辛勝も力の違いを見せ付ける

 

2018年07月01日 道新スポーツ杯 芝1200m 函館競馬場

1着:ディバインコード 牡4 (C.ルメール)
2着:ワンダフルラッシュ 牝5 (黛弘人)
3着:ドウディ 牡4 (柴山雄一)

レースタイム:1:09.9(重)
レース上がり3ハロン:35.8
勝ち馬上がり3ハロン:35.5
 
外枠から道中はレースの流れに乗ったディバインコード。上手く先行集団の馬群に入れて追走していたが、終始包まれる形で外に出せないまま直線コースへ。外から抜け出しを図ったワンダフルラッシュに進路を閉じられると、半ばで内にスペースを見つけてそこから強引に馬群を割る形に。ゴール前でグイッとクビ差前に出ると楽に勝利を飾り、降級2戦目で勝ち上がりを決めた。元は重賞クラスで勝ち負けをしていた馬、ここで足踏みなどしていられない。
 

重賞以外では3着以下無しの実力

 

2018年04月08日 春雷ステークス 芝1200m 中山競馬場

1着:ペイシャフェリシタ 牝5 (三浦皇成)
2着:セカンドテーブル 牡6 (水口優也)
3着:ディバインコード 牡4 (北村宏司)

レースタイム:1:07.4(良)
レース上がり3ハロン:34.5
勝ち馬上がり3ハロン:33.6
 
スタートは相変わらずの良さも、初の1200m戦で流れに乗り切れずいつもより後方の位置取りとなったディバインコード。4コーナーで外目を上がって行くと、直線は目の引く伸びを見せる。しかし、もう一列前にスプリント専用機のペイシャフェリシタ、セカンドテーブルがおり惜しくも3着惜敗となった。オープンクラス以下でまだ馬券圏外に散った事は無い安定感は健在。今回のHTB杯のメンバー構成は正直赤子をひねる様なものだろう。初の洋芝とて負けられない1戦となる。
 

除外された事でケガの功名か?

 
先週予定していたシルクロードステークスはスプリント戦。初の舞台でスペシャリスト相手に戦うよりも、走り慣れたマイルで勝負を賭けた方が結果は出やすい筈。そういう意味で抽選に漏れた事は同馬にとってむしろ好材料と言えるのではないだろうか。キャリア11戦の内、NHKマイルカップ以外は3着以内という超堅実派の同馬。今回の東京新聞杯でも条件問わず、それなりの走りを見せてくれるのは間違いない。
 

リゲルSでも強豪馬相手にあと一歩

 

2017年12月09日 リゲルステークス 芝1600m 阪神競馬場

1着:レッドアンシェル 牡3 (福永祐一)
2着:サトノアーサー 牡3 (川田将雅)
3着:ディバインコード 牡3 (C.ルメール)

レースタイム:1:33.2(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
 
好スタートを決めて折り合いスムーズ、番手からビッシリと逃げ馬をマークし道中を進めるディバインコード。直線コースへ入っても末脚は鈍る事無く、レッドアンシェルにかわされるものの最後まで必死に抵抗し最後はサトノアーサーに差され3着入線で終わる。しかし、安定感とレースセンスの良さはピカイチで、シルクロードステークスこそ立ち回りの上手さが求められる1戦は無いだろう。そういう意味でも今回は期待が大きかったが、抽選で非当選馬となってしまった。次走に期待しよう。
 

血統背景

 
ディバインコード(ツーデイズノーチス2014)

ディバインコード(ツーデイズノーチス2014)

牡馬

父馬:マツリダゴッホ
母馬:ツーデイズノーチス
母父:ヘクタープロテクター
所属:栗田博憲厩舎(美浦)
生産:岡田スタッド
馬主:ノルマンディーサラブレッドレーシング

通算成績:16戦4勝(4-4-5-3)
主な戦績:橘ステークスなど
via google imghp
 
胸回りの筋肉量が凄い。それに比べて後駆全体の肉付きが足りてない印象でややアンバランスだ。しかし、確実に基礎能力は高いと見られ馬体の成長が伴って来ればスピード力豊かな馬に仕上がりそうな雰囲気。実際、既にデビュー後3戦2勝と予想以上の活躍を見せている。
 

血統構成

 
マツリダゴッホ サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ペーパーレイン Bel Bolide Bold Bidder
Lady Graustark
フローラルマジック Affirmed
Rare Lady
ツーデイズノーチス ヘクタープロテクター Woodman Mr.Prospector
プレイメイト
Korveya Riverman
Konafa
ユニバース ダンシングブレーヴ Lyphard
Nabajo Princess
ベルシェリー Sovereign Edition
Mia Bella


 

兄弟馬

 
ワンスインナムーン(ツーデイズノーチス2013)

ワンスインナムーン(ツーデイズノーチス2013)

牝馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:ツーデイズノーチス
母父:ヘクタープロテクター
所属:斎藤誠厩舎(美浦)
生産:岡田スタッド
馬主:諸江幸祐

通算成績:20戦6勝(6-3-1-10)
主な戦績:スプリンターズステークス3着など
via google imghp
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
全くPOG向きではない。血統背景から強調材料は皆無である。
 

前評判

 
岡田スタッドの岡田壮史氏曰く、『これまで見てきたマツリダゴッホ産駒の中でずば抜けて良く見える1頭ですね。筋肉の質が良くてフットワークも俊敏。とにかく素晴らしい動きをしています』との高い評価を与えている。実際、成績もその通りになっており氏の目に狂いはなかった様だ。
 

馬名の意味

 

神聖な記号

 
個人的に名前がツボ。古くはディヴァインライトや今年のディヴァインハイツなどのこの響きがカッコいいだけに名前の時点で指名したくなった。ノルマンディーも地味に良いネーミングをするクラブだ。

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