百日草特別は早く動いた分の負け
2017年11月05日 百日草特別 芝2000m 東京競馬場
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3戦目となった百日草特別ではややテンションが上り気味で、道中も引っ張りきりの手応え。途中から鞍上の抑えが効かなくなってハナを奪う形となるも、直線半ばまでは悠々と先頭を走りそのまま押し切るに見えた。しかし、さすがに前半の力みで坂上からはガス欠状態となり後続に差し切られての3着入線。それでも勝馬からほぼ0秒1差なら大いに評価したい。今回は勝手知ったる主戦のルメール騎手が鞍上で前進が見込める。若竹賞をあっさりと勝ち上がり、いざクラシック路線を殴り込みをかけれるか注目だ。
理想的な競馬のデビュー戦
2017年07月16日 2歳新馬 芝1800m 札幌競馬場
1着:ディロス 牡2 (C.ルメール)
2着:ユニオンローズ 牡2 (松岡正海)
3着:サダムラピュタ 牡2 (池添謙一)
レースタイム:1:52.8(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
2着:ユニオンローズ 牡2 (松岡正海)
3着:サダムラピュタ 牡2 (池添謙一)
レースタイム:1:52.8(良)
レース上がり3ハロン:35.0
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
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新馬戦の走りは見事としか言い様が無い。スタートからスッと好意に取り付け折り合いスムーズ、1コーナーで前の馬が大きく斜行するも、それに惑わされず自身は至って冷静な走りを見せる。道中も物見せずにしっかりと前の馬を見据え、4コーナーにかけてお手本通りの上がり方。最後の直線でもブレの無いフォームでただ真一文字に伸び続け、1着で駆け抜けるというまさに理想的な競馬でデビュー戦を飾った。勝ち方が地味だけに余り注目されていない様だが、いきなりワグネリアンを食う可能性は十分にあるだろう。
ディロス
馬体はステイゴールド産駒らしいコロンとした雰囲気。全体的に重心が低くドシッとした印象で、性格も走りもブレのない馬というイメージが容易につく。如何にも重厚な作りから、上がりよりもパワー勝負で活きて来るタイプなのは間違いなく、それこそ長距離戦で力を発揮しそうな1頭だ。馬体重は不明。
血統背景
ステイゴールド | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
ゴールデンサッシュ | ディクタス | Sanctus | |
Doronic | |||
ダイナサッシュ | ノーザンテースト | ||
ロイヤルサッシュ | |||
ラトーナ | Dansili | デインヒル | Danzig |
Razyana | |||
Hasili | Kahyasi | ||
Kerali | |||
レトⅡ | Diesis | Sharpen Up | |
Doubly Sure | |||
ランジェリー | Shirley Heights | ||
Northern Trick |
兄弟馬
初仔
近親馬
血統評価:1.0pt
ファミリーに海外実績馬は多い良血といえるが日本実績はないので彼がその先駆けとなれるかどうかだろう。
前評判
『とにかく馬っぷりが良いですね。気性も穏やかで扱いやすそうだし、芝の長いところでの活躍を期待しています』とは管理予定の木村哲也調教師からのコメント。母方のラインはなかなか趣の深い代重ねだ。ステイゴールドの血含めて、是非とも後世に繋がって行って欲しい血統構成でもある。
馬名の意味
ギリシャの島の名前
母名より連想。残り僅かなステイゴールド産駒から少しでも多くの活躍馬が出て欲しい。
2着:ナスノシンフォニー 牝2 (吉田隼人)
3着:ディロス 牡2 (戸崎圭太)
レースタイム:2:00.9(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.6