2歳未勝利直後
2019年7月13日 2歳未勝利 芝1200m 函館競馬場
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スタートはまずまず、他馬が速くそれでも後方に位置して追走したニルカンタテソーロ。距離ロスを防ぐべくインベタを回り、4コーナーでも迷わず最内を付いて直線コースへと入って行った。GOサインを出してからの反応は鋭く、あっという間に先頭へ立つとそのまま楽に3馬身差付けた所がゴールとなった。2戦続けて最速の上がりを叩き出している様に、かなり末はキレるタイプか。
ニルカンタテソーロ
近親に取り立てて活躍馬はいないものの、5代前から遡れば…Hail to Reason→Round Table→Nijinsky→Rainbow Quest→Galileoという超一流の種牡馬がズラリと並ぶ一切無駄のないライン。この母系なら何の前触れもなく大物が出て何ら不思議ではない。それが日本でも安定して活躍馬を出すSpeightstownなら、怪物級とは言わないまでもそこそこ走れる産駒というのは大いに期待出来そう。芝・ダート兼用ダイプだろう。
血統背景
Speightstown | Gone West | Mr.Prospector | Raise a Native |
Gold Digger | |||
Secrettame | Secretariat | ||
Tamerett | |||
Silken Cat | Storm Cat | Storm Bird | |
Terlingua | |||
Silken Doll | Chieftain | ||
Insilca | |||
ヴェイパー | Galileo | Sadler's Wells | Northern Dancer |
Fairy Bridge | |||
アーバンシー | Miswaki | ||
Allegretta | |||
Love The Rain | Rainbow Quest | Blushing Groom | |
I Will Follow | |||
Sky Love | Nijinsky | ||
Gangster of Love |
兄弟馬
特になし
近親馬
特になし
血統評価:1.0pt
ニジンスキー、レインボークエスト、ガリレオの母は、芝血統もパワー型の血統構成で、最後Speightstownで〆ているので血統からみる印象としては、パワースピード先行しているので柔軟性稼働力があればおもしろそうな印象。血統自体のバランス的にはもう少し柔らかさがほしい感じだろう。
前評判
日本で確かな実績を積み重ねつつあるSpeightstown産駒。今年の高松宮記念でも人気を背負ったモズスーパーフレアなど、短距離戦線ではGⅠタイトルを狙える底力まである血統だろう。母ヴェイパーの牝系はまさにトップレベルの代重ねで質を保ち続けている構成をしている。ここで一発、重賞クラスの馬が出るのは至極当然の結果と言えるだろう。本馬自身が繁殖牝馬としても相当期待できる。
馬名の意味
山の名+冠名
響きによるネーミングだろう。
2着:ダウンタウンスピカ 牝2 (吉田隼人)
3着:ファートゥア 牝2 (石川裕紀人)
レースタイム:1:10.1(良)
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.9