あっさりと逃げ切り3勝目

 

2018年06月09日 3歳上500万下 ダート1600m 東京競馬場

1着:ダイワエトワール 牝4 (三浦皇成)
2着:フクサンローズ 牝4 (田辺裕信)
3着:アポロマーキュリー 牝4 (石橋脩)

レースタイム:1:37.7(良)
レース上がり3ハロン:36.2
勝ち馬上がり3ハロン:36.2
 
スタート直後は他馬が行く姿勢を見せた為に控える格好だったが、ペースが落ち着いて押し出される様にしてハナへ立ったダイワエトワール。能力も違えど、展開から勝利へのお膳立てが出来ている形で直線コースへ。手応え絶好のまま後続を引き離すと楽々と逃げ切り、単勝1倍台の支持に応えての3勝目。これで元の1000万クラスへ戻るが、次こそは2着では無く勝ち上がりを決めたい所だ。未だダートでは連対を外さぬ安定感はお見事。
 

1000万下でもほぼ勝ちの内容

 

2018年05月05日 4歳1000万下 ダート1600m 東京競馬場

1着:タガノカトレア 牝4 (川田将雅)
2着:ダイワエトワール 牝4 (三浦皇成)
3着:クインアマランサス 牝4 (石橋脩)

レースタイム:1:37.4(良)
レース上がり3ハロン:36.8
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
 
前走の1000万下で好スタートからハナを切ったダイワエトワール。ペースの主導権を握って有利な展開に持ち込んだものの、番手からビシッとマークを受けたタガノカトレアと直線一騎打ちの攻防を見せる。最後まで必死に粘るも、最後の50mで競り負けて半馬身差の2着となった。それでも、3着以下には2馬身以上もの差を付けている事からこのクラスでも即勝ち上がりレベルのパフォーマンスと言えるだろう。その意味でも今回の降級戦は間違っても負けられない1戦となる。
 

初ダートの未勝利戦は強い内容

 

2017年02月05日 3歳未勝利(牝) ダート1600m 東京競馬場

1着:ダイワエトワール 牝3 (北村宏司)
2着:スギノエンプレス 牝3 (石橋脩)
3着:プロディジャス 牝3 (内田博幸)

レースタイム:1:39.9(良)
レース上がり3ハロン:36.7
勝ち馬上がり3ハロン:36.7
 
スタートを決めて逃げ馬の直後をびっしりとマーク。番手追走は意識してと言うより行きっぷりによるものだろう。そのまま直線に入ると、逃げたプロディジャスを競り落とし坂上から一気にラストスパート。最後は外から追い込んだスギノエンプレスに3馬身差を付けて余裕のゴールインとなった。牝馬ながら500kgを超える大型で如何にもダートでこその馬格。今後は砂に活躍の舞台を求める事となりそうだ。
 

ダイワエトワール

 
ダイワエトワール(ダイワスカーレット2014)

ダイワエトワール(ダイワスカーレット2014)

牝馬

父馬:エンパイアメーカー
母馬:ダイワスカーレット
母父:アグネスタキオン
所属:鹿戸雄一厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:大城敬三

通算成績:7戦3勝(3-3-0-1)
主な戦績:3歳上500万下など
via google imghp
 
ネット上での画像は全く露出なし。想像でしかないが、父のエンパイアメーカーしかり、母のダイワスカーレットも同様にどちらかと言えば筋肉質な体の馬だった事から、その両馬の掛け合わせで柔らかそうな馬体になるとは思えない。むしろ、ダート適性の高そうな筋骨隆々の馬というイメージ。あくまで推測の域は脱しないが…。
 

血統背景

 
エンパイアメーカー Unbridled Fappiano Mr.Prospector
Killaloe
Gana Facil Le Fabuleux
Charedi
Toussaud El Gran Senor Northern Dancer
Sex Appeal
Image of Reality In Reality
Edee's Image
ダイワスカーレット アグネスタキオン サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アグネスフローラ ロイヤルスキー
アグネスレディー
スカーレットブーケ ノーザンテースト Northern Dancer
Lady Victoria
スカーレットインク Crimson Satan
Consentida


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ダイワメジャー

ダイワメジャー

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:スカーレットブーケ
母父:ノーザンテースト
所属:上原博之厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:大城敬三

通算成績:28戦9勝(9-4-5-10)
主な戦績:皐月賞、安田記念、マイルチャンピオンシップ、天皇賞秋など
via google imghp
 
ダイワルージュ

ダイワルージュ

牝馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:スカーレットブーケ
母父:ノーザンテースト
所属:上原博之厩舎(美浦)
生産:社台ファーム
馬主:大和商事

通算成績:19戦3勝(3-2-2-12)
主な戦績:新潟2歳ステークスなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
スカーレットインク>スカーレットブーケの最高傑作といえる母スカーレットブーケだが、子出しはとても残念な状況が続いている。父がエンパイアメーカーの牝馬で激変するとは考えづらく繁殖力は微妙と結論づけてもよいかもしれない。孫が隔世で活躍する事を今から期待するほうがよさそうだ。
 

前評判

 
正直、初仔や2頭目の産駒辺りと比較しても注目は相当に少ない。それもその筈で、母親の実績からすると繁殖能力は想像以上に低かった。一応、キングカメハメハ産駒のダイワレジェンドが4勝しているものの、それ以外は未勝利2頭に2勝馬が1頭と散々たる結果に…今回の期待としては、意表をついたエンパイアメーカー産駒がどうなるか??と言ったところか。
 

馬名の意味

 

冠名+花形、スター(仏)

 
この血統に何を付けても駄馬感のイメージが凄いのはこれまでの実績によるものか。ウォッカ同様、この世代の同級生は見事に繁殖能力がなかった。まだ決めつけるには早いのかもしれないが、もはや2015年の産駒にはノヴェリストである…迷走も甚だしいが、よく考えるとダイワスカーレットの初仔はチチカステナンゴ。この時点で予兆はあった。

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