湘南ステークスで上がり32秒6
2018年05月06日 湘南ステークス 芝1600m 東京競馬場
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スタートをゆっくり出し、道中は最後方追走といういつもの展開。道中ジッとして出来るだけ脚を溜め、最後の直線で爆発させる腹の括った脚質だ。その直線では、番手から抜け出したレッドオルガが快勝した様に前有利の馬場と展開だった。それでも自身上がり最速32秒6の末脚で2着チャンピオンルパンと一緒に差し込み、際どい3着に入線した。そこから一旦休養を取って再度仕切り直しの1000万条件戦へ。ここはサクッと勝って再び1600万クラスへ戻りたい。
終始余裕の手応えで昇級戦を完勝
2017年11月11日 3歳上1000万下(下) 芝2000m 東京競馬場
1着:ハナレイムーン 牝3 (福永祐一)
2着:カービングパス 牝5 (V.シュミノー)
3着:イストワールファム 牝3 (戸崎圭太)
レースタイム:2:01.6(良)
レース上がり3ハロン:33.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
2着:カービングパス 牝5 (V.シュミノー)
3着:イストワールファム 牝3 (戸崎圭太)
レースタイム:2:01.6(良)
レース上がり3ハロン:33.4
勝ち馬上がり3ハロン:33.0
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休養明けの前走を快勝して臨んだこのレースでも上位人気のハナレイムーン。トリッキーなコースの2000m戦でもスタートを上手に決めて先行策を取っての追走。逃げるカービングパスを目標にして直線入り口では既に射程圏内へ、そのまま持ったままの手応えで先頭に立つとそこから後続を寄せ付け合い走りで連勝を鮮やかに決めた。一族的なイメージで短距離メインのローテーションと思われたが、気性的も素直で中距離までは十分な適性範囲だろう。一気に重賞まで駆け上がれるか。
ハナレイムーン
血統的にはディープインパクト×キングカメハメハはニックスに近い好相性の組み合わせ。実際、同配合でデニムアンドルビーも輩出しているし、全兄のキロハナもデビューから2連勝している事を考えればPOG向きの仕上がり早でもある。堀厩舎だけに育成段階での失敗もないだろう。デビューから暫くは安定しなかったが、3歳秋以降は身が入って走りがドッシリとして来ている。
血統背景
ディープインパクト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ウインドインハーヘアー | Alzao | Lyphard | |
Lady Rebecca | |||
Burghclere | Busted | ||
Highclere | |||
ハウオリ | キングカメハメハ | KIngmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
ノースフライト | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
シャダイフライト | ヒッティングアウェー | ||
フォーワードフライト |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.0pt
名牝ノースフライトを祖母にもつわけだが、ノースフライト族はノースフライトの現役のパフォーマンスを考えると結果は全く出ていないといえる。母ハウオリは途絶えそうなノースフライトの血を繁栄させる可能性を少し残しており、母父キングカメハメハである点でSS系をかけれる点が大きい、兄キロハナは順調であればもっとやれた馬なので可能性はあるだろう。
前評判
前述にもある様に、血統面で言えばトニービン×キングカメハメハの肌にディープインパクトと好相性のブラッドをこれでもかと言わんばかりに内包している。実質、故障がなければ兄のキロハナもクラシックである程度の結果を出していたであろうし、本馬も掘厩舎の期待馬として新聞でも取り上げられていた程。間違っても、期中に名前を全く聞かない状況にはならないと見ている。
馬名の由来
カウアイ島、ハナレイ湾の月
金子オーナーの代名詞である“ハワイ語”のネーミング。最初は聞き慣れなかったが、アパパネやマカヒキなど今や毎年そのニュアンスの名前をクラシック戦線で見かけない事の方が難しい。本馬もその中の1頭として名を刻めるか。
2着:チャンピオンルパン 牡7 (横山和生)
3着:ハナレイムーン 牝4 (石橋脩)
レースタイム:1:33.9(良)
レース上がり3ハロン:33.3
勝ち馬上がり3ハロン:33.3