ダービー卿チャレンジトロフィー2019の結果

 

ダービー卿チャレンジトロフィー2019の動画

 

レース回顧

 
注文通り、マルターズアポジーがハナに立つと外からエイシンティンクルが競りかけ少々速めの展開。馬群も縦長となり、大きく3列に分かれての追走となった。絶好位で競馬を進めたフィアーノロマーノが、直線入り口で先頭集団を競り落として単独先頭へ。そこから一気に抜け出すと、最後は真ん中からマイスタイル、外からプリモシーンの猛追をゴール前ギリギリで振り切って重賞初制覇を達成。タイムも1分31秒台と優秀で、安田記念に向けて良い形で駒を進められそうだ。1番人気ギベオンはトップハンデで少々苦しくなったか。
 

勝ち馬フィアーノロマーノ

 
フィアーノロマーノ

フィアーノロマーノ

牡馬

父馬:Fastnet Rock
母馬:Heart Ashley
母父:Lion Heart
所属:高野友和厩舎(栗東)
生産:Kia Ora Stud(豪)
馬主:吉田和美

通算成績:11戦6勝(6-0-0-5)
主な戦績:ダービー卿チャレンジトロフィーなど
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マイル前後を中心、確実な成長と進歩でクラスを勝ち上がって来たフィアーノロマーノ。学習能力が高く、昇級してもすぐに対応できるレースセンスの高さが武器の1頭だろう。今回のダービー卿チャレンジトロフィーでも好スタートからベストなポジションを楽に追走、早々に抜け出して重賞馬の追撃を凌ぐ形はまさに同馬が勝つための最善の策とも言える。それをあっさりとこなすのだから、やはりレベルは高い。後はGⅠレースとなってどこまでそれが通用するかだろう。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎フィアーノロマーノ
〇プリモシーン
▲ドーヴァー
ギベオン
△ダイアトニック
ロードクエスト
マイスタイル
ダイワキャグニー
カツジ
ヒーズインラブ
×マルターズアポジー
 

馬連:想定17点:○勝利、三連単:想定324点:△○勝利

 
本命対抗単穴は単勝10倍未満から、連下は単勝15倍以下、紐は単勝20倍以下が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:106.8 ※想定RR:106.4

 
                 
着順 馬番 出走馬 斤量騎手 評価タイム(着差) 本印 大川 坂入 田中 今中 単勝オッズ
1 2 フィアーノロマーノ 55.0 川田 105.5 1:31.7 × 6.0
2 12 プリモシーン 55.0 福永 109.0 クビ 7.1
3 13 マイスタイル 56.0 横山典 106.8 ハナ × 13.6
4 14 ダイアトニック 54.0 北村友 103.0 1.1/4 7.2
5 5 ギベオン 57.5 蛯名 108.2 3/4 7.2
6 10 ロードクエスト 57.0 三浦 106.8 クビ 13.1
7 4 ドーヴァー 56.0 田辺 103.0 クビ × 5.2
8 6 ヒーズインラブ 56.5 Fミナ 107.0 1/2 15.3
9 8 ダイワキャグニー 57.0 石橋脩 105.1 クビ × 14.0
10 7 ハクサンルドルフ 55.0 内田博 104.0 1 82.3
11 11 カツジ 57.0 松山 105.3 1.1/4 × 14.6
12 16 キャプテンペリー 55.0 大野 96.5 1.1/4 × × × 36.6
13 15 エイシンティンクル 53.0 和田 100.0 1/2 × × 27.2
14 3 マルターズアポジー 57.0 武士沢 104.3 3/4 18.8
15 9 ヤングマンパワー 56.0 戸崎 103.8 クビ × 118.6
16 1 ジョーストリクトリ 56.0 柴田善 98.2 1/2 × 35.0


 

危険な人気馬結果 プリモシーン→2着(3人気)

 
さすが福永祐一騎手、スタートを難なく出して行って同馬にとっては絶好の単独中団の位置で追走。前が動き出すのを見てベストタイミングで追い出しを図った。最後はゴール前僅か届かずの追い込みとなったが、現状このメンバーで考えられる精一杯の競馬だったのではないだろうか。
 

穴馬予想結果 ジョーストリクトリ→16着(13人気)

 
最内枠から果敢に先行するも、逃げ馬マルターズアポジーとエイシンティンクルの先行争いに巻き込まれてしまった。直線ズルズルと逆噴射するかの様に後退してしまい、気がつけばシンガリまで。この手のタイプは好走が続かないからこその人気薄でもあるのだ。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ⑤⑫-①②④⑥⑩⑪⑬⑭ 的中
単勝 2 600円 枠連 1-6 1,390円
複勝 2 250円 ワイド 2-12 1,140円
12 260円 2-13 2,040円
13 400円 12-13 1,830円
馬連 2-12 2,350円 馬単 2→12 4,550円
三連複 2-12-13 13,120円 三連単 2→12→13 59,280円


 

編集部の回顧

 
ハイペースの展開の中、フィアーノロマーノは斤量差あったとはいえ強かった。読みがあまかった。他の馬は全体的に予想どおりだったしエイシンティンクルはあの状況でマルターズアポジーだけでも競り落とせているので評価したい。(大川)
 
勝ったフィアーノロマーノは強い競馬だった。川田騎手の手綱さばきも上手かった。次は安田記念になりそうだが、一気に相手強化でどこまでやれるか。プリモシーンはやはり1600mがベストの馬。マイスタイルは横山典弘騎手の好騎乗が目立ったレースだった。(坂入)
 
何でもありの展開だと思っていたが、想像以上のハイペースで縦長の隊列となった道中。流れ的にプリモシーンの位置が絶好のイメージで、直線でもあっさり差し切るかに見えた。それでも、先行集団で唯一前から押し切ったフィアーノロマーノはかなりの実力だろう。ギベオンはハンデが響いたか、最後は甘くなって敗退。そこまで強くないのかもしれない。(田中)
 
かなりのハイペースで予想した展開とは違ったが、勝った馬はハイペースの中を3番手で追走し直線で抜け出して最後まで粘ったのはかなり強い競馬だった。プリモシーンもあの展開なら差し切れると思ったが、それでも勝てなかった。着差以上に力の差が出たレースだった。(今中)
 

ダービー卿チャレンジトロフィー2019の予想

 

◎ギベオン

 
ギベオン

ギベオン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:コンテスティッド
母父:Ghostzapper
所属:藤原英昭厩舎(栗東)
生産:社台ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:7戦3勝(3-2-0-2)
主な戦績:中日新聞杯など
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前走の金鯱賞は並み居るGⅠ馬相手に果敢にも番手から競馬を進めたギベオン。元より、距離にもやや不安がある中での積極的なレース運びはさすがに最後の脚も甘くなるだろう。それでも6着なら健闘した方であり、今回はメンバーも幾分か楽。条件もベストのマイル戦とあらば、多少のハンデを背負ってでも本命候補は揺るがない。
 

○プリモシーン

 
プリモシーン

プリモシーン

牝馬

父馬:ディープインパクト
母馬:モシーン
母父:Fastnet Rock
所属:木村哲也厩舎(美浦)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:8戦3勝(3-1-0-4)
主な戦績:関屋記念、フェアリーステークスなど
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ターコイズステークスでは直線入り口で窮屈なシーンがあり不完全燃焼だったプリモシーン。マイル戦に限れば、大きく出遅れた桜花賞以外は全て0.3秒差以内の堅実な走りを見せている。スタートの巧い福永祐一騎手に乗り替わる辺り、中山コースでは非常に大きなアドバンテージとなるだろう。
 

▲ドーヴァー

 
ドーヴァー

ドーヴァー

牡馬

父馬:アドマイヤムーン
母馬:オルダニー
母父:Elusive Quality
所属:伊藤圭三厩舎(美浦)
生産:ダーレー・ジャパン・ファーム
馬主:ゴドルフィン

通算成績:22戦6勝(6-2-2-12)
主な戦績:ニューイヤーステークスなど
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現在、強い競馬で2連勝中のドーヴァー。特に前走のニューイヤーステークスでは、中団から一気の差し切りがちでマイルを1分32秒4という好タイムで快勝している。内容含めて、既に重賞でも勝ち負けのレベルに達しており、ダービー卿チャレンジトロフィーでもあっさりと3連勝を飾る可能性は高い。アドマイヤムーン産駒の新しいスター候補だ。
 

▲ヒーズインラブ

 
ヒーズインラブ

ヒーズインラブ

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:シーズインクルーデッド
母父:Include
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:22戦6勝(6-2-3-11)
主な戦績:ダービー卿チャレンジトロフィーなど
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昨年のダービー卿チャレンジトロフィー勝ち馬ヒーズインラブ。その後、厳しい成績が続いているものの、安田記念以外は全て際どく上位争いに食い込んでいる。特にマイルチャンピオンシップでは終いの脚も目立っており、展開1つで一気に突き抜けるだけのパフォーマンスは発揮しているという事。相性の良い中山マイルで復活の勝利を飾りたい。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:106.4

 
ギベオンは中距離でも安定して走れるタイプなのでここでは信用していいだろう。少し他より背負って入るが中心にはかわらない。2番手以降は混戦の様相なので手広く流すのを推奨する。
 
馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 本印 大川 坂入 田中 今中 予想オッズ
1 ジョーストリクトリ 56.0 柴田善 100.4 × 32.6
2 フィアーノロマーノ 55.0 川田 92.0 × 7.9
3 マルターズアポジー 57.0 武士沢 104.4 53.2
4 ドーヴァー 56.0 田辺 103.0 × 8.1
5 ギベオン 57.5 蛯名 108.0 3.4
6 ヒーズインラブ 56.5 Fミナ 107.2 17.0
7 ハクサンルドルフ 55.0 内田博 104.3 146.7
8 ダイワキャグニー 57.0 石橋脩 105.1 × 5.6
9 ヤングマンパワー 56.0 戸崎圭 105.0 × 121.6
10 ロードクエスト 57.0 三浦 106.8 9.7
11 カツジ 57.0 松山 107.5 × 10.1
12 プリモシーン 55.0 福永 105.7 5.3
13 マイスタイル 56.0 横山典 105.7 × 15.9
14 ダイアトニック 54.0 北村友 100.0 11.5
15 エイシンティンクル 53.0 和田 102.0 × × 34.3
16 キャプテンペリー 55.0 大野 100.0 × × × 45.7


 

危険な人気馬 プリモシーン(想定2人気)

 
前述にもある様に、スタートが上手く決まれば良いが、逆に出遅れた時はさすがに牡馬の一線級相手に追い込み一気を決めるのは難しいだろう。重賞2勝の実績含め、牝馬でもそこまでハンデをもらっている訳でもなく、ゲートを開いた瞬間に明暗が分かれる。
 

穴馬予想 ジョーストリクトリ(想定11人気)

 
東風ステークスでは12番人気で勝利する激走を見せたジョーストリクトリ。とは言え、ニュージーランドトロフィーを買っている重賞馬である。それ以来の同コースで走った事に関しては何も不思議ではない。依然、人気が無い様なら積極的に狙って行きたい1頭だろう。
 

編集部の見解

 
ギベオンはさすがに地力的に唯一信用。ハンデは地力差考えると楽だなという判断。ドーヴァーは前走のパフォーマンスだけで対応に。プリモシーンは見直せると判断。ヒーズインラブは復調していると考えているのでここなら一発あるかなと。エイシンティンクルは地力的には重賞で結果だしていなくてハンデ楽になったので一発期待。(大川)
 
混戦な1戦となった。本命はギベオン。やはりこの馬は1600〜1800mがベストではないか。ハンデは仕方ないが格好はつけるだろう。対抗は休み明けだがドーヴァー。中山マイル戦は4勝。良馬場なら最後必ずいい脚を使う。初の重賞挑戦だが、連勝中の勢いでどこまでやれるか。3番手以下は大混戦。すんなり前につけられればマイスタイルも侮れない。(坂入)
 
正直、どれが買ってもおかしくないレース。もちろん、ギベオンが最有力にはなるのだがハンデも気になる。それなら中山マイルのコース実績を重視して手広く流すイメージか。荒れてくれれば中波乱あたりを拾って行きたい。(田中)
 
◎プリモシーン、天栄帰りで血統も文句無し。休み明け好走するタイプなので今回は期待できる。○ジョーストリクリ、蓋を開けてみないと走るかわからない馬だが、中山は2戦して負けなし。テン乗りが気になるが、柴田善臣騎手はこのレース得意なので1発に期待。△ダイアトニック、全8戦で馬券内を外したのは一度だけ。北村騎手とも3.0.1.0で相性抜群。格上相手だが能力を発揮出来れば、馬券内は固い。(今中)

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