キーンランドカップ直前

 
昨年はモレイラ騎手とのタッグでキーンランドC制覇のナッ...

昨年はモレイラ騎手とのタッグでキーンランドC制覇のナックビーナス

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6歳とは言えまだまだ元気一杯のナックビーナスなら連覇を狙う事も十分可能だろう。何と言っても、昨年は1番人気に応えて2着ダノンスマッシュに2馬身以上の差を付ける完勝劇。そのダノンスマッシュが今回の不動の本命ならば、当然ながらナックビーナスにも注目の視線を向けなければ行けないだろう。ここ2走の負けが人気を落とす要因になっているならば、むしろ狙い目の1戦となるのは間違いない。鞍上に岩田康誠騎手を迎え、直線早め先頭から押し切りたい。
 

高松宮記念直後

 

2019年3月24日 高松宮記念 芝1200m 中央競馬場

1着:ミスターメロディ 牡4 (福永祐一)
2着:セイウンコウセイ 牡6 (幸英明)
3着:ショウナンアンセム 牡6 (藤岡康太)

レースタイム:1:07.3(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
スタートして1F前後だろうか、外からダノンスマッシュがいきなり内に切れ込んで来て前をカットされる不利を受けたナックビーナス。その余波はアレスバローズにも届き、2頭が走るリズムを崩して立て直しを図るハメに。さすがに0.1秒を争う1200mの1戦でこのロスは大きく、そこからもう一度前を目指すも馬自身のメンタルも切れてしまっては勝負になる訳もなく。普段は絶対に掲示板争いへ顔を出すナックビーナスも、今回だけは走るのをやめて14着と惨敗してしまった。
 

高松宮記念直前

 
前走のオーシャンステークスでも、逃げたモズスーパーフレアに唯一対抗し得たのがこのナックビーナス。さすがに追い掛けただけではあの差が詰まるとは思えないが、GⅠともなると他にも先行勢が列挙する上に舞台も雰囲気も違う。そこに紛れが生じるのなら、むしろ標的になりにくいナックビーナスの方が上位へ浮上するチャンスがあるのではないだろうか。そういう点で隙の無いエスコートをするのは天下一品の大野騎手が鞍上も心強い。2012年のカレンチャン以来、7年ぶりの牝馬による制覇へ虎視眈々とその機会を窺っている。
 

オーシャンステークス直後

 

2019年3月2日 オーシャンステークス 芝1200m 中山競馬場

1着:モズスーパーフレア 牡4 (C.ルメール)
2着:ナックビーナス 牝6 (大野拓弥)
3着:ダイメイフジ 牡5 (松岡正海)

レースタイム:1:07.1(良)
レース上がり3ハロン:34.8
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
 
1番人気モズスーパーフレアを見る様にして道中を進めたナックビーナス。前を追い掛けつつ、後ろからの気配を感じて勝負どころで前を捕まえに行く。直線に入って前を捉えそうになるも、さすがにモズスーパーフレアも粘り腰を発揮し態勢は変わらず2着でフィニッシュ。最後まで脚が鈍る事なく、3着以下を引き離している事からもナックビーナスも相当なパフォーマンスを見せただろう。鞍上も確かな手応えで、次の高松宮記念に向け歯切れの良いコメントを残した。
 

オーシャンステークス直前

 
まだまだ馬が若く元気いっぱいのナックビーナス

まだまだ馬が若く元気いっぱいのナックビーナス

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前走のカーバンクルステークスでは勝ったモズスーパーフレアが53kgに対してナックビーナスは58kg。それでゴール前で1馬身差まで迫る走りを見せたなら、54kg同士のイーブンなら逆転の可能性は大きい。オーシャンステークスは2年連続で2着に入っているお得意のコース、中山1200mならそうそう崩れる事は無いと見て良い。コンビ3戦目となる大野拓弥騎手との息も合って来ており、ここで重賞2勝目をあげて意気揚揚と本番へ進みたい。
 

JBCスプリント直前

 
引き続き好調キープのナックビーナス

引き続き好調キープのナックビーナス

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母レディトゥブリーズはアメリカのダート重賞勝ち馬、そもそもナックビーナス自体がダートで4戦して3連対とまだ底を見せていない。昨年の東京盃はスタートで躓きリズムを悪くしての敗戦だけに度外視出来る1戦。今回は大野騎手に乗り替わり、スムーズに先行できれば出し抜けの初GⅠ制覇というシーンも十分に有り得るだろう。要はスタートが肝心要のポイントだ、要注目。
 

スプリンターズステークス直後

 

2018年09月30日 スプリンターズステークス 芝1200m 中山競馬場

1着:ファインニードル 牡5 (川田将雅)
2着:ラブカンプー 牝3 (和田竜二)
3着:ラインスピリット 牡7 (武豊)

レースタイム:1:08.3(稍重)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.5
 
外から積極的に先行しレースの主導権を握ったナックビーナス。逃げるワンスインナムーンを併走していたラブカンプーと共に早めに捉えに行き直線コースへ。一旦は先頭に立つ勢いで伸びるも、ラブカンプーとの叩き合いに競り負け坂の途中で一気に後退。最後は差し馬たちに追い抜かれ7着といつもの先行抜け出しパターンが不発に終わってしまった。さすがにGⅠともなるとモレイラマジックも利きが悪い様である。
 

スプリンターズステークス直前

 
追い切りでは軽快な動きを見せるナックビーナス

追い切りでは軽快な動きを見せるナックビーナス

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善戦キャラを脱した前走のキーンランドカップ。先行してそのまま他馬を突き放す競馬はGⅠ級のパフォーマンスを感じさせる1戦だった。それも鞍上J.モレイラ騎手の手腕なのだろうか。これまで2、3着が多く詰めの甘さがネックだった当馬を見違える程の走りに転換出来る芸当はやはり“マジックマン”たる所以である。その相性の良いコンビがまた中山の舞台で勇躍する事になれば、人馬にとって嬉しい初タイトルとなる。
 

モレイラも渾身のガッツポーズ

 

2018年8月26日 キーンランドカップ 芝1200m 札幌競馬場

1着:ナックビーナス 牝5 (J.モレイラ)
2着:ダノンスマッシュ 牡3 (北村友一)
3着:ペイシャフェリシタ 牝5 (田辺裕信)

レースタイム:1:09.4(稍重)
レース上がり3ハロン:35.7
勝ち馬上がり3ハロン:35.7
 
抜群のスタートから無理せず先手を取ったナックビーナス。外からオールインワンが競りかけ、前半33秒7の入りは馬場を考えると少々早めのペースだっただろう。それでも気分良く快走、直線入り口を逆に後続を引き離し気味で迎えると最後まで脚色は衰えず圧巻の走り。2着以下に影をも踏ませぬ内容でまさに完璧な勝利と言える。鞍上のJ.モレイラ騎手もしてやったりの表情でゴール後には珍しくガッツポーズを見せ喜びを爆発させていた。ナックビーナスにとっては待望の重賞初タイトルだ。
 

ナックビーナス

 
ナックビーナス(レディトゥプリーズ2013)

ナックビーナス(レディトゥプリーズ2013)

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:レディトゥプリーズ
母父:More Than Ready
所属:杉浦宏昭厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:小松欣也

通算成績:33戦7勝(7-10-5-11)
主な戦績:キーンランドカップなど
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2015年千葉サラブレッドセールにて約2000万円もの額で取引をされたナックビーナス。市場規模を考えれば十分に高額馬と言って良く、母レディトゥプリーズは米重賞勝ち馬で社台ファーム生産という意味では納得である。それだけ馬のデキが良く、新馬からこれまでの成績は安定感抜群のひと言。詰めの甘さがキャラクターとして定着していたが、むしろ馬主孝行と言えるのではないだろうか。
 

血統背景

 
ダイワメジャー サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida
レディトゥプリーズ More Than Ready サザンヘイロー Halo
Northern Sea
Woodman's Girl Woodman
Becky Be Good
Guilty Pleasure Pine Bluff Danzig
Rowdy Angel
Exquisite Mistress Nasty and Bold
El Hamo


 

兄弟馬

 
トワイライトタイム(レディトゥプリーズ2015)

トワイライトタイム(レディトゥプリーズ2015)

牡馬

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:レディトゥプリーズ
母父:More Than Ready
所属:五十嵐忠男厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:三田昌宏

通算成績:13戦3勝(3-2-3-5)
主な戦績:4歳上1000万下など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリーに日本実績馬はおらず兄弟も走っていない。ただ母は良いか悪いかは不明だが見事なクロスの設計で構成された血統馬である。この先、兄弟が走ってくる可能性は低いだろう。
 

前評判

 
前評判という意味では、負けはしたものの新馬戦であのワンブレスアウェイを抑えて堂々の1番人気を飾っている。馬体面や追い切りの時点で周囲からも高評価を受けていたのだろう、時間は少々掛かったがその期待通りに重賞戦線にまで上り詰めれる馬は極わずか。その点、同馬は紛れもなく優秀な競走馬であり故障など無くコンスタントに使えている事自体が質の高さを物語っているのではないだろうか。
 

馬名の意味

 

冠名+美の女神

 
王道のワードではあるがナックとの掛け合わせで良い馬名に聞こえるネーミング。

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