浜中『相変わらずいい動き』

 
坂路でキビキビとした動きを見せるニホンピロヘンソン

坂路でキビキビとした動きを見せるニホンピロヘンソン

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無敗馬4頭の内、まだ底が割れていないという点ではニホンピロヘンソンの伸びシロが一番不気味で読めないだろう。ルーラーシップ産駒ながら非凡なスピードとセンスを持ち合わせデビューから2連勝。決して1400mがベストでも無さそうで、今回の初マイルが向いて来るかもしれない。もみじステークスでもディープダイバー相手に楽勝の走りを見せ、今回のメンバーでも十分に立ち回れそうな予感。一発があるとするならばこの馬の大駆けか。
 

変幻自在の逃亡者

 

2018年10月13日 もみじステークス 芝1400m 京都競馬場

1着:ニホンピロヘンソン 牡2 (浜中俊)
2着:ディープダイバー 牡2 (川田将雅)
3着:アーデントリー 牡2 (太宰啓介)

レースタイム:1:24.2(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
ややスタートで後手を踏んだニホンピロヘンソンだったが、そこからの二の脚がとてつもなく速くあっという間に先頭へ。そこからスローペースに落として行くと完全に流れの主導権を握って直線コースへ。そこから勢いままに後続を寄せ付けず、ムチを一発も入れない走りで大楽勝を飾った。新馬戦から2秒以上も遅いタイムで走り抜けハイもスローも対応出来る自在性の高い逃げ馬。マイルまでなら問題無さそうで、今後の走りが楽しみな1頭だろう。
 

ニホンピロヘンソン

 
ニホンピロヘンソン(ニホンピロアブミ2016)

ニホンピロヘンソン(ニホンピロアブミ2016)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:ニホンピロアブミ
母父:コマンダーインチーフ
所属:安達昭夫厩舎(栗東)
生産:友田牧場
馬主:小林百太郎

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:もみじステークスなど
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ニホンピロ系の重賞馬を多数輩出するニホンピロクリアファミリーの出自。更に遡ると牝馬でニホンダービーを制したあのクリフジに辿り着く由緒ある血統である。突然変異的な産駒ではなく、走る為の下地が十二分に揃ったある意味で日本の良血馬と言っても良い1頭だ。ルーラーシップ産駒ながら、行き脚の速いスピードが勝ったタイプ。とは言え、馬体の雰囲気を見てもただの短距離馬では無さそう。
 

血統背景

 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
ニホンピロアブミ コマンダーインチーフ ダンシングブレーヴ Lyphard
Navajo Princess
Slightly Dangerous Roberto
Where You Lead
ニホンピロクリア ブレイヴェストローマン Never Bend
Roman Song
ニホンピロアスター インファチュエイション
ツルシマ


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ニホンピロジュピタ(ニホンピロクリア1995)

ニホンピロジュピタ(ニホンピロクリア1995)

牡馬

父馬:オペラハウス
母馬:ニホンピロクリア
母父:ブレイヴェストローマン
所属:目野哲也厩舎(栗東)
生産:橋爪松夫
馬主:小林百太郎

通算成績:21戦7勝(7-4-4-6)
主な戦績:南部杯など
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血統評価:1.0pt

 
母はニホンピロジュピタの半妹だが全体としてみた場合ファミリーとしては実績不足だろう。しかも兄弟は大量にいる中でほぼ全馬未勝利。父は今回が一番優秀な種牡馬にはなっているが母の実績がなさすぎる。
 

前評判

 
稽古では余り動かず新馬戦は6番人気だったニホンピロヘンソン。しかし、レースに行って一変。豊かなスピード力で逃げるとそのまま他馬を寄せ付けない走りで好タイムの圧勝を飾った。騎乗した浜中俊騎手も『ギャップに驚いた』とコメントしている様に、実戦向きなのだろう。2戦目のもみじステークスでは自信ありきの騎乗でノーステッキの勝利。これは先を見据えてのパフォーマンスだ。
 

馬名の意味

 

冠名+人名より

 
日本競馬を語るに無くてはならない冠名、ニホンピロ。センス云々ではなくこの名前を絶やさず継いで行って欲しい。

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