1800mは問題なし

 

2019年2月3日 きさらぎ賞 芝1800m 京都競馬場

1着:ダノンチェイサー 牡3 (川田将雅)
2着:タガノディアマンテ 牡3 (岩田康誠)
3着:ランスオブプラーナ 牡3 (松山弘平)

レースタイム:1:49.0(良)
レース上がり3ハロン:35.4
勝ち馬上がり3ハロン:34.8
 
スタートからスムーズに前のポジションで競馬を進めたダノンチェイサー。ランスオブプラーナを追い掛ける形で、後ろにヴァンドギャルドやアガラスを見る前半のレース運びとなった。勝負所で後ろがもたついているのを尻目に、絶好の手応えで徐々にエンジンをかけ直線コースへ。そこから楽々と前をかわし単独先頭に立つと、最後は流し気味にゴールして2着タガノディアマンテに2馬身差の快勝。懸念された距離もこなし、重賞初勝利を飾った。次は新馬以来となる2000mの皐月賞へ直行か?それとも1戦使うか、同馬の臨戦過程に注目が集まる。
 

距離延長でどこまで

 
ジャンダルムと互角の動きを見せるダノンチェイサー(手前)

ジャンダルムと互角の動きを見せるダノンチェイサー(手前)

via google imghp
 
今回の焦点は何と言っても前走からの距離延長だろう。新馬戦は明らかに距離が長い失速の仕方、続く未勝利は1800mを能力の違いで勝ち切ったが、どう見てもマイル前後がベストのタイプ。今回のきさらぎ賞の戦い方が今後を占う上で重要な物差しとなるのは間違いない。川田騎手を鞍上にクラシックへ進むか、短距離路線を歩むかが決まる1戦だ。ともかく、自身の落札額を回収するにも勝っておきたい。
 

単勝1.8倍に応えて完勝

 

2018年12月01日 こうやまき賞 芝1600m 中京競馬場

1着:ダノンチェイサー 牡2 (津村明秀)
2着:マイネルウィルトス 牡2 (吉田隼人)
3着:スイープセレリタス 牡2 (池添謙一)

レースタイム:1:34.7(良)
レース上がり3ハロン:34.2
勝ち馬上がり3ハロン:33.5
 
スタートを決めて終始外々を回ったダノンチェイサー。少頭数だっただけに無理に内へは入れず安全策を取った津村騎手の判断だったろう。直線も抜群の手応えで回って来ると、相手と見られていたスイープセレリタスとの一騎打ちを楽に制してあっさりと差し切り勝ち。最後はマイネルウィルトスに迫られるも、着差以上に余裕のある内容だったのは言うまでもない。まだまだ稼いでもらわなければいけない1頭だ。
 

勝ちに行く競馬で2着だった前走

 

2018年11月04日  きんもくせい特別  芝1800m 福島競馬場

1着:マイネルサーパス 牡2 (丹内祐次)
2着:ダノンチェイサー 牡2 (津村明秀)
3着:ダディーズマインド 牡2 (宮崎北斗)

レースタイム:1:46.2(良)※レコード
レース上がり3ハロン:35.3
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
スタートから行く気を見せて逃げ馬の直後を付けたダノンチェイサー。やや頭を上げる素振りを見せた前半、落ち着いて向正面に入るも前を潰しに行く競馬で直線入り口ではグッと先頭へ踊り出る。そこから後続を振り切ったかに見えたが、大外からマイネルサーパスに追い込みを決められ2着に敗れてしまった。が、自身もレコードタイムで駆けており内容的には互角かそれ以上。今回のこうやまき賞は確実に勝ち星を重ねたいところだ。
 

堂々たる動きで高額も納得

 
トレセン内でも別格の雰囲気を持つダノンチェイサー

トレセン内でも別格の雰囲気を持つダノンチェイサー

via google imghp
 
そうそうたる豪華メンバーが揃う池江泰寿厩舎の中でも、取り分け大物感漂うのがこのダノンチェイサー。稽古でも、直線で追われるとグッと首を低くしてブレのないフットワークで前へ進む姿はとても新馬とは思えない風格を持つ1頭だ。今回の新馬戦は、別にもう1頭トーセンカンビーナという2億円超えのライバルが出走するも、調教だけで判断すれば恐らく群を抜いているのはこの馬だろう。昨年のワグネリアンVSヘンリーバローズ同様、中京芝2000mの新馬で伝説の戦いが見られるか。
 

ダノンチェイサー

 
ダノンチェイサー(サミター2016)

ダノンチェイサー(サミター2016)

牡馬

父馬:ディープインパクト
母馬:サミター
母父:ロックオブジブラルタル
所属:池江泰寿厩舎(栗東)
生産:ノーザンファーム
馬主:ダノックス

通算成績:5戦2勝(3-1-0-1)
主な戦績:きさらぎ賞など
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前後のバランスも良く、クビから胸前にかけてのボリュームは如何にも掻き込む力が強そうで推進力を生み出す原動力になる筈。風格が既に備わっており、さすがにセレクトセールで2億以上もの高額で取引されただけの事はある。現状、文句の付け様が無く、このまま順調に成長すれば自ずと結果は付いて来るだろう。馬体重は春の段階で485kg。
 

血統背景

 
ディープインパクト サンデーサイレンス Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
ウインドインハーヘアー Alzao Lyphard
Lady Rebecca
Burghclere Busted
Highclere
サミター ロックオブジブラルタル デインヒル Danzig
Razyana
Offshore Boom Be My Guest
Push a Button
Aileen's Gift Rainbow Quest Blushing Groom
I Will Follow
Joyful Green Desert
Optimistic Lass


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.0pt

 
ファミリー実績も母の実績もなくディープインパクト産駒という点以外の血統背景からの強調材料はない。
 

前評判

 
関係者曰く、『前進気勢があって自ら進んで動いて行きますね、でも折り合いを欠く様な素振りはありません。グッと体に幅が出て来て良い感じの成長を見せてくれています。まだまだ大きくなりそうですよ』と順調そうな調整が続けられているのは何よりだ。予定では7月の中京開催で初戦を迎える可能性が高いとの事。果たして、2億円以上の賞金を稼ぐ事は出来るのだろうか。
 

馬名の意味

 

冠名+追撃者

 
追撃者として活躍することを願ってのネーミング。

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