手が付けられないM.デムーロ騎手

 
巧みな騎乗でモズカッチャンをエスコートしたM.デムーロ騎手

巧みな騎乗でモズカッチャンをエスコートしたM.デムーロ騎手

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周知の事実かとは思うが、先週のエリザベス女王杯で今年のオークスから続いていたGⅠ騎乗機会3着内入線の記録を“9”に伸ばしたMデムーロ騎手。調子付いたらとにもかくにも馬券に絡むタイプで、特に舞台が大きくなればなるほどその力が発揮される。正直、モズカッチャンに関しては勝てる能力があったかと言えば疑問符が付くレベルだったが、想定外のスローペースで絶好位を確保し直線も完璧な進路取りと鞍上無くしては有り得ない勝利だった。

今年のアドマイヤミヤビでオークスに3着入線以降、ダービー(アドミラブル)→安田記念(レッドファルクス)→宝塚記念(サトノクラウン)→スプリンターズステークス(レッドファルクス)→秋華賞(モズカッチャン)→菊花賞(キセキ)→天皇賞秋(サトノクラウン)→エリザベス女王杯(モズカッチャン)という実績を積み重ねて来た。そして今週はマイルチャンピオンシップで有力馬のペルシアンナイトで参戦するが、果たして大台の10戦連続という偉大な記録を打ち立てる事は出来るのだろうか?
 

年間GⅠ最多勝タイ記録にも王手

 
武豊騎手(2回)

武豊騎手(2回)

【2005年】
高松宮記念、皐月賞、日本ダービー、秋華賞、菊花賞、ジャパンカップダート

【2006年】
フェブラリーステークス、天皇賞春、NHKマイルカップ、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念
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安藤勝己騎手

安藤勝己騎手

【2007年】
フェブラリーステークス、桜花賞、安田記念、秋華賞、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ
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池添謙一騎手

池添謙一騎手

【2011年】
皐月賞、日本ダービー、スプリンターズステークス、菊花賞、マイルチャンピオンシップ、有馬記念
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岩田康誠騎手

岩田康誠騎手

【2012年】
フェブラリーステークス、桜花賞、日本ダービー、スプリンターズステークス、秋華賞、ジャパンカップ
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年間GⅠ最多勝記録は6勝で、過去に4人の騎手が計5回達成している。上記がその内訳となるが、皆一様にしてその年に同じ馬で複数回優勝しているのがお分かりだろうか。

武豊騎手ならご存知ディープインパクトで年間を跨いでの7勝、安藤勝己騎手はダイワメジャー&ダイワスカーレットで5勝、池添謙一騎手はオルフェーヴルでの4勝、岩田康誠騎手はジェンティルドンナで3勝と同一馬で勝利数を稼がないとこの記録はなかなか難しい。
 

Mデムーロ騎手はここが違う

 
M.デムーロ騎手

M.デムーロ騎手

【2017年】
フェブラリーステークス(ゴールドドリーム)、宝塚記念(サトノクラウン)、スプリンターズステークス(レッドファルクス)、菊花賞(キセキ)、エリザベス女王杯(モズカッチャン)
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その点、M.デムーロ騎手が凄いのはこれまでの5勝がいずれも違う馬で達成している所だろう。それだけ馬への適応能力が高く、各馬のポテンシャルをいつも最大限に引き出せる騎乗技術があるという事。後は、GⅠなどの賞金が高いレースに懸ける集中力は他の誰よりも抜きん出ていると言っても過言ではない。

元々賞金が安く支払いも遅延問題が多発するイタリア競馬出身だけに、非常にハングリーで日本騎手とは意気込みが違い過ぎるのである。その上、技術が優れているのであれば自ずと大舞台で良績が集中するのも納得だ。ちなみに、現在日曜のメインレースにおいても8週連続で3着内入線という記録を継続中なのだからまさに末恐ろしい。
 

まとめ

 
以上、M.デムーロ騎手の記録に関する情報をお届け。

しかしながら、この人の勝負強さは脅威のひと言。仮に2017年シーズンのGⅠをデムーロ騎手の騎乗馬1頭軸で3連単総流しにした場合の収支が…投資=1,150,200円で配当=2,272,070円なので、収支が1,121,870円となり回収率に換算すると何と198%という数値を叩き出した(フェブラリーステークス~エリザベス女王杯)。何だったら予想とかしないで、この買い方の方が年間でプラスに持って行けそうな気がするのは自分だけだろうか?

とは言え、さすがに1Rの投資額が6~8万円というのは少々厳しい。ここはデムーロ騎手を軸にして流す馬を厳選して狙って行く事をオススメする。残す所、GⅠは7戦。デムーロ騎手が偉大な記録を樹立するのか毎週末とくと拝見しよう。

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