札幌2歳ステークス直後

 

2019年9月1日 札幌2歳ステークス 芝1800m 札幌競馬場

1着:ブラックホール 牡2 (石川裕紀人)
2着:サトノゴールド 牡2 (武豊)
3着:ダーリントンホール 牡2 (池添謙一)

レースタイム:1:50.4(稍重)
レース上がり3ハロン:37.3
勝ち馬上がり3ハロン:36.5
 
最内枠でスタートのタイミングが合わず後方待機を余儀なくされたダーリントンホール。それでも道中でインベタを少しずつながら位置を押し上げて行き先行集団の一角へ。4コーナーの勝負どころで更に進出したかったが、前から後退する逃げ馬などに進路を塞がれてしまい自身も一旦下げざるを得ない状況に。そこをすり抜けて直線は猛然と追い込むも時既に遅し。何とか3着に入線を果たすも、結果としてスムーズならもっと際どかったのではないだろうか。高い実力は示した1戦。
 

札幌2歳ステークス直前

 
ゴルコンダと併せて追い切られるダーリントンホール(左)

ゴルコンダと併せて追い切られるダーリントンホール(左)

via google imghp
 
今年の木村哲也厩舎組の勢いが凄い。未勝利を圧勝したゴルコンダはともかく、ダーリントンホールの未知なる魅力には注目の的だ。新馬戦での走りは本当に大物感がたっぷりで、底知れぬポテンシャルを感じさせた。キャリアは1戦だが、既に完成度は高く折り合いスムーズで馬群も問題なし。混戦時でも上手く立ち回れるタイプなだけに凡走は先ずあり得ないだろう。僚馬を打ち破るとすれば仲間でありライバルになる本馬ではないだろうか。
 

2歳新馬直後

 

2019年7月21日 2歳新馬 芝1800m 函館競馬場

1着:ダーリントンホール 牡2 (池添謙一)
2着:コスミックエナジー 牝2 (藤岡佑介)
3着:ドゥラモット 牝2 (北村友一)

レースタイム:1:49.8(良)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
 
道中、逃げ馬の直後でグッと我慢の競馬を続けたダーリントンホール。多少行きたがる面は見せるものの、しっかりと鞍上の指示に従ってレースを運べていたのは初戦として上々の流れだっただろう。4コーナーで一気に前を取りに行くと直線入り口では既にコスミックエナジーと併走状態。そこから楽に先頭へ抜け出し、まだ遊び半分の様な走りでもきっちりと勝ち切る内容は完勝と言って良いだろう。タイムも1分50秒を切る好時計で今後の活躍を予感させるには十分過ぎるパフォーマンスだった。
 

ダーリントンホール

 
ダーリントンホール(Miss Kenton2017)

ダーリントンホール(Miss Kenton2017)

牡馬

父馬:New Approach
母馬:Miss Kenton
母父:Pivotal
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:Canning Bloodstock Ltd
馬主:ゴドルフィン

通算成績:2戦1勝(1-0-1-0)
主な戦績:2歳新馬
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ちょうど叔父関係にあたるクロスカウンターがメルボルンカップを制するなど勢いのある母系。Pivotalの肌にNew Approachという配合も既に日本競馬への対応が確認出来る馬同士の掛け合わせで、なかなか面白い1頭だろう。ゴドルフィンが満を持して登場させた存在であり、今世代の目玉とも言えるダーリントンホール。その評価に違わぬ走りでデビュー戦を快勝し、周囲の声も含めて本気でクラシックを狙いにいける素材かもしれない。
 

血統背景

 
New Approach Galileo Sadler's Wells Northern Dancer
Fairy Bridge
アーバンシー Miswaki
Allegretta
Park Express Ahonoora Lorenzaccio
Helen Nichols
Matcher Match
Lachine
Miss Kenton Pivotal Polar Falcon Nureyev
Marie d'Argonne
Fearless Revival Cozzene
Stufida
Do the Honours Highest Honor Kenmare
High River
Persian Secret Persian Heights
Rahaam


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
クロスカウンター(Waitress2015)

クロスカウンター(Waitress2015)

セン馬

父馬:Teofilo
母馬:Waitress
母父:Kingmambo
所属:Charlie Appleby厩舎(英)
生産:不明(英)
馬主:Godolphin

通算成績:8戦4勝(4-2-0-2)
主な戦績:メルボルンカップなど
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血統評価:1.0pt

 
さすがゴドルフィンの血統というファミリーだがとはいえ、種牡馬単位でみると血統内の各馬の実績はあるが全体でみると日本での期待値としては未知数な血統、良血も事前評価が難しい。
 

前評判

 
新馬戦では少頭数ながら、ノーザングループの注目馬も揃った好メンバーの1戦だった。その中で2.0倍という支持を受けている辺り、稽古での動きや存在感、ゴドルフィンの意気込みなども含めてかなりの期待値だったという事だろう。実際、レースでの動きも文句無しで完成度という点では相当な域に達している。後は距離が延びてどうか、来春にはどこまで成長しているか、などのポイントが重要になって来そう。
 

馬名の意味

 

小説に登場する場所の名

 
母名より連想してのネーミング。

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