京都大賞典直後
2019年10月6日 京都大賞典 芝2400m 京都競馬場
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外枠からスーッとハナに立つと、競りかける馬もおらずマイペースでレースを進めて行ったダンビュライト。前半1000m=59秒7、2000=が119秒9なのだからほぼ平均的な流れと言って良かったのだろう。そうなれば開幕週で前有利は歴然の結果。勝ったドレッドノータスも直後の3番手を追走していた事から、行った行ったの競馬でフィニッシュ。ダンビュライト自身も3着以下を寄せ付けない好走で2着に入線。3連単は100万円を超えるとんでもない大万馬券となった。
京都大賞典直前
相変わらず稽古駆けするタイプで、骨折後の動きとは思えない程に時計も出したダンビュライト。怪我の功名では無いが、3月以降馬を使っていない分リフレッシュが出来た印象で全体的に活気が戻って来ている印象を受ける。京都競馬場はきさらぎ賞3着、菊花賞5着、京都記念1着とほぼ凡走をしていない得意の競馬場。4コーナーの下り坂で勢いを付けられる分、キレのない本馬にとっては最適のコースなのだろう。
大阪杯直前
京都記念は、2歳新馬と3歳時のサンタクロースステークス以来のコンビ結成となったダンビュライト×松若風馬騎手。3戦がいずれも1年以上の間隔をあけながら、それでも全てのレースで勝利するという驚異の相性を誇る。今回、初めての継続騎乗で結果を求められるが、もしここで勝利する様ならいよいよ神の領域だろう。陣営としては前走の様な競馬で早めの押し切りを期待しているだけに、人馬一体となった積極的なレース運びに注目したい。
京都記念直後
2019年2月10日 京都記念 芝2200m 京都競馬場
1着:ダンビュライト 牡5 (松若風馬)
2着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)
3着:マカヒキ 牡6 (岩田康誠)
レースタイム:2:14.8(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
2着:ステイフーリッシュ 牡4 (藤岡佑介)
3着:マカヒキ 牡6 (岩田康誠)
レースタイム:2:14.8(良)
レース上がり3ハロン:35.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
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好スタートから前の位置を取りに行ったダンビュライト。鞍上の松若風馬騎手も至って冷静で、途中大きく上がって行ったブラックバゴの動きにも慌てずに対応。自分の競馬に徹する事でしっかりと脚が溜まったのが良かった。直線も早め先頭から、ステイフーリッシュやマカヒキ、パフォーマプロミスなどの追撃を振り切って快勝。松若風馬騎手もタイミングで騎乗依頼が来る同馬をしっかりと勝利に導いてるのだから大したものだ。
AJCC直前
天皇賞秋は競走除外、チャレンジカップは出遅れで不完全燃焼とモヤモヤが続くダンビュライト。昨年のAJCCでスカッと勝利した様に、今年もここで景気良く勝ち星を飾り春の大きなタイトルへ好発進と行きたいところだ。その中山は皐月賞の激走など含めてキャリア4戦で3着以下無し。小回りで器用さが要求され、適度に上がりがかかる馬場は同馬にとって打って付けのコースなのだろう。スタートさえ決まれば上位争いは必至。
チャレンジカップ直後
2018年12月03日 チャレンジカップ 芝2000m 阪神競馬場
1着:エアウィンザー 牡4 (M.デムーロ)
2着:マウントゴールド 牡5 (武豊)
3着:ステイフーリッシュ 牡3 (藤岡佑介)
レースタイム:1:58.3(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
2着:マウントゴールド 牡5 (武豊)
3着:ステイフーリッシュ 牡3 (藤岡佑介)
レースタイム:1:58.3(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.7
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スタートでややタイミングが遅れたダンビュライト。両隣の馬が挟む様にして進路を失くした為、あえなく後方に下がらざるを得ない道中となってしまった。そこから馬群を捌くに捌けず、直線に入っても内に潜り込むしかスペースは無く…上がりはしっかりと使いゴール前で鋭く追い込むも結果3着以内には入れず馬券圏外に終わってしまった。確かに勝ったエアウィンザーは強かったが、それ以外のメンバーに負けてしまっては大きなタイトルも狙えないだろう。
チャレンジカップ直前
チャンピオンズカップに出走するサンライズノヴァと併せ馬を行い、やや遅れたものの馬なりで手応えは優勢だったダンビュライト。前走の放馬の影響も無く、むしろレースを走っていない分元気一杯の様子だった。音無師も『レース前にテンションが上ってしまうがそこだけ注意すれば。コースは合うと思うし良い走りを期待したい』と前向きなコメント。レイエンダやエアウィンザーなどフレッシュなメンバーがいるものの、ここはさすがに実績を考えると負けられない1戦だろう。
天皇賞秋直前
音無調教師もフラストレーションが溜まっている様だ。『近頃はゲートが良くなかったり、外から捲られて位置を悪くしたりとこの馬の競馬が出来ていない。AJCCの時みたいな競馬がベスト』と、先行抜け出しでひと勝負懸けたいところ。主戦だった武豊騎手がマカヒキに騎乗する為、今回は戸崎圭太騎手にスイッチ。その手の競馬は大の得意で、もしかすると手が合っているコンビかもしれない。後ろで有力馬が牽制し合う展開になれば当馬の台頭も十分有り得るのではないだろうか。
オールカマー直後
2018年09月23日 オールカマー 芝2200m 中山競馬場
1着:レイデオロ 牡4 (C.ルメール)
2着:アルアイン 牡4 (北村友一)
3着:ダンビュライト 牡4 (武豊)
レースタイム:2:11.2(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
2着:アルアイン 牡4 (北村友一)
3着:ダンビュライト 牡4 (武豊)
レースタイム:2:11.2(良)
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.3
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スタートひと息、道中は馬群に閉じ込められる形で身動きの取れないレースとなった。4コーナーでレイデオロが動くとその直後を追い掛けるも、手応えの差は歴然。直線では瞬時に引き離され、上位争いには加われず3着に上がるのがやっとの競馬。さすがに少頭数で力の真っ向勝負となるとGⅠ馬相手には厳しい内容となった。今後は展開の利や馬場状態悪化というファクターを味方に付けなければ大舞台での活躍は難しいのではないだろうか。
オールカマー直前
ライバル撃破に向けてダンビュライトが猛烈な時計を記録。坂路自己ベストとなる50秒2で絶好調をアピール、GⅠタイトルこそ無いもののレイデオロ、アルアインとの同期対決に向けて最高の状態で本番に臨む。そもそも、その2頭が海外からの帰国初戦という不安要素があるのに対してダンビュライトは宝塚記念から3ヶ月ぶりの実戦。この中では最も好感の持てるローテーションで、今回なら下剋上を起こすチャンスはありそうな予感だ。不完全燃焼だった宝塚記念を受け、コンビを組む武豊騎手もそろそろ結果を残したい。
宝塚記念直後
2018年06月24日 宝塚記念 芝2200m 阪神競馬場
1着:ミッキーロケット 牡5 (和田竜二)
2着:ワーザー セ7 (H.ボウマン)
3着:ノーブルマーズ 牡5 (高倉稜)
レースタイム:2:11.6(稍重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.8
2着:ワーザー セ7 (H.ボウマン)
3着:ノーブルマーズ 牡5 (高倉稜)
レースタイム:2:11.6(稍重)
レース上がり3ハロン:36.3
勝ち馬上がり3ハロン:35.8
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好スタートから道中は絶好位とも言える4~5番手を追走していたダンビュライト。しかし、サトノダイヤモンドが途中から動いた事により馬群の中に押し込められる形となり身動きが取れない状態に。4コーナーでは各馬が一気に動いた為、ゴチャつきの煽りを受け進出出来ないまま直線コースへ。仕方なくワンテンポ遅れて外には出したものの時既に遅し。懸命に伸びるものの、サトノダイヤモンドをかわして5着入線が精一杯の競馬だった。勝負どころでもっとスムーズなら、3着争いには加われていただろう。非常に勿体無い1戦となった。
クイーンエリザベス2世カップ直後
2018年04月29日 クイーンエリザベスⅡ世カップ 芝2000m シャティン競馬場
1着:パキスタンスター セ5 (W.ビュイック)
2着:ゴールドマウント セ5 (A.サナ)
3着:イーグルウェイ セ5 (B.プレブル)
レースタイム:2:00.21(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
2着:ゴールドマウント セ5 (A.サナ)
3着:イーグルウェイ セ5 (B.プレブル)
レースタイム:2:00.21(良)
レース上がり3ハロン:不明
勝ち馬上がり3ハロン:不明
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大阪杯後、香港のクイーンエリザベス2世カップに参戦したダンビュライト。スタートから果敢に先頭を窺うも、外のタイムワープにハナを譲って単独2番からの追走となった。終始、前にプレッシャーをかけながら4コーナーでは逃げ馬に並ぶ積極的な競馬。直線も序盤までは単独先頭の形、見せ場を作る内容は及第点を与えて良いだろう。着差こそ離されたが、そこは海外初経験という事を考えれば全く問題ない。今回は日本の走り慣れたコース、しかも馬場はおあつらえ向きの荒れ馬場となりそうな気配。激走するならここだろう。
大阪杯直後
2018年04月01日 大阪杯 芝2000m 阪神競馬場
1着:スワーヴリチャード 牡4 (M.デムーロ)
2着:ペルシアンナイト 牡4 (福永祐一)
3着:アルアイン 牡4 (川田将雅)
レースタイム:1:58.2(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
2着:ペルシアンナイト 牡4 (福永祐一)
3着:アルアイン 牡4 (川田将雅)
レースタイム:1:58.2(良)
レース上がり3ハロン:34.1
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
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スタートから脚色良くヤマカツライデンの番手に付けたダンビュライト。思いの外スローペースになり展開が向いたと思われたが、向正面で後方のスワーヴリチャードが一気に上がって来た時に瞬時に対応出来ず取り遅れる形となった。4コーナーで押しながら追走するも、直線コースではアルアインやペルシアンナイトにすら置き去りにされる始末。やはり、絶対的な能力値が違い過ぎ全く競馬にならなかったのが本音だろう。今後はGⅡ以下のレースに絞って買うのが得策か。
AJCC直後
2018年01月21日 AJCC 芝2200m 中山競馬場
1着:ダンビュライト 牡4 (M.デムーロ)
2着:ミッキースワロー 牡4 (横山典弘)
3着:マイネルミラノ 牡5 (荻野極)
レースタイム:2:13.3(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
2着:ミッキースワロー 牡4 (横山典弘)
3着:マイネルミラノ 牡5 (荻野極)
レースタイム:2:13.3(良)
レース上がり3ハロン:36.0
勝ち馬上がり3ハロン:35.4
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マイネルミラノの大逃げを単騎の番手で追走するダンビュライト。離れた後方にミッキースワローなどが馬群を形成しレースは進むも、ペース自体は案外の61秒台と完全に前有利の流れとなった。それを見越した鞍上のM.デムーロ騎手が早目に仕掛け直線入り口では早くも先頭へ、そこから後続をシャットアウトして念願の初重賞タイトルを手にして見せた。元々能力は高く、この勝利をキッカケに一気にブレイクする可能性も大いに有り得るのではないだろうか。父ルーラーシップが古馬になってから本格化した様に、同馬も頭角を現すのはここから。
サンタクロースステークス直後
2017年12月24日 サンタクロースステークス 芝2000m 阪神競馬場
1着:ダンビュライト 牡3 (松若風馬)
2着:クリノヤマトノオー 牡3 (和田竜二)
3着:カレンラストショー 牡5 (荻野極)
レースタイム:2:01.7(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
2着:クリノヤマトノオー 牡3 (和田竜二)
3着:カレンラストショー 牡5 (荻野極)
レースタイム:2:01.7(良)
レース上がり3ハロン:33.9
勝ち馬上がり3ハロン:33.8
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クラシックで世代トップクラスの走りを見せていたダンビュライトにとって自己条件戦など取るに足らない1戦だったのだろう。終始先行策から前にプレッシャーを与えつつ4コーナーでは先頭、直線もいち早く抜け出して完勝する内容は見事のほか無かった。いつも地味なパフォーマンスに映るが中身は相当なもの、昇級戦のGⅡとは言え元々はGⅠで好走していたのだから問題無いだろう。久々の勝利で勢いに乗り大金星を上げるか。
ダンビュライト
馬体だけで言えば、ルーラーシップ感が全くなく、むしろ母父のサンデーサイレンスがそのまま出た様なスラっとした伸びやかな馬体。ダートよりも芝でこそという雰囲気で、如何にも末脚はキレそう。全体的にもう少し身が付いて欲しいが、レース毎に成長して行くという可能性を考えれば取材時点ではほぼ文句のない立ち姿ではある。
血統背景
ルーラーシップ | キングカメハメハ | Kingmambo | Mr.Prospector |
Miesque | |||
マンファス | ラストタイクーン | ||
Pilot Bird | |||
エアグルーヴ | トニービン | カンパラ | |
Severn Bridge | |||
ダイナカール | ノーザンテースト | ||
シャダイフェザー | |||
タンザナイト | サンデーサイレンス | Halo | Hail to Reason |
Cosmah | |||
Wishing Well | Understanding | ||
Mountain Flower | |||
キャサリーンパー | Riverman | Never Bend | |
River Lady | |||
Regal Exception | Ribot | ||
Rajput Princess |
兄弟馬
近親馬
血統評価:1.3pt
近親は魅力的だがこの頭数を投下して重賞級が0.5頭位とその意味でPOGとしては、微妙だろう。ポイントとしては、ルーラーシップとの配合で母父SSがどこまで活きてくるかだろう。
前評判
ノーザンファーム内でもいの一番に名前が上がる程、関係者のイチオシだったのがダンビュライト。サンデーレーシングの代表馬となり得る素材で、管理する音無調教師も非常に楽しみにしていた。既に中京開催でデビュー&快勝済み。血統的にも大きい所を狙える器で、それが実ればクラシック制覇も夢ではない。
馬名の意味
無色透明、淡いピンク、黄色、紫などの色彩を持つパワーストーン
母タンザナイトからの連想。基本的にこの一族は宝石系のネーミングが多い。その名前通り、キラキラに光り輝く活躍をして欲しい。
2着:ダンビュライト 牡5 (松若風馬)
3着:シルヴァンシャー 牡4 (浜中俊)
レースタイム:2:23.5(良)
レース上がり3ハロン:35.2
勝ち馬上がり3ハロン:34.9