青竜ステークス直後

 

2019年5月12日 青竜ステークス ダート1600m 東京競馬場

1着:デュープロセス 牡3 (M.デムーロ)
2着:デアフルーグ 牡3 (津村明秀)
3着:ニューモニュメント 牡3 (福永祐一)

レースタイム:1:36.6(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.6
 
ゲートのタイミングが合わずスタートで立ち遅れてしまったデアフルーグ。最内枠という事もあって道中は無理せず後方から経済コースを通って追走となった。直線に向いてイン突きを敢行するとグングン加速、前を窺う勢いだったが外から出し抜けを図ったデュープロセスが先にセーフティリードを作って1着を死守。結果、出だしのビハインドが最後まで尾を引いてキャリア初の黒星となった。それでも力は示した1戦だっただろう。
 

青竜ステークス直前

 
前走の伏竜ステークスで2着に退けたマスターフェンサーが、次走のケンタッキーダービーで何と勝ち馬から僅差の6着入線。しかも最後方から1頭だけ出色の脚で追い込んでいただけに、展開次第では更に上位へ加われていただろう。その実力馬をあっさりと負かしたデアフルーグは一体どれだけの大物なのだろうか。まだ本気で走っている素振りはなく、カフェクラウンやデュープロセスなどの相手が揃った今回はもう少し力を出し切ってくれる筈。無敗の4連勝を飾ればダート戦線の大将格はこの馬で決まり。
 

伏竜ステークス直後

 

2019年3月31日 伏竜ステークス ダート1800m 中山競馬場

1着:デアフルーグ 牡3 (津村明秀)
2着:マスターフェンサー 牡3 (内田博幸)
3着:ラインカリーナ 牝3 (武藤雅)

レースタイム:1:53.2(良)
レース上がり3ハロン:38.0
勝ち馬上がり3ハロン:37.3
 
大外枠から発馬で遅れて最後方からレースを進めたデアフルーグ。とは言え、少頭数で流れも落ち着き前を見渡しながらの競馬の方が良かったのだろう。津村騎手も慌てずじっくりと進めて勝負どころでジワジワと加速させて行く。明らかに手応えの違う走りで直線コースへ。外からマスターフェンサーが並びかけようとするも、そこは脚力の違いであっさりと突き放し単独先頭でゴールイン。まざまざと力の違いを見せ付けて、デビューから無敗の3連勝を飾った。鞍上と共に、これから砂の頂点を目指す戦いが始まる。
 

伏竜ステークス直前

 
新馬、黒竹賞と圧勝続きで大物感タップリのデアフルーグ

新馬、黒竹賞と圧勝続きで大物感タップリのデアフルーグ

via google imghp
 
母の産駒のほとんどを担当する助手ですら、デアフルーグの走りには最初跨った時に驚いたそうだ。バネがあって柔らかく、独特の動きで進んで行く同馬を見て“これは違うな”と思ったのだとか。その期待通りに、デビューから圧倒的な強さで連勝中。この勢いは、2歳チャンピオンのノーヴァレンダでも止められないかもしれない。何より厩舎自体が絶好調で、人馬共に一気に突き抜けるイメージが描けている。
 

黒竹賞直後

 

2019年1月13日 黒竹賞 ダート1800m 中山競馬場

1着:デアフルーグ 牡3 (津村明秀)
2着:ロダルキラー 牡3 (田辺裕信)
3着:ポートロイヤル 牡3 (武藤雅)

レースタイム:1:54.3(良)
レース上がり3ハロン:39.1
勝ち馬上がり3ハロン:38.5
 
新馬戦とは違い、後方からの競馬を余儀なくされたデアフルーグ。それでも鞍上の津村明秀騎手は自信満々のレース運びでじっくりと脚を溜めた。4コーナーからのペースアップにも持ったままで先行集団に取り付き、直線入り口ではあっという間に単独先頭へ。そこから一気に後続を突き放すと、最後は抑える余裕で2着ロダルキラーに5馬身差の完勝。まだギアは1段階も2段階も隠し持った雰囲気の内容だった。これは将来が非常に楽しみな1頭。
 

デアフルーグ

 
デアフルーグ(パイクーニャン2016)

デアフルーグ(パイクーニャン2016)

牡馬

父馬:ベーカバド
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:4戦3勝(3-1-0-0)
主な戦績:伏竜ステークスなど
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上にはパイメイメイ、パイルーチェと中央で4勝をあげている姉弟がいる他、それ以外の産駒も比較的堅実で全て勝ち上がっている血統。母パイクーニャンは遡れば、カノヤザクラを産んだウッドマンズシックがいるファミリーの系譜である。それだけ走る下地が揃った1頭であり、ベーカバド産駒でもダートでこれだけのパフォーマンスが出せるのは母父フレンチデピュティの影響が強いのだろう。
 

血統背景

 
ベーカバド Cape Cross Green Desert Danzig
Foreign Courier
Park Appeal Ahonoora
Balidaress
Behkara Kris Sharpen Up
Doubly Sure
Behera Mill Reef
Borushka
パイクーニャン フレンチデピュティ Deputy Minister Vice Regent
Mint Copy
Mitterand Hold Your Peace
Laredo Lass
パイアン Cozzene Caro
Ride the Trails
ウッドマンズシック Woodman
ラディカルチック


 

兄弟馬

 
パイメイメイ(パイクーニャン2011)

パイメイメイ(パイクーニャン2011)

牝馬

父馬:ファルブラヴ
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:36戦4勝(4-4-5-23)
主な戦績:3歳上1000万下など
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パイルーチェ(パイクーニャン2014)

パイルーチェ(パイクーニャン2014)

牝馬

父馬:ナカヤマフェスタ
母馬:パイクーニャン
母父:フレンチデピュティ
所属:鈴木伸尋厩舎(美浦)
生産:隆栄牧場
馬主:西森鶴

通算成績:23戦4勝(4-4-4-11)
主な戦績:河口湖特別など
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近親馬

 
カノヤザクラ(ウッドマンズシック2004)

カノヤザクラ(ウッドマンズシック2004)

牝馬

父馬:サクラバクシンオー
母馬:ウッドマンズシック
母父:Woodman
所属:橋口弘次郎厩舎(栗東)
生産:浜本牧場
馬主:神田薫

通算成績:27戦6勝(6-2-4-15)
主な戦績:セントウルステークスなど
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血統評価:1.5pt

 
パイアンの孫で兄弟に4勝馬も2頭いる、父は現時点では未知数で当馬には父の評価に貢献する役目もたくされているのではないだろうか。ファミリーに実績馬はすくないので血統からの強調材料はない。
 

前評判

 
この血統で新馬戦1番人気に支持されている様に、デビュー前の動きが良かったのだろう。それだけ元のポテンシャルが高く、ダートではとにかく走る要素が揃いに揃っている。が、それでもベーカバドでこの能力を引き出せる母パイクーニャンが素晴らしいのひと言。上がファルブラヴ、ナカヤマフェスタを付けてもダート馬を出している辺り、ゴールドアリュールを付けれたとしたらどれだけの馬が誕生していたのだろうか。
 

馬名の意味

 

飛翔(ドイツ語)

 
父名から連想してネーミングか。

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