ダービー卿チャレンジトロフィー2018の結果

 

ダービー卿チャレンジトロフィー2018の動画

 

レース回顧

 
マルターズアポジーが先ずハナへ、ソルヴェイグやキャンベルジュニアがそれに続いて後続も差が無く追走する展開。前半3ハロンの入りはそこまで速くなかったが、最初の1ハロン以外は11秒台かそれを切るタフな流れとなり余力勝負の直線コースへ。番手のキャンベルジュニアが先に抜け出すも、中団馬群で脚を溜めていたヒーズインラブが弾ける様にして伸び、坂上であっさりかわすと最後まで脚色衰えず完勝のゴールを切った。3着には外を回って追い込んだストーミーシーが入線。1番人気グレーターロンドンは後方から見せ場なく5着に敗退している。短距離戦線は未だ主役不在、混迷の時代に突入か。
 

勝ち馬ヒーズインラブ

 
ヒーズインラブ

ヒーズインラブ

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:シーズインクルーデッド
母父:Include
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:17戦6勝(6-2-3-6)
主な戦績:ダービー卿チャレンジトロフィーなど
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やや安定感に欠けるものの、ハマった時の末脚は一線級クラスのヒーズインラブ。暫く条件戦とオープンを行き来していたが前走で再度オープン入り。勢いそのままに挑戦した初めての重賞でいきなり結果を叩き出した。鞍上の藤岡康太騎手が上手くエスコートしたのも大きいが、同馬のポテンシャル自体が既に重賞クラスだったという事だろう。絶好調のハービンジャー産駒から、今度は短距離路線でまた有力馬が登場した。しかしながら、シルクレーシングの調子が留まることを知らない。
 

レースを振り返ってのベスト予想

 
◎グレーターロンドン
◯レッドアンシェル
▲マルターズアポジー
ヒーズインラブ
△テオドール
キャンベルジュニア
ゴールドサーベラス
アデイインザライフ
×ストーミーシー
 

馬連:想定13点:×不的中、三連単:想定196点:◯勝利

 
ヒーズインラブもキャンベルジュニアも本命対抗には不向き。馬連不的中で三連単勝利が理想の結果だろう。単穴は単勝10倍未満、連下は単勝20倍未満、紐は単勝30倍未満が理想の想定だっただろう。
 

全着順結果

 

RR:104.5 ※想定RR:105.8

 
                                             
着順 馬番 出走馬 斤量 騎手 評価 タイム(着差) 本印  伴  結城 浜野清水 単勝オッズ
1 9 ヒーズインラブ 55.0 藤岡康 109.0 1:32.2 6.5
2 3 キャンベルジュニア 55.0 石橋 103.7 1/2 13.4
3 15 ストーミーシー 54.0 大野 103.9 3/4 26.3
4 6 テオドール 54.0 吉田隼 103.0 1.1/4 × × 13.3
5 4 グレーターロンドン 56.5 田辺 109.0 1/2 3.6
6 7 ゴールドサーベラス 54.0 柴山 103.0 アタマ 14.8
7 2 レッドアンシェル 56.5 戸崎 106.6 クビ 4.0
8 5 マイネルアウラート 56.0 柴田大 101.4 1.3/4 202.0
9 13マルターズアポジー 58.0 柴田善 105.9 1.3/4 5.5
10 1 アデイインザライフ 57.0 北村宏 105.3 3/4 × × 17.6
11 11 ダイワリベラル 56.0 菊沢 99.8 1 243.4
12 10 ロジチャリス 57.0 池添 100.8 3/4 × × × 62.4
13 16 クラリティスカイ 57.0 木幡巧 101.4 1 407.2
14 14 ソルヴェイグ 55.5 三浦 100.9 1/2 44.4
15 12 サンライズメジャー 56.5 田中勝 101.9 2.1/2 110.9
16 8 ミュゼエイリアン 56.0 Fミナ 101.3 クビ 32.9


 

危険な人気馬結果 グレーターロンドン→5着(1人気)

 
見事、中山多頭数の競馬で後方から不完全燃焼の5着。今回は正攻法の追い込みに賭けたが、それにしては内枠から上手く進路を見つけられずに仕方無しのイン突きという競馬だった。いっその事、ストーミーシーの様な大外かましのレースをしていれば同じく3着争いに加われていたかもしれないだろう。中山で実績をあげてはいるが、完全な東京向き。
 

穴馬予想 ストーミーシー→3着(9人気)

 
予見通り、普通に1番力強い走りをしての3着入線を果たしたストーミーシー。勝ち馬が馬群から、2着馬は番手の競馬ながら同馬は終始大外を回しての追い込みで僅差の競馬。直近のレースでも一流どころ相手に接戦を繰り返していた事からも、今回の激走はある程度把握出来ていたと言える。激走というよりも順当な走り。
 

配当&本印予想結果

 
馬連予想 ②④-①③⑦⑨⑬⑮ 不的中
単勝 9 650円 枠連 2-5 850円
複勝 9 230円 ワイド 3-9 1,510円
3 470円 9-15 1,880円
15 580円 3-15 4,010円
馬連 3-9 3,890円 馬単 9→3 6,770円
三連複 3-9-15 27,990円 三連単 9→3→15 126,530円


 

編集部の回顧

 
私の◎◯▲は全て着外で私の無印の馬達が1~3着と見事に完敗のレース。オープン勝ち即重賞制覇が通用するレベル。勢いのあるハービンジャー血統と合わせて、実績より調子を重視すべきだったのかも。 (伴)
 
狙い通り◎ヒーズインラブが1着。最後の直線では馬群を力強く割って伸びてきた。2着▲キャンベルジュニア。3着ストーミーシーは中山実績が3歳時まで遡るため無印にしてしまったのが悔やまれる。◯グレーターロンドンは最内で思うように追えず5着まで。(結城)
 
マルターズアポジーが引っ張る展開でよどみない流れとなり、ペース以上に息が入らず差し追い込み馬に有利な展開にはなった。勝ったヒーズインラブは馬群を割って伸びてきた訳だが、4コーナーで多少ゴチャつくところがありながら伸びてきたようにこちらの想像以上に力をつけていた。2着のキャンベルジュニアはインをロス無く立ち回ったとはいえ、流れを考えれば好内容。戦績通り中山マイルはベストの条件。石橋騎手は乗れていますね。3着ストーミーシーは、ここ2戦も差の無い競馬をしていたので通用の下地はあった。ただ今回は展開が向いた3着。重賞ではこれが精一杯の結果とみる。本命にしたグレーターロンドンは直線でインに詰まってしまい終了。一瞬伸びかかっただけに外差しタイプの馬だけに結果として枠順が裏目に出てしまった。予想としては本命馬が飛び、勝ったヒーズインラブの成長力や充実度を無視して無印にしてしまっているので全くの論外。下手くそな予想で言い訳もなにも無いです。(浜野)
 
勢いのある?準オープン勝ち馬が来てしまいました。完敗です。ヒーズインラブ、やはり最後に点火するまでモタモタするのは相変わらずでしたが、そこからの伸びがこのメンバーだと通用しましたね。昨年のこの時期にこのコースで2連勝していたのに加えて、ファクターでは上位になってたのですが前走と調教からバッサリと切り捨ててしまいました。やはり特殊なコース形態なので、リピーターの比較検討は重要ですね。キャンベルジュニアもストーミーシーも来てたのに、スタートダッシュに失敗しました。(清水)
 

ダービー卿チャレンジトロフィー2018の予想

 

◎グレーターロンドン

 
グレーターロンドン

グレーターロンドン

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ロンドンブリッジ
母父:ドクターデヴィアス
所属:大竹正博厩舎(美浦)
生産:下河辺牧場
馬主:窪田康志

通算成績:12戦6勝(6-1-2-3)
主な戦績:東風ステークスなど
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安田記念以降、馬が変わったかの様に近走鳴かず飛ばずのグレーターロンドン。とは言え、着外に終わった天皇賞秋と東京新聞杯は先行しての敗退であり、終いを活かす競馬に徹すればまだまだ本命視して良い素材だろう。手薄なメンバー構成、前も速くなりそうなペースが見込め今回で是が非でも重賞初勝利といきたいところだ。
 

◯レッドアンシェル

 
レッドアンシェル

レッドアンシェル

牡馬

父馬:マンハッタンカフェ
母馬:スタイルリスティック
母父:Storm Cat
所属:庄野靖志厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:東京ホースレーシング

通算成績:8戦3勝(3-1-1-3)
主な戦績:リゲルステークスなど
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1番人気に支持された京都金杯では、先行抜け出しから最後は後続に差されてしまい3着に終わってしまったレッドアンシェル。しかし、自ら積極的に前へ押し出して行ってのもので決して悲観する必要は無い。普通に走れば先ずは上位争いに加わって来る安定感抜群が最大の魅力。ある意味で本命のグレーターロンドンより軸には適した1頭と言える。
 

▲アデイインザライフ

 
アデイインザライフ

アデイインザライフ

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:ラッシュライフ
母父:サクラバクシンオー
所属:萩原清厩舎(美浦)
生産:社台ファーム白老コーポレーション
馬主:池谷誠一

通算成績:14戦6勝(6-1-4-3)
主な戦績:新潟記念など
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約1年半ぶりとなった前走のニューイヤーステークスは先行して息切れしての敗戦だったアデイインザライフ。それでも勝ち馬から0秒3差の7着なら上々だろう。ひと叩きして2走目のポカにも気をつけてのじっくりとしたローテーションに好感が持てる。キャリア14戦中11戦が上がり最速という切れ味勝負のタイプで、今回は後方から追い込みの競馬を見せて欲しい。
 

▲キャンベルジュニア

 
キャンベルジュニア

キャンベルジュニア

牡馬

父馬:Encosta De Lago
母馬:Melito
母父:Redoute's Choice
所属:堀宣行厩舎(栗東)
生産:Katom, Chelsaus, Wynaus & China Horse Club Investment Holdings Ltd(豪)
馬主:吉田和美

通算成績:14戦5勝 (5-3-1-5)
主な戦績:幕張ステークスなど
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ここ3戦、全て二桁着順とひと頃の安定感が消えているキャンベルジュニア。しかし、いずれも3馬身程度の負けであり大崩れはやはりしていない。相手関係により再度急浮上してもおかしくなく、荒れるレース前提で展望した場合はこの手の馬の復活が絡んで高配当が出るイメージか。
 

▲ヒーズインラブ

 
ヒーズインラブ

ヒーズインラブ

牡馬

父馬:ハービンジャー
母馬:シーズインクルーデッド
母父:Include
所属:藤岡健一厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:シルクレーシング

通算成績:16戦5勝(5-2-3-6)
主な戦績:武庫川ステークスなど
 
ジワジワとクラスを上げ着実に力を付けて来ているヒーズインラブ。好調のハービンジャー産駒、古馬になってからも伸びシロ十分でまだまだ楽しめそうな逸材である。武庫川ステークスを勝って晴れてオープン入りしたが、いきなりの挑戦がGⅢとあって陣営も密かに一発を狙っているに違いない。
 

▲マルターズアポジー

 
マルターズアポジー

マルターズアポジー

牡馬

父馬:ゴスホークケン
母馬:マルターズヒート
母父:OldTrieste
所属:堀井雅広厩舎(美浦)
生産:山岡牧場
馬主:藤田在子

通算成績:25戦8勝 (8-1-4-12)
主な戦績:関屋記念、小倉大賞典、福島記念など
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中山記念では果敢に逃げあわやのシーンで3着に粘ったマルターズアポジー。ウインブライト、アエロリットなどの一流馬と上位争いした実績はさすがのひと言である。今回は単騎で楽に行けそうなメンバー構成、58kgも大型の馬体を誇る同馬にとっては何ら問題のない斤量だろう。仕事人の柴田善臣騎手が乗り替わり2戦目にして結果を出す。
 

出馬表&レーティング&予想オッズ

 

想定RR:105.8

 
グレーターロンドンが実績的には上位も直近パッとせず信用できない。マルターズアポジー、アデイインザライフ、レッドアンシェルあたりが上位だが直近の実績を考えるとマルターズアポジーとレッドアンシェルが中心か。去年の上位馬もいるが近走不甲斐ないので相手は上がり馬のテオドール、ゴールドサーベラス、ヒーズインラブあたりに目を向けてみてもいいだろう。
 
                                            
馬番 出走馬 性齢 斤量 騎手 評価 本印  伴  結城 浜野清水 予想オッズ
1 アデイインザライフ 牡7 57.0 北村宏 107.0 × × 20.3
2 レッドアンシェル 牡4 56.5 戸崎 106.8 3.4
3 キャンベルジュニア 牡6 55.0 石橋 103.5 21.0
4 グレーターロンドン 牡6 56.5 田辺 109.3 2.5
5 マイネルアウラート 牡7 56.0 柴田大 99.3 147.9
6 テオドール 牡5 54.0 吉田隼 100.0 × × 45.9
7 ゴールドサーベラス 牡6 54.0 柴山 100.0 18.8
8 ミュゼエイリアン セ6 56.0 Fミナ 103.8 25.6
9 ヒーズインラブ 牡5 55.0 藤岡康 103.0 12.5
10 ロジチャリス 牡6 57.0 池添 103.2 × × × 34.4
11 ダイワリベラル 牡7 56.0 菊沢 100.0 328.0
12 サンライズメジャー 牡9 56.5 田中勝 105.2 196.8
13 マルターズアポジー 牡6 58.0 柴田善 107.0 4.2
14 ソルヴェイグ 牝5 55.5 三浦 101.1 14.8
15 ストーミーシー 牡5 54.0 大野 103.7 52.0
16 クラリティスカイ 牡6 57.0 木幡巧 102.5 155.9


 

危険な人気馬 グレーターロンドン(想定1人気)

 
勿論強いのは認めるが、如何せん最近の走りがどうもチグハグ。先行抜け出しを狙って前に押して行く競馬を経験をさせると、馬自身が前半で脚を使いたがる様になる。追い込み一辺倒の時の方が逆に成績は安定していたのも面白いものだ。そういう意味でここも1番人気程の信頼は置けない。
 

穴馬予想 ストーミーシー(想定12人気)

 
穴馬で大駆けキャラのストーミーシー。勝利こそないがGⅢ以上の重賞舞台では実は0秒6差以上負けた事が無い。特に最近は安定して末脚を発揮出来る様になって来ており、それこそ大穴を開けたニュージーランドトロフィーと同舞台の中山マイル。高配当を演出する準備は万全だ。
 

編集部の見解

 
一長一短のメンバーだがレッドアンシェルの安定感を買う。(伴)
 
上位人気はグレーターロンドン、レッドアンシェル、マルターズアポジーと思われるがグレーターロンドンは近走人気を裏切り続け、レッドアンシェルも同様。マルターズアポジーはピンかパーの逃げ馬で、今回は展開も厳しそう。ということで、本命には準オープンを勝ち上がり再度OP入りしたヒーズインラブを狙う。昨春は同舞台の1000万下、準OPを連勝した中山巧者で時計も優秀。勝負になる。対抗にグレーターロンドン。昨年の安田記念や毎日王冠を思えばいい加減重賞の一つは勝っておきたい。単穴には立て直された昨年の2着馬キャンベルジュニア。レッドアンシェルは個人的には1ハロン長い印象で前走同条件の準OPを勝ち上がったゴールドサーベラスと共に連下とした。(結城)
 
6歳世代を上位にみて、その中でも中山マイルの実績があり得意にしている馬に重い印をうつ。◎グレーターロンドンは去年の東風Sを軸に比較すると最上位になる。斤量的にも悪くないし、前が速い展開も良さそう。〇キャンベルジュニアのここ3戦は不適な条件であったのは確か。得意の舞台で巻き返し。去年と同斤量なのも良い。去年の勝ち馬▲ロジチャリスは休み明けを叩いた上積みにも期待。4歳馬△レッドアンシェルは前走から考えてここでも十分通用する。△マルターズアポジーは58キロを背負っている分おさえまで。(浜野)
 
勢いのある準オープン勝ち馬が見当たらないので、既存勢力で行きたいと思います。常連のキャンベルジュニアに期待します。(清水)

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