黒松賞直後

 

2019年12月7日 黒松賞 芝1200m 中山競馬場

1着:デンタルバルーン 牝2 (田辺裕信)
2着:プリンスチャーム 牡2 (W.ビュイック)
3着:コスモカッティーボ 牡2 (柴田大知)

レースタイム:1:09.3(稍重)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.3
 
スタートは普通もそこからのリカバリーがとてつもなく速く、馬なりで楽に1馬身ほど前に出て速攻でレースの主導権を握ったデンタルバルーン。道中も引っ張り切りの手応えで後続を牽引すると、それでも3ハロン=34秒0の馬場状態を考えればややハイペースの流れとなった。そこから直線に入り鞍上が追い出すと、更に加速をしてグングン後続を突き放す内容で無傷の2連勝を飾っている。まだまだ走りに余裕があり、タイムももっと縮められそうな雰囲気。
 

デンタルバルーン

 
デンタルバルーン(デンタルハイジーン2017)

デンタルバルーン(デンタルハイジーン2017)

牝馬

父馬:トゥザグローリー
母馬:デンタルハイジーン
母父:プリサイスエンド
所属:牧浦充徳厩舎(美浦)
生産:カナイシスタッド
馬主:三宅勝俊

通算成績:2戦2勝(2-0-0-0)
主な戦績:黒松賞など
via google imghp
 
遡れば曾祖母にウインラディウスを産んだジョウノマチエール、その枝分かれした分家からはミスパンテールが出るなど繁栄ファミリーの部類に入る母系の出自。そこからタイキシャトル→プリサイスエンドと、スピードに特化した血の重ね、その肌にトゥザグローリーを付けた地味めながら意図の伝わって来る配合である。その読み通りに一本調子の短距離型の走りとなっており、距離適性は1200mがベスト。マイルまでは持たないだろう。
 

血統構成

 
トゥザグローリー キングカメハメハ Kingmambo Mr.Prospector
Miesque
マンファス ラストタイクーン
Pilot Bird
トゥザヴィクトリー サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
フェアリードール Nureyev
Dream Deal
デンタルハイジーン プリサイスエンド エンドスウィープ フォーティナイナー
Broom Dance
Precisely Summing
Crisp 'n Clear
ジョウノバンジー タイキシャトル Devil's Bag
ウェルシュマフィン
ジョウノマチエール マルゼンスキー
ウメノシルバー


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ウインラディウス(ジョウノマチエール1998)

ウインラディウス(ジョウノマチエール1998)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ジョウノマチエール
母父:マルゼンスキー
所属:藤沢和雄厩舎(美浦)
生産:三城牧場
馬主:ウイン

通算成績:32戦9勝(9-2-5-16)
主な戦績:東京新聞杯、京王杯スプリングカップ、富士ステークスなど
via google imghp
 
ミスパンテール(エールドクラージュ2014)

ミスパンテール(エールドクラージュ2014)

牝馬

父馬:ダイワメジャー
母馬:エールドクラージュ
母父:シンボリクリスエス
所属:昆貢厩舎(栗東)
生産:三城牧場
馬主:寺田千代乃

通算成績:14戦6勝(6-1-0-7)
主な戦績:阪神牝馬ステークス、京都牝馬ステークス、ターコイズステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
一族にはウメノファイバーなどがいるものの総じて実績としてはふるっていない一族で血統構成も最後までマイナーは配合だがG1勝ちこそないものの名門出身の種牡馬産駒は走るをたいげんしているトゥザ一族の種牡馬産駒。費用対はよさそうな種牡馬だろう。父の当たり産駒という印象。血統構成からの強調材料はない。
 

前評判

 
小規模な個人馬主所有で血統も厩舎も地味、デビュー前には一切その名前が出て来る事はなかったデンタルバルーン。しかし、稽古の動きとそのスピード感から1番人気に支持された新馬戦を逃げ切り圧勝を飾っている。見事に母系の代重ねでこの手のタイプを送り出したかった生産側の意図が結果として表れた配合の1頭だ。
 

馬名の意味

 

母名の一部+風船

 
響きから来るネーミングだろう。

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