武豊『最初に脚を使ってしまった』

 

2019年2月24日 阪急杯 芝1400m 阪神競馬場

1着:スマートオーディン 牡6 (藤岡佑介)
2着:レッツゴードンキ 牝7 (岩田康誠)
3着:ロジクライ 牡6 (横山典弘)

レースタイム:1:20.3(良)
レース上がり3ハロン:34.6
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
スタートは悪くなかったが、内からラインスピリットも行く構えを見せ外のダイアナヘイローにしては想定外の行き脚を使って先頭へ。道中も直後にラインスピリットやトウショウピストなどが付ける息の入りにくいペースとなってしまった。結果、その分最後の直線での粘りに繋がらず、後続集団にかわされ6着敗退に終わった。武豊騎手も敗因をそこに求めており、高松宮記念では逆に要注目の存在となるだろう。
 

CW→坂路の好走パターン

 
坂路で馬なり、サッと仕上げるダイアナヘイロー

坂路で馬なり、サッと仕上げるダイアナヘイロー

via google imghp
 
一時の不調が嘘かの様に、京阪杯から阪神カップで好調を取り戻したダイアナヘイロー。その裏には調教パターンの確立が影響している様で、1週前にCWでしっかり追い切り最終はサラッと流す様に坂路で仕上げるというのが好走条件だそうだ。今回も同様の形で調整を続け、阪急杯の連覇へ万全の状態で送り出す。武豊騎手も今年はリーディングをひた走り絶好調をキープ、フェブラリーステークスでGⅠを制した勢いを今週にもそのままぶつけて欲しい。
 

菱田『自信を持って行った』

 

2018年12月22日 阪神カップ 芝1400m 阪神競馬場

1着:ダイアナヘイロー 牝5 (菱田裕二)
2着:ミスターメロディ 牡3 (C.デムーロ)
3着:スターオブペルシャ セ5 (杉原誠人)

レースタイム:1:21.1(稍重)
レース上がり3ハロン:34.9
勝ち馬上がり3ハロン:34.9
 
内枠からスタートを決めて楽にハナへ立つと、完全にペースの主導権を握る形で4コーナーへ。絶好の手応えで直線を迎えると、更に後続を突き放し逃げ切り態勢に入った。直後を追走したミスターメロディが最後迫って来るも、二枚腰の粘りで振り切って11番人気の低評価を嘲笑う勝利を飾った。春の阪急杯ではモズアスコットやレッドファルクスらを破っている事から、今回の走りは十分に想像出来た1戦だったろう。それを一番良く分かっていたのは鞍上の菱田裕二騎手だった様だ。
 

ダイアナヘイロー

 
ダイアナヘイロー(ヤマカツセイレーン2013)

ダイアナヘイロー(ヤマカツセイレーン2013)

牝馬

父馬:キングヘイロー
母馬:ヤマカツセイレーン
母父:グラスワンダー
所属:大根田裕之厩舎(栗東)
生産:大西ファーム
馬主:駒秀

通算成績:26戦8勝(8-4-2-12)
主な戦績:阪神カップ、阪急杯など
via google imghp
 
3歳時から能力の一端を見せてはいたが、本当に開花したのは古馬になった夏。一気の4連勝を飾って重賞初勝利まであっさりと成し遂げて見せたダイアナヘイロー。1200mを中心に使われているが、本質的にはマイルまでなら対応可能な距離適性を持つ。スピード豊かで行き脚も良く、すんなりと先手を取った時のしぶとさはかなりのもの。キングヘイロー産駒の中でも、牝馬では歴代を代表する1頭だろう。
 

血統背景

 
キングヘイロー ダンシングブレーヴ Lyphard Northern Dancer
Goofed
Navajo Princess Drone
Olmec
グッバイヘイロー Halo Hail to Reason
Cosmah
Pound Foolish Sir Ivor
Squander
ヤマカツセイレーン グラスワンダー Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Ameriflora Danzig
Graceful Touch
ヤマカツサクラ フジキセキ サンデーサイレンス
ミルレーサー
ローズサッシュ ドクターデヴィアス
ゴールデンサッシュ


 

兄弟馬

 
特になし
 

近親馬

 
ステイゴールド(ゴールデンサッシュ1994)

ステイゴールド(ゴールデンサッシュ1994)

牡馬

父馬:サンデーサイレンス
母馬:ゴールデンサッシュ
母父:ディクタス
所属:池江泰郎厩舎(栗東)
生産:社台コーポレーション白老ファーム
馬主:社台レースホース

通算成績:50戦7勝(7-12-8-23)
主な戦績:香港ヴァーズ、ドバイシーマクラシックなど
via google imghp
 

血統評価:1.0pt

 
ゴールデンサッシュ一族の伏線で兄弟が全馬未勝利なので一族パワーでのワンパン産駒という印象だろう。
 

前評判

 
母系を遡るとゴールデンサッシュに辿り着く繁栄ファミリーの出自である。デビュー前の動きから新馬戦では人気が無い中で完勝の走り。実戦に行って良いタイプは一族の特徴で、キングヘイローが色濃く出た分の短距離型なのだろう。とは言え、快速型では無くあくまでも時計の掛かるパワー寄りの馬場でこそ力を発揮する。高齢になったからと言って、極端に能力が衰える事も無い。
 

馬名の意味

 

曲名+父名の一部

 
○○ヘイローの成功例と言えるネーミング。

関連記事

関連タグ

著者