ドバイワールドカップ

 
ケイティブレイブ

ケイティブレイブ

牡馬

父馬:アドマイヤマックス
母馬:ケイティローレル
母父:サクラローレル
所属:杉山晴紀厩舎(栗東)
生産:岡野牧場
馬主:瀧本和義

通算成績:34戦11勝(11-8-6-9)
主な戦績:JBCクラシック、帝王賞、川崎記念など
via google imghp
 
日本のダート戦線でトップを走り続けるケイティブレイブが遂にドバイワールドカップへ参戦。日本では中央より地方での成績が良く、様々な砂質に対応出来る脚力と遠征にも耐えうる強靭なフィジカル&メンタルを持ち合わせた1頭。そういう意味でも、今回の海外遠征でパフォーマンスが落ちるというのは考えにくく、ケイティブレイブが持つ本来の走りは見せてくれるだろう。鞍上はJ.モレイラ騎手、“マジックマン”の異名をドバイの舞台でも遺憾なく発揮して欲しい。
 

ドバイシーマクラシック

 
レイデオロ

レイデオロ

牡馬

父馬:キングカメハメハ
母馬:ラドラーダ
母父:シンボリクリスエス
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:キャロットファーム

通算成績:12戦7勝(7-2-1-2)
主な戦績:日本ダービー、天皇賞秋など
via google imghp
 
現在、牡馬における現役最強の呼び声が高いレイデオロ。昨年も同レースに挑戦したものの、体調面で本調子には一歩届かず4着と敗れてしまっている。その後、帰国してから怒涛の活躍で天皇賞秋を制覇。続く有馬記念も条件が悪い中で2着を堅守するなど安定感は抜群。5歳になり円熟味を増した今なら、あの時のリベンジを果たしてくれるに違いない。敵は海外の強豪ではなく、何度も戦って来た日本のライバルだ。鞍上はC.ルメール。
 
シュヴァルグラン

シュヴァルグラン

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:28戦7勝(7-6-7-8)
主な戦績:ジャパンカップなど
via google imghp
 
一昨年のジャパンカップ馬シュヴァルグラン。昨年も天皇賞春2着、有馬記念3着と中長距離路線で安定した走りを見せる古豪である。今回が初の海外遠征となるが、精神的にドッシリした性格で余程の事が無い限り調子落ちするという事は考えにくい。年末の走りを見てもまだまだ馬が若く、ドバイの芝さえ合えば十分に上位争いは可能だろう。鞍上は主戦の一人、H.ボウマン騎手に決定している。
 
スワーヴリチャード

スワーヴリチャード

牡馬

父馬:ハーツクライ
母馬:ピラミマ
母父:Unbridled's Song
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:NICKS

通算成績:14戦5勝(5-3-2-4)
主な戦績:大阪杯など
via google imghp
 
昨年の大阪杯でGⅠ初制覇を成し遂げたスワーヴリチャード。復帰初戦の天皇賞秋では大きな出遅れ、ジャパンカップでも高速馬場に泣きいずれも結果を出せなかった。今年の中山記念では明らかな太め残りで叩き台の1戦、最大目標は得意の左回りとなるこのドバイシーマクラシックだろう。レイデオロ、シュヴァルグランとお馴染みの強敵が出走するも、その2頭を打ち負かすだけのポテンシャルは優に秘めている。鞍上はM.デムーロが継続。
 

ドバイターフ

 
アーモンドアイ

アーモンドアイ

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:フサイチパンドラ
母父:サンデーサイレンス
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:7戦6勝(6-1-0-0)
主な戦績:牝馬3冠、ジャパンカップなど
via google imghp
 
日本最強、いや世界最強馬の座へまっしぐらのアーモンドアイ。ジャパンカップでの走りを見ても古馬含めても日本ではもはや敵なし。今回初の海外遠征となるが、出走メンバーにヴィブロスやディアドラがいる中でその2頭が昨年2~3着に入っている事からも、ほぼほぼ確勝級と考えて良い。ここを楽勝して初めて、凱旋門賞やその他のヨーロッパ主要GⅠを目指す資格が生まれるというもの。あっさりとクリアして欲しい。鞍上は当然ながらC.ルメールだ。
 
ヴィブロス

ヴィブロス

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ハルーワスウィート
母父:Machiavellian
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:佐々木主浩

通算成績:16戦4勝(4-5-0-7)
主な戦績:秋華賞、ドバイターフ、香港マイル2着など
via google imghp
 
海外と言えばこの馬、ヴィブロス。一昨年のドバイターフ、昨年のドバイターフと香港マイルで2着に入るなど、基本的に外国のレースでは全て連対している超タフネスウーマンである。馬体は小柄ながら、屈強な精神面と厩舎のチーム力が功を奏しているのだろう。今年はそのドバイターフに3年連続の出走。アーモンドアイがいる中で、遠征の先輩として堂々たる走りを見せてくれる筈だ。鞍上は昨年に引き続きC.デムーロ騎手。
 
ディアドラ

ディアドラ

牝馬

父馬:ハービンジャー
母馬:ライツェント
母父:スペシャルウィーク
所属:橋田満厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:森田藤治

通算成績:21戦7勝(7-4-3-7)
主な戦績:秋華賞、香港カップ2着など
via google imghp
 
牝馬の中ではアーモンドアイに続き、リスグラシューやヴィブロスと並んでトップクラスに位置するディアドラ。特に牡馬と混じってもその破壊的な末脚は目を見張るものがある。少々不器用な面があり、広いコースでこそ同馬の実力が120%引き出される。海外遠征も経験済みで、単純な追い込み勝負になればアーモンドアイはともかくヴィブロスには引けを取らないだろう。鞍上はJ.モレイラ騎手。
 

ドバイゴールデンシャヒーン

 
マテラスカイ

マテラスカイ

牡馬

父馬:Speightstown
母馬:Mostaqeleh
母父:Rahy
所属:森秀行厩舎(栗東)
生産:Lynch Bages LTD(米)
馬主:大野剛嗣

通算成績:22戦6勝(6-4-0-12)
主な戦績:JBCスプリント2着など
via google imghp
 
昨年のドバイゴールデンシャヒーンで5着に入線しているマテラスカイが今年も再挑戦。帰国してから早速プロキオンステークスで1400mの日本レコードを叩き出すなど、ダート短距離戦線ではトップクラスのスピードを誇る1頭。先行力だけなら海外の強豪とも互角の争いをするだけに、最後の直線でのひと踏ん張りが課題となって来る。今年も主戦の武豊騎手と共、果敢に世界の先手を取りに行く。
 

UAEダービー

 
デルマルーヴル

デルマルーヴル

牡馬

父馬:パイロ
母馬:カリビアンロマンス
母父:コマンズ
所属:戸田博文厩舎(美浦)
生産:坂東牧場
馬主:浅沼廣幸

通算成績:6戦3勝(3-1-1-1)
主な戦績:兵庫ジュニアグランプリなど
via google imghp
 
昨年の兵庫ジュニアグランプリ勝ち馬デルマルーヴル。全日本2歳優駿でもラストのゴール前はノーヴァレンダが止まって見える程の鬼脚を使って2着に入っている。脚質的に取りこぼしは多いが、ハマればトップクラスの爆発力がある実力馬だ。今年の3歳は特にダート路線の層の厚みが凄く、その中の1強が海外の猛者に挑戦状を叩きつける。鞍上は未定との事。
 

ゴドルフィンマイル

 
ノンコノユメ

ノンコノユメ

セン馬

父馬:トワイニング
母馬:ノンコ
母父:アグネスタキオン
所属:加藤征弘厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:吉田千津

通算成績:25戦8勝(8-4-1-12)
主な戦績:フェブラリーステークス、ジャパンダートダービーなど
via google imghp
 
昨年のフェブラリーステークス覇者ノンコノユメ。常にほぼ最後方の位置取りから直線だけの競馬でレースを盛り上げてくれるMr.追い込み馬だ。ほとんどのレースで上がり3位以上を記録する決め手は海外でも十二分に通用するだろう。展開や条件さえハマってくれれば、大外一気の豪脚が見られるかもしれない。鞍上は未定との事。

関連記事

関連タグ

著者