ロードカナロア産駒が絶好調

 
母、叔母に続く重賞勝利といきたいドナウデルタ

母、叔母に続く重賞勝利といきたいドナウデルタ

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ドナウブルーにロードカナロアを配合して産まれたドナウデルタは今日本で最もレベルの高い配合パターンの1つ。母父ディープインパクトの肌は良質で幾多の活躍馬を輩出している。加えてその父が既に2歳重賞を3勝もあげており、昨年からの勢いが継続中。叔母であるジェンティルドンナと比較するのは酷だが、やはりタイトルを意識させられるだけの素材というのは間違いない。鞍上にJ.モレイラを配して一気に勝ち名乗りをあげたいところ。
 

キレよりも脚を長く使うタイプ

 

2018年09月29日 2歳未勝利 芝1400m 阪神競馬場

1着:ドナウデルタ 牝2 (C.ルメール)
2着:キコクイーン 牝2 (鮫島克駿)
3着:ユンゲンハフト 牝2 (池添謙一)

レースタイム:1:23.2(稍重)
レース上がり3ハロン:35.9
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
大外枠からゆっくりの発馬となって道中は後方からレースを進めたドナウデルタ。3コーナー付近から徐々にポジションを押し上げ4コーナーで先行集団へ取り付く形に。直線で外から一気に前をまとめてかわし、最後は抑える余裕で着差以上の完勝となった。稍重馬場も苦にせず力強い走りで他馬との能力差を見せ付ける走りだっただろう。しかし、明らかに持続性の高いタイプで距離はもう少しあった方が良さそうだ。
 

動きが鈍く距離延長も

 

2018年09月09日 2歳新馬 芝1400m 阪神競馬場

1着:ブラックダンサー 牝2 (M.デムーロ)
2着:ドナウデルタ 牝2 (福永祐一)
3着:イベリス 牝2 (武豊)

レースタイム:1:23.6(稍重)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.0
 
スタートから終始追っ付け気味で前に進んで行かないドナウデルタ。ギアチェンジに時間がかかり、直線でもモタモタする走りでやや消化不良の1戦だった。それでも最後はしっかりと伸びて2着まで上がって来ており、一定のポテンシャルは見せた模様。しかし、鞍上の福永祐一騎手も『おっとりした性格で追走がしんどく、伸びてはいるもののビュッとした反応ではありませんでした。ひと叩きして良くなると思います。距離はもう少し長くて広めのコースが良さそうですね』とコメントしていた。
 

調教では水準以上の動き

 
調教助手のコメントでは、『稽古では余裕のある感じで良い動きを見せていますね。スピード感があっても制御が効くタイプで期待しています』との事。坂路でも楽々と時計をマークし新馬戦前としては合格点を与えられる仕上がりではないだろうか。鞍上には一族の背を知る名手福永祐一騎手がスタンバイ。初戦を勝利して桜花賞までの逆算ローテを組みたいところだ。
 

ドナウデルタ

 
ドナウデルタ(ドナウブルー2016)

ドナウデルタ(ドナウブルー2016)

牝馬

父馬:ロードカナロア
母馬:ドナウブルー
母父:ディープインパクト
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:2戦1勝(1-1-0-0)
主な戦績:2歳未勝利
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小さめの馬体も均一の取れたバランスの持ち主。牝馬らしい丸みの帯びた造りで如何にも走って来そうなイメージが容易に付く。母の初年度産駒イシュトヴァーン(父ルーラーシップ)も春の時点で1勝しか出来ていなかったが、随所に素質の高さが窺え、ドナウブルーの繁殖力は問題なく当たりの部類と見て良いだろう。管理は勿論、一族を手掛ける石坂正厩舎。馬体重は春の段階で446kg。
 

血統背景

 
ロードカナロア キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
レディブラッサム Storm Cat Storm Bird
Terlingua
サラトガデュー Cormorant
Super Luna
ドナウブルー ディープインパクト サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
ドナブリーニ Bertolini Danzig
Aquilegia
Cal Norma's Lady リファーズスペシャル
June Darling


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ジェンティルドンナ(ドナブリーニ2009)

ジェンティルドンナ(ドナブリーニ2009)

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ドナブリーニ
母父:Bertolini
所属:石坂正厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:19戦10勝(10-4-1-4)
主な戦績:牝馬3冠、ジャパンカップ、ドバイシーマクラシック、有馬記念など
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血統評価:1.0pt

 
母はジェンティルドンナの全姉にして重賞馬、勝つ時の勝ち方はジェンティルドンナ同様ハデだった。半兄はルーラーシップ産駒だったが父がロードカナロアに代わることで安定感とベースは上がるので更に期待出来るが兄弟が走っていない時点ではやや信用度にはかけるがおそらく今後の産駒で結果は出してくる繁殖牝馬だろう。
 

前評判

 
『性格が大人しく乗り手の指示に素直で良いですね。何よりスピード感がありますし、母と同じくマイル前後での活躍に期待したいです。夏頃のデビューを目指して調整を進めていきます』との事。今年は妹ジェンティルドンナの初仔もおり、姉妹の産駒が牝馬クラシックに揃って出走となれば大いに盛り上がるだろう。是非そうなって欲しい。
 

馬名の意味

 

ドナウ川河口の三角州

 
母名より連想してのネーミング。ここを軸に繁栄していけば、3代目以降には“ドナウ一族”と呼ばれる繁栄ファミリーが築き上がっているかもしれない。

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