自ら動いて前を競り落とす強さ

 

2018年09月01日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着:ニシノデイジー 牡2 (勝浦正樹)
2着:[地]ナイママ 牡2 (五十嵐冬樹)
3着:クラージュゲリエ 牡2 (M.デムーロ)

レースタイム:1:50.1(良)
レース上がり3ハロン:37.6
勝ち馬上がり3ハロン:37.0
 
スタート後、隣枠のラバストーンに前を遮られ後方待機を余儀なくされたニシノデイジー。それでも鞍上は慌てず暫くはジッと我慢の追走となった。4コーナー手前で一気にペースが上がった時にニシノデイジーもポジションを押し上げると、直線入り口で先抜けを図ったナイママに並びかける競馬。そこから直線激しい攻防の末競り落とし、嬉しい重賞初勝利を飾った。このパフォーマンスは実力が抜けていなければ出来ない芸当だろう。今回は人気薄だったが次回以降はしっかりと評価しなければなるまい。
 

ニシノデイジー

 
ニシノデイジー(ニシノヒナギク2016)

ニシノデイジー(ニシノヒナギク2016)

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ニシノヒナギク
母父:アグネスタキオン
所属:高木登厩舎(美浦)
生産:谷川牧場
馬主:西山茂行

通算成績:3戦2勝(2-1-0-0)
主な戦績:札幌2歳ステークスなど
via google imghp
 
新馬戦は展開の妙でラブミーファインに逃げ切られたものの、折返しの未勝利戦は単勝1倍台の支持に応えて快勝。続く札幌2歳ステークスでも、並み居る強豪馬たちを退け王道の競馬で重賞初勝利を飾った。ハービンジャー産駒で持続性の高い末脚が魅力、母系のニシノフラワーの血がその底力の押し上げにひと役買っているのだろう。折り合いにも困らず、距離適性は伸びても全く問題無いタイプだろう。クラシック戦線の有力候補だ。
 

血統背景

 
ハービンジャー Dansili デインヒル Danzig
Razyana
Hasili Kahyasi
Kerali
Penang Pearl Bering Arctic Tern
Beaune
Guapa Shareef Dancer
Sauceboat
ニシノヒナギク アグネスタキオン サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アグネスフローラ ロイヤルスキー
アグネスレディー
ニシノミライ セイウンスカイ シェリフズスター
シスターミル
ニシノフラワー Majestic Light
デュプリシト


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ニシノマナムスメ(ニシノフラワー2004)

ニシノマナムスメ(ニシノフラワー2004)

牝馬

父馬:アグネスタキオン
母馬:ニシノフラワー
母父:Majestic Light
所属:河内洋厩舎(栗東)
生産:西山牧場
馬主:西山茂行

通算成績:22戦4勝(4-3-3-12)
主な戦績:マイラーズカップ2着など
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
ニシノフラワーのファミリーで、直産駒は結果重賞馬がでなかったが西山牧場配合のニシノミライに直産駒で一番結果を出せたアグネスタキオンでサンデーを内包しハービンジャーで〆て初重賞制覇。血統構成としては強調材料は全くないが結果が出てよかった。牝馬でファミリーを伸ばせる産駒も登場してほしい。
 

前評判

 
新馬戦では評判馬コントラチェックの次に人気を集めており、レース前から動きなど評価をされていたニシノデイジー。ハービンジャーにサンデーサイレンスの肌馬も配合的に相性が良く、母系含めて奥深さも感じられる良い産駒と言えるだろう。母が未勝利だけに地味めな存在に映るもののニシノの粋を極めた母系。突然の大物が出ても何ら不思議ではない。
 

馬名の意味

 

冠名+素敵なもの

 
一見、牝馬の様な名前だがれっきとした牡馬。ニシノにはやはり可憐味のあるネーミングが合う。

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