抽選突破なら期待出来る1頭

 
スピード感十分、能力は非凡なタニノミッション

スピード感十分、能力は非凡なタニノミッション

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年々産駒の質が上って来ているウオッカ産駒。このタニノミッションは新馬で窮屈な面がありながら、正味ラスト200mの競馬で一気にかたを付けるパフォーマンスでデビュー戦勝利を飾った。そこから乗り替わりで浜中騎手にバトンは託されたが、調教で跨った第一印象は『思っていた以上に乗りやすい』とのコメント。気性面が安定した事も産駒にスピードなどの遺伝をしっかり伝えられる要因の1つではないだろうか。何より1戦1勝馬だけに先ずは抽選突破が第一関門となる。
 

ノーステッキで上がり33秒4

 

2018年10月21日 2歳新馬 芝1600m 東京競馬場

1着:タニノミッション 牝2 (J.モレイラ)
2着:カナロアガール 牝2 (北村宏司)
3着:ノーワン 牝2 (武豊)

レースタイム:1:36.8(良)
レース上がり3ハロン:33.7
勝ち馬上がり3ハロン:33.4
 
スタートダッシュを決めるも逃げ馬を前に行かせて自身はその直後をインで追走。直線入り口でスペースを見つけられず、直線半ばまで外へ出すのに手間取ってしまう。ようやく進路を確保すると、そこから軽く追われて一気に前を差し切る圧巻の脚力。勢い余って最後は内にヨレるも、一度もムチを使わずにこの走りで上がり33秒前半とかなりの力を示す1戦となった。モレイラ騎手も言及していたが、まだ精神的に子供で今後レースを経験して行けばもっと良くなって来るだろう。
 

馬体コンパクト、スピード感ある

 
シーザスターズ、フランケルと欧州の名馬を配合されて来たウオッカだがここに来て短距離型のインヴィシブルスピリットが父。そのタニノミッションは上の姉兄とは違って、全体的にまとまった優等生の1頭だ。年々産駒の質が上がって来ており、ここに来てスピードタイプが付けられた事により一気に爆発する可能性は大いに有り得る。鞍上にJ.モレイラ騎手と来れば初戦から期待するしかないだろう。
 

タニノミッション

 
タニノミッション(ウオッカ2016)

タニノミッション(ウオッカ2016)

牝馬

父馬:Invincible Spirit
母馬:ウオッカ
母父:タニノギムレット
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:Yuzo Tanimizu
馬主:谷水雄三

通算成績:1戦1勝(1-0-0-0)
主な戦績:2歳新馬
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父Invincible Spiritは現役時代に短距離戦線を中心に活躍したが、引退後の種牡馬実績の方が遥かに上。2014年のヨーロッパ年度代表馬に選ばれたKingmanを輩出するなど、徐々にその名声が高まって来ている。ウオッカに配合される種牡馬としてはこの上ない適合馬で、短距離馬とは言え産駒はある程度距離をこなせる事からも距離のレンジは馬次第だろう。ただ、デビューに向けての調整がゆっくりでまだ馬名も決まっていない様子。馬体重は春の段階で493kg。
 

血統背景

 
Invincible Spirit Green Desert Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Foreign Courier Sir Ivor
Courtly Dee
Rafha Kris Sharpen Up
Doubly Sure
Eljazzi アーティアス
Border Bounty
ウオッカ タニノギムレット ブライアンズタイム Roberto
Kelley's Day
タニノクリスタル クリスタルパレス
タニノシーバード
タニノシスター ルション Riverman
ベルドリーヌ
エナジートウショウ トウショウボーイ
コーニストウショウ


 

兄弟馬

 
タニノアーバンシー(ウオッカ2013)

タニノアーバンシー(ウオッカ2013)

牝馬

父馬:シーザスターズ
母馬:ウオッカ
母父:タニノギムレット
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:Yuzo Tanimizu(英)
馬主:谷水雄三

通算成績:18戦4勝 (4-5-2-7)
主な戦績:西部スポニチ賞など
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タニノフランケル(ウォッカ2015)

タニノフランケル(ウォッカ2015)

牡馬

父馬:フランケル
母馬:ウオッカ
母父:タニノギムレット
所属:中竹和也厩舎(栗東)
生産:Yuzo Tanimizu(愛)
馬主:谷水雄三

通算成績:9戦3勝(3-1-2-3)
主な戦績:西武スポニチ賞など
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近親馬

 
特になし
 

血統評価:1.3pt

 
遡ればシスタートウショウと同族の母ウオッカ、突然変異的に誕生した歴史的名牝も同世代の歴史的名牝どうよう繁殖結果はふるっていない。今回は父がかわるわけだがウオッカ産駒を見ているとこれまでの雰囲気からヨーロッパで走らせたら走るんじゃないかとおもうような地力があるが馬場があってないような印象を強くうけるので日本に戻してSS系の種牡馬の産駒をみたいというが本音。彼女にも注目だがこのまま日本種牡馬を配合しないで終わるのは残念すぎる。
 

前評判

 
牧場関係者は『まだまだこれからの馬です。少しずつ成長をして行ってますが、素材としてはしなやかで力強い動きを見せ良いモノを持っていると思います』と控えめながらも評価の高いコメント。母の実績を考えるとどんな名馬も霞んでしまう実績だけに比較するのは如何なものか。そう考えると、直近の産駒2頭がオープン級の活躍をしているのでまず悪くはない。いずれ重賞クラスも出て来るだろう。
 

馬名の意味

 

冠名+使命

 
血統的にも走る使命を受けた1頭、海外にその名を轟かせて欲しい。

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