーヴルを捉えてゴール板を1着で駆け抜けた。これがJRA史上初となる白毛馬による重賞初勝利という歴史的な1勝となった。ハマればかなりのパフォーマンスを出すタイプで、今後も重賞戦線で長く活躍してくれるだろう。
青竜ステークス直前
ゴルトマイスターの500万下の勝ち上がりを見ても分かる様に、あのレベルは重賞クラス確定。それ相手に上がりを上回って3馬身差付けたハヤヤッコも相当なポテンシャルの持ち主だという事が分かる。今回、カフェクラウンやデアフルーグ、デュープロセスにアガラスなど注目馬が多過ぎて話題になっていないものの、ゴールを過ぎればその視線が本馬に集中している可能性も十分にある。鞍上は引き続き武豊騎手。
3歳500万下直後
2019年3月23日 3歳500万下 ダート1800m 中山競馬場
1着:ハヤヤッコ 牡3 (武豊)
2着:ゴルトマイスター 牡3 (M.デムーロ)
3着:ハヤブサナンデクン 牡3 (池添謙一)
レースタイム:1:54.3(良)
レース上がり3ハロン:38.4
勝ち馬上がり3ハロン:38.2
2着:ゴルトマイスター 牡3 (M.デムーロ)
3着:ハヤブサナンデクン 牡3 (池添謙一)
レースタイム:1:54.3(良)
レース上がり3ハロン:38.4
勝ち馬上がり3ハロン:38.2
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外枠も好スタートから良い位置に取り付けたハヤヤッコ。ペースはある程度落ち着いて、早めに仕掛けて行く姿勢を見せた。4コーナーで一気に前の集団に取り付くと、後方から上がって来たゴルトマイスターをあっさりと突き放し、楽な内容で500万クラスを卒業。武豊騎手も同馬の成長を感じるコメントを残しており、今後このコンビがダート戦線を賑やかしてくれるに違いない。
2歳未勝利直後
2018年08月05日 2歳未勝利 芝1800m 新潟競馬場
1着:ハヤヤッコ 牡2 (C.ルメール)
2着:アトミックフォース 牡2 (戸崎圭太)
3着:アナスタシオ 牝2 (福永祐一)
レースタイム:1:49.4(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
2着:アトミックフォース 牡2 (戸崎圭太)
3着:アナスタシオ 牝2 (福永祐一)
レースタイム:1:49.4(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
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外枠スタートで無理せず後方でレースを進めたハヤヤッコ。スローペースで徐々に位置を押し上げて行くと、4コーナーで一気に逃げ馬に取り付く脚を見せた。そこから直線入り口で先頭へ立ち、追われて更にグンと加速。気が付けば2着アトミックフォースに4馬身差を付ける走りで芝の勝鞍をあげた。これまでの兄弟では最も芝の走りが良く、上手く行けばクラシック戦線に乗れる器かもしれない。今後のローテーションに注目だ。
2歳未勝利直前
稽古でも素直で前向きな性格というハヤヤッコ。フットワークからキレるというより、長く脚を使うタイプとの事。一族はほぼダートで成績を残しているだけに同馬もそうなるだろうが、厩舎的には可能性を狭める必要も無く先ずは芝からという考え。キングカメハメハ産駒で芝がからっきしダメという事も無いだろうから、いきなり好勝負しても何ら驚かない。鞍上は三浦皇成騎手。
ハヤヤッコ
白毛馬で馬体からの判断はなかなか難しいが、明らかなダート向きという造りは判断出来る。全体的に足捌きがかたく、如何にも力のいる馬場で走りそうなイメージだ。走るだけで話題となる1頭だけに、先ずは無事にターフを駆け抜けて欲しい気持ちもあるが、欲を言うなら重賞戦線で活躍してくれれば競馬界自体ももっと盛り上がるだろう。そういう意味でも大きな使命を持った馬ではある。
血統背景
キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector | Raise a Native |
Raise You | |||
Miesque | Nureyev | ||
Pasadoble | |||
マンファス | ラストタイクーン | トライマイベスト | |
Mill Princess | |||
Pilot Bird | Blakeney | ||
The Dancer | |||
マシュマロ | クロフネ | フレンチデピュティ | Deputy Minister |
Mitterand | |||
ブルーアヴェニュー | Classic Go Go | ||
Eliza Blue | |||
シラユキヒメ | サンデーサイレンス | Halo | |
Wishing Well | |||
ウェイブウインド | Topsider | ||
Storm and Sunshine |
兄弟馬
初仔
近親馬
血統評価:1.0pt
白毛馬が中央で1勝する事が奇跡的な時代を一変させた母父SSのシラユキヒメの価値は白毛馬を定着させる為にはとても重要だったわけだがそれは今後シラユキヒメ産駒の繁殖牝馬達にかかっている。シラユキヒメが登場するまでの白毛馬の血統からするとクロフネにキングカメハメハと贅沢な配合ではあるが母マシュマロと母父クロフネを考えると最前線で戦うには血統背景からの強調材料としては弱い。
前評判
白毛という話題性はあるものの、余り同馬自身の評価が届いて来ないのは少々気になる所。管理する国枝栄師がひと言、『ダート向きだね』というコメントがある程度でそれ以外は実戦に行って走りを確かめるしか無さそう。シラユキヒメの母系は繁殖能力が優秀でダートなら普通に走って来そうではあるが。
馬名の意味
速くて白い
ネーミングが如何にも金子氏らしい。この白毛一族の時は遊びが特に多い。
2着:デルマルーヴル 牡3 (吉田隼人)
3着:トイガー 牡3 (宮崎北斗)
レースタイム:1:51.3(良)
レース上がり3ハロン:38.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.8