レインボーステークス直前

 
中山の芝は2戦2勝と絶好の相性を誇るダイワメモリー

中山の芝は2戦2勝と絶好の相性を誇るダイワメモリー

via google imghp
 
エンジンの掛かりに時間が掛かるイメージのダイワメモリーだが、何故か中山の芝は新馬戦と500万下で見事な差し切り勝ちを飾っている。馬自体の相性が良いのか、スッと先行している面を見ると走りやすい環境なのだろう。前走で3勝クラスのペースも掴めた上、無敗を誇るコースに戻ればパフォーマンスも前進の見込みしか無い。1頭強い相手はいるが長く良い脚を駆使して出し抜けを図りたいところだ。
 

佐渡ステークス直後

 

2019年7月27日 佐渡ステークス 芝2000m 新潟競馬場

1着:アクート 牡6 (戸崎圭太)
2着:ゴージャスランチ 牝4 (蛯名正義)
3着:ダイワメモリー 牝4 (内田博幸)

レースタイム:1:57.3(良)
レース上がり3ハロン:33.6
勝ち馬上がり3ハロン:32.9
 
不器用な面は元々だが、今回は勝負どころでの反応で上位との差が開いた1戦だった。後方からの追走で4コーナーから一気に脚を伸ばして行くレース運びとなったが、勝ち馬アクートが一瞬にして外から上がって行き進路を塞がれる様な形で遅れを取ったダイワメモリー。そこから態勢を立て直して大外へ持ち出すと、残り1Fあたりからグングン加速。完全に流れに乗れず、ようやくトップギアに入ったところでゴール。入線後の勢いを見ても不完全燃焼の内容だったと言える。
 

佐渡ステークス直前

 
前走は上がり34秒0の脚で差し切ったダイワメモリー

前走は上がり34秒0の脚で差し切ったダイワメモリー

via google imghp
 
年始まで続いていた勝ち切れない走りが嘘かの様に、ここ2戦追い込みが見事に決まっているダイワメモリー。芝に戻したという事も大きいが、何より母から受け継いだ成長力と父ノヴェリストの好走パターンが気持ち良くハマっている証拠だろう。特に前走のテレ玉杯は完全前残りの馬場を唯一、後方から差し切っての好時計勝ち。さすがにフロックであの走りは出来ず、今回の佐渡ステークスでまた更に進化を見せた走りが出来れば本物の領域か。
 

テレ玉杯直後

 

2019年5月12日 テレ玉杯 芝2000m 東京競馬場

1着:ダイワメモリー 牝4 (内田博幸)
2着:リンディーホップ 牝4 (M.デムーロ)
3着:ハイヒール 牝4 (D.レーン)

レースタイム:1:57.8(良)
レース上がり3ハロン:35.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.0
 
スタート直後、右に寄れてレースの流れに乗れず後方からの追走を余儀なくされたダイワメモリー。しかし、タガノアスワドが驚異的なハイペースで大逃げを打ってむしろ展開的には好都合な流れとなった。直線コースに向いて外から進出を始めると、長い直線を活かす走りでグングン加速して行く。先に抜け出したリンディーホップが押し切る態勢に入った所を、ゴール前でもうひと伸びしたダイワメモリーがクビ差かわして勝利。芝替わりで良さが出て連勝を飾っている。
 

3歳500万下直後

 

2018年05月05日 3歳500万下 芝1800m 東京競馬場

1着:レーヴドリーブ 牝3 (戸崎圭太)
2着:クイーングラス 牝3 (田辺裕信)
3着:ダイワメモリー 牝3 (内田博幸)

レースタイム:1:45.6(良)
レース上がり3ハロン:34.7
勝ち馬上がり3ハロン:34.1
 
スタートでトモを落として立ち遅れたダイワメモリー。遅れを取り戻す様に4コーナーにかけて捲り気味に上がって行くと、直線コースでも最後まで懸命に伸びて3着入線を果たしている。1頭強い馬がいたものの、クイーングラスにかわされると食らい付く様にしてまた脚を使っているのは好印象だ。カーネーションカップでも発馬さえ決まれば十分に勝ち負け出来るレベルの実力は持っているだろう。
 

3歳500万下直前

 
パドックでは落ち着いて周回するダイワメモリー

パドックでは落ち着いて周回するダイワメモリー

via google imghp
 
新馬戦は度重なる不利を受けつつも、最後の直線では馬群の間を割って泥臭い競馬を見せたダイワメモリー。母ダイワスカーレットの様な完全無欠の競馬とは行かないが、名前通りにファンの“記憶”に残る様な競走馬となる要素がたっぷり。同産駒からは初めてと言って良いクラシック候補となるだけに、シルヴァンシャーという強敵は1頭いるがここを勝って一気に最有力の1頭として駆け上がって欲しい。鞍上は新馬戦に引き続き内田博幸騎手がスタンバイ。
 

2歳新馬直後

 

2017年09月24日 2歳新馬 芝2000m 中山競馬場

1着:ダイワメモリー 牝2 (内田博幸)
2着:マイネルプリンチペ 牡2 (柴田大知)
3着:エピキュリアン 牡2 (吉田隼人)

レースタイム:2:06.1(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:34.2
 
大外枠からやや後手のスタートを切ったダイワメモリー。それでもリカバリーが速かった為、しっかりと中団の外目を追走して向こう正面を迎える。そこで外から各馬が上がって行く時に釣られず内目に進路を変えたのが功を奏す結果となる。直線では想像以上にしぶとい脚を使い、牡馬相手に馬群の間を割って差し切る味な競馬を見せ初陣を勝利で飾った。名牝ダイワスカーレットから待望のタイトルホルダーが誕生の予感。騎乗した内田騎手も想像以上の手応えに興奮しながらコメントをしていた。
 

2歳新馬直前

 
内田博幸騎手を背に稽古を付けるダイワメモリー

内田博幸騎手を背に稽古を付けるダイワメモリー

via google imghp
 
そろそろその能力を産駒に伝えたいダイワスカーレット。母系は日本でもトップクラスの繁栄ファミリーであり、アグネスタキオンの母父実績も相当。普通に考えれば既に重賞馬を複数頭出していても不思議でない程の血統だが如何せん産駒はジリ貧が多い。どの種牡馬を付けてもダートでの勝ち上がりが目立つ程度で、今回のノヴェリストがどう出るかに期待するしか無い。レース前追い切りでは当日のAJCCに出走するタンタアレグリアと併せ馬を行い、先ずは後輩がその勢いに火を付けたい所だ。
 

ダイワメモリー

 
ダイワメモリー(ダイワスカーレット2015)

ダイワメモリー(ダイワスカーレット2015)

牝馬

父馬:ノヴェリスト
母馬:ダイワスカーレット
母父:アグネスタキオン
所属:国枝栄厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:大城敬三

通算成績:12戦3勝(3-0-2-7)
主な戦績:テレ玉杯など
via google imghp
 
ダイワスカーレット産駒も毎年その姿をデビューまで表に出さない傾向。母の子出しは今のところ失敗続きで更にノヴェリストという未知数な新種牡馬。恐らく誰も気にしていないだろう。とは言え、母の能力は牝馬の中では史上最強クラス。いつ大物クラスが出ても不思議ではない。馬体重は春の取材時点で508kg。
 

血統背景

 
ノヴェリスト Monsun Konigsstuhl Dschingis Khan
Konigskronung
Mosella Surumu
Monasia
Night Lagoon Lagunas イルドブルボン
Liranga
Nenuphar Night Shift
Narola
ダイワスカーレット アグネスタキオン サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アグネスフローラ ロイヤルスキー
アグネスレディー
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ダイワメジャー

ダイワメジャー

父馬:サンデーサイレンス
母馬:スカーレットブーケ
母父:ノーザンテースト
所属:上原博之厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:大城敬三

通算成績:28戦9勝(9-4-5-10)
主な戦績:皐月賞、安田記念、マイルチャンピオンシップ、天皇賞秋など
via google imghp
 
ダイワルージュ

ダイワルージュ

牝馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:スカーレットブーケ
母父:ノーザンテースト
所属:上原博之厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:大和商事

通算成績:19戦3勝(3-2-2-12)
主な戦績:新潟2歳ステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
繁栄ファミリーの女傑も繁殖では結果が出ていない。この繁栄ファミリーにいながら自身の能力も高いのに結果がでないとなると辛い。母父アグネスタキオンの繁殖力がよっぽど悪いのだろうか。どちらにせよ兄弟が全く走っていないので強調材料はない。
 

前評判

 
『これまでの上と比べてまとまったバランスの良い馬体をしています。今のところ育成も問題なく進んでいますし、急に走ってもおかしくない血統ですからね』との事。母父アグネスタキオンの繁殖力を疑わざるを得ないが、ノヴェリストで爆発するとも到底思えない。
 

馬名の意味

 

冠名+記憶

 
誰しもの記憶に残る様な活躍を願って命名。正直、かなりダサい。

関連記事

関連タグ

著者