2歳未勝利直前

 
前走は1.2着の相手が悪過ぎた1戦だった

前走は1.2着の相手が悪過ぎた1戦だった

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内枠でノソッとしたスタートを切ったドゥラモット。そこから中団以下のポジションでレースを進めたが、4コーナーで上がって行くも先に抜け出した2頭がレベルの高い攻防で3着に敗れてしまう。それでも、4着以下は4馬身差と突き放している事から自身の素質は証明済みだ。折返しの未勝利では更に叩き2走目の上積みで前走負けたコスミックエナジーとの差を詰めて行きたいところ。
 

2歳新馬直前

 
新馬前の指標として、どれくらい活躍するのかを兄弟馬の活躍が目安になる事も多い。その中で言えば、母シェリール産駒はデビュー7頭全てが勝ち上がり、上の2頭が全兄弟で3勝以上の実績を積んでいる。この事からもドゥラモット自身が駄馬になっているとは想定出来ず、初戦からしっかりとパフォーマンスを発揮して来るのはほぼ間違い無さそう。セレクトセールで6000万円超えというのも納得の1頭だろう。
 

ドゥラモット

 
ドゥラモット(シェリール2017)

ドゥラモット(シェリール2017)

牝馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:シェリール
母父:サンデーサイレンス
所属:安田隆行厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:雅苑興業

通算成績:1戦0勝(0-0-1-0)
主な戦績:特になし
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牝馬らしいスッキリとしたシルエットの中にも、ルーラーシップ産駒らしい筋骨のしっかりした馬格はあるのだろう。とは言え、この血統は古馬になってからという晩成傾向の成長曲線だけに、7月デビューというのがどう走りに影響するのかは実際のレースを見てみないと分からない。母の産駒はいずれも素質馬揃いであり、ドゥラモット自身もその評価に乗って来るイメージは十分に付く。
 

血統背景

 
ルーラーシップ キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
エアグルーヴ トニービン カンパラ
Severn Bridge
ダイナカール ノーザンテースト
シャダイフェザー
シェリール サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ジェドゥーザムール Top Ville High Top
Sega Ville
Pollenka Reliance
Polana


 

兄弟馬

 
ムスカテール(シェリール2008)

ムスカテール(シェリール2008)

牡馬

父馬:マヤノトップガン
母馬:シェリール
母父:サンデーサイレンス
所属:友道康夫厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:吉田勝己

通算成績:32戦7勝(7-3-2-20)
主な戦績:目黒記念など
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グロンディオーズ(シェリール2015)

グロンディオーズ(シェリール2015)

牡馬

父馬:ルーラーシップ
母馬:シェリール
母父:サンデーサイレンス
所属:田村康仁厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:サンデーレーシング

通算成績:5戦3勝(3-0-1-1)
主な戦績:信濃川特別など
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近親馬

 
ダイワカーリアン(ジェドゥーザムール1993)

ダイワカーリアン(ジェドゥーザムール1993)

牡馬

父馬:Caerleon
母馬:ジェドゥーザムール
母父:Top Ville
所属:二宮敬宇厩舎(美浦)
生産:Eric Puerari(仏)
馬主:大和商事

通算成績:42戦10勝(10-7-2-23)
主な戦績:東京新聞杯、札幌記念、富士ステークスなど
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血統評価:3.3pt

 
母はダイワカーリアン、アドマイヤビッグを兄弟にもつサンデーサイレンス産駒で産駒兄弟に3勝以上馬を現時点で5頭だしている安定感抜群の母。牝馬自体の産駒事例がないものの牝馬での実績がないので当馬が3勝以上することで不安を払拭してほしい。
 

前評判

 
稽古の動き自体は良く、安田隆行厩舎には珍しい中長距離仕様のドゥラモット。奥手のイメージがある血統も、函館でデビュー出来るというのは調整が順調な証拠だろう。少なくとも、馬自身のデキ云々に関わらず、シェリール産駒はいずれ走る運命にあると言って良い。牝馬だけに仕上がり早ともなってくれば早期1勝をあげ、桜花賞はもとよりオークスを視野に入れてゆっくりと使って行きたい。
 

馬名の意味

 

人名より

 
響きによるネーミングだろう。

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